ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
(こんなオーラは)
(見た事が無いぞ!!)
(何てすごい光を放っているんだ?!)
(しかも超美人!!!!)
ネビユはミューズを見て感動した。
それほどまでに彼女のオーラは綺麗に光り輝いていたのだ。
「あら、あなた達は?」
「ア・・アタシはネビユです!よ・・よろしくお願いしますっ!!」
「私はガモリーです。よろしくお願いします」
「私はミューズです。こちらこそ、よろしくお願いしますね。それでノーラ様、今日はどうなさったのですか?かわいいお客様を二人もお連れして」
(か・・かわいい?)
(あなたの方が100倍かわいいですっ!!)
ネビユは心の中で叫んだ。
「いやね、実は・・」
ノーラが、ネビユの母の魂を成仏させるためには妖刀龍光を強化せねばならず、その強化に『いん石のかけら』が必要な事を説明した。
「そうですか・・。それではクリスナーガを・・」
「ああ~ダメダメ!それはアンタに必要な物だ。私はクリスナイフを取りに来たんだよ」
「クリスナイフを?」
「シャール、クリスナイフはどこにあるんだい?大分前にアンタに渡したはずだが・・」
「あ、そ・・それは・・」
「ん?何でそんなに恥ずかしそうなんだ?」
「ノーラ様、これを見てください」
「ん?」
ミューズがそう言って、自分の左手を見せた。
その薬指に、ナイフの刃を思わせる小さく鋭い突起が7本突き出した指輪が嵌めてあった。
それを見ると、ノーラが目を丸くした。
「えっ?えっ?左手の薬指って事は・・」
「はい。プロポーズされました。シャールに」
「えええええええ!!!!????」
ノーラが思い切り叫んだ。
「そ・・そんなに驚く事か?大体、お前がプロポーズしろって言ったんじゃないか」
「あら、そんな事仰ったのですか?」
「ああ・・。アンタとミッチが買い物に行ってる時にね」
「まあ!あなたも人が悪いですね」
「悪かったよ。確かにそう言ったけど、まさか本当にするとは思わなかったから・・」
「信用されていないんだな・・私は・・」
「あ、いや‥そんなつもりじゃ・・。悪かったよ本当に。でも、婚約指輪にクリスナイフかぁ・・」
「これはあくまで仮だ。後でちゃんとした指輪を買うつもりだ」
「私は結構気に入っているんですけどね。クリスナイフは様々な状態異常から私を守ってくれますし」
「まあ、有用性だけを取ればそうなるだろうけど」
「あ・・あの・・ミューズ様」
「あなたはネビユ様・・ですよね?何でしょうか?」
「お・・おめでとうございます!ウナガ君もそうなれば良いなって言ってました!彼もきっと喜んでくれると思います!!」
「あら、ウナガのお知り合いですか?」
「はい!アタシ達もウナガ君と一緒で、ツヴァイク武闘会に参加したんです!」
「ウナガはどうだったんだ?」
シャールが真剣なまなざしで訊いてきた。
「ベスト8まで残りました。そこで優勝した選手に負けちゃいましたけど」
「ベスト8・・と言う事は、本選まで残ったと言う事だな?」
「はい、そうです。本選の一回戦ですけどね」
「まあ!すごいじゃない」
「そうか・・。それでも十分だ。やはり成長していたんだな。良かった・・」
ミューズが喜びで目を輝かせ、シャールが感慨深げに言った。
「ところで君達の成績は?」
「ガモリーはベスト4、アタシは準優勝です」
「あらあら!お二人とも強いのですね」
「二人ともウナガよりも上なのか・・」
感心したミューズと、ショックを受けたシャールは実に対照的だった。
「と言っても、アタシ達二人ともウナガ君と同じ選手に負けてしまったのですけれどね」
「その相手はどこの奴だったんだ?」
「ロアーヌの兵士だと言ってました」
「ロアーヌの兵士?そうか・・。となると、ミカエルはまた優秀な部下を得たと言う事か。兵士と言えば・・」
そう言って、シャールがガモリーの方を見た。