ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「ありがとう・・。う・・うう・・う・・」
「おい・・泣くなよ・・。予想してた事だろう?」
「な・・泣いてないもん・・!!ぐすっ・・」
「分かったよ。とりあえず、少し休憩しようか。ウナガもそれで良いな?」
「ああ。オイラもさっきのでヘトヘト・・」
5分ぐらい休憩してミッチが落ち着いてから出発した。
正面の階段を下りて地下3階へ。
B3
階段を下り切ってから左へ。
スパイダーソードがあった部屋を通過し、突き当りを左へ。
さらに突き当たってから右にある階段を下りて地下4階へ。
B4
「ここまで来るとモンスターはいなくても、別の何かが出てきそうな雰囲気だよな」
「な・・何かって・・。何が出るって言うのよゴン・・?」
「お~ば~け~だ~ぞ~!!!!」
「きゃあああああ!!!!」
オイラが悪ふざけをすると、ミッチが思い切り驚いた。
あまりの驚き方に、オイラとゴンは思わず笑ってしまった。
「ははははは!!」
「もう・・!!二人して私をいじめないでよっ!!」
「悪い悪い。けど、これくらいやらないと、お前、暗いまんまだったろ?」
「えっ・・?」
「多分、オイラ達に助けられた事を申し訳なく思ってるんだろうけど、そんな事気にするなよ?オイラ達、家族なんだからさ」
「そうそう!オレ達だってミッチに助けられたことは・・あると思うし。多分」
「多分って何よ!」
「あはははは!!」
ここでようやくミッチが笑顔になった。
B5
ここは吹き抜けになっていて、下の階が良く見える。
赤い絨毯が敷き詰められていて、やはりここは城だったのが分かる。
B6
『死をたたえよ』とか、訳の分からない言葉が書かれていた宝箱を通過し、扉を開けて外に出た。
そして、さきほど上の階から見えていた、赤い絨毯が敷き詰められている所をさらに奥に進んでいく。
ちなみに手前の部屋には、1Fに通じる転送装置がある。
が、さっきも言ったようにもう動いていない。
奥へ進んでドアを開けると、一度外に出た。
流石に外だと先ほどとは比べ物にならないほど明るい。
そして、さらに奥へ行くと上り階段がある。
そこを上ると、玉座の間に到着した。
奥に玉座があるのが見えるが、その前に、たくさんの柱がある。
「この辺の柱の裏から、いきなり何かが飛び出してきそうな気がしないか?」
「もう・・。またなの?やめてよ~」
「いや。今回はオレも怖いんだ。ほぼ真っ暗で何も見えないからな」
「オイラもさ。だからミッチ。何も恥ずかしがる事は無いんだ」
「う・・うん・・。分かった」
オイラ達三人は、柱の間を注意して奥に進んだ。
ここは本当に何かが出そうだった。
例えば、魔王の怨念とか・・。
とりあえず何も出なかった。
良かった・・。
柱を抜けて、ついに最奥の扉の前に到着した。
「これか・・。シャールさんが言ってた箱って」
下を見ると、扉の前に3つの白い箱が並んでいた。
それぞれ左の箱から、『ミッチへ』、『ゴンへ』、『ウナガへ』と書かれてあった。
皆、自分の名前が書かれた箱を取った。
動かすと、中からカサカサと音が鳴る。
どうやら箱の中に何か入っているみたいだ。
「どうする?ここで開けるか?」
開けよ開けよ!!
➡ 暗すぎ!無理!!
「ここじゃ暗すぎるから、こいつを持って一旦外に出よう」
「そうだな。階段下りればすぐだもんな」
「よし!じゃあレッツゴー!!」
オイラ達は玉座の間の外に出た。