ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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待ち受ける何か ユウ編⑫

お互いの剣がぶつかり合った。

正確に言えばミカエル様の武器は小剣なのだが、うまく俺の攻撃をいなしているので力の差は感じられない。流石だ。

 

この間に、俺は次の攻撃方法を考えているが、ミカエル様はそれ以上の事も考えているだろう。

とにかく、俺の全てをぶつけたい。

後悔はしたくない!

 

「五月雨斬り!!」

「ライトニングピアス!!」

 

お互いが最速で動ける技を使った。

俺の五月雨斬りがミカエル様にヒットした。

代わりに、ミカエル様のライトニングピアスが俺にクリーンヒットした。

今のでお互いがお互いの力を見極める事になったと思う。

やはり、ミカエル様の力は計り知れない。

ライトニングピアスを受けて、そう思った。

 

俺は一度ミカエル様から離れた。

 

「それで終わりか?」

「何のまだまだです!!」

「そう来なくては!『幻日』!!」

 

ミカエル様が術を使用した。

すると、ミカエル様の分身が、ミカエル様の横に現れた。

そして、すぐに消えた。

 

『幻日』とは、太陽から離れた位置の、太陽と同じ高度に光が見える大気光学現象の事だ。

つまりは、言葉通り『幻の日』を見せていると言う事になる。

太陽が術の使用者に変わっただけに過ぎない。

 

多分、今の俺ならこの術だって!

 

「幻日!!」

 

俺もミカエル様と同じ術を使用した。

俺の横に分身の俺が現れ、そして消えた。

 

「まさか、この術まで使えるようになっているとは・・」

「努力の賜物ですね。マグレな所もあるとは思いますが」

「フッ・・。あまり謙遜するな。今のお前は、十分に私と対等に戦える力を持っているよ」

「光栄です!父上に認めてもらえましたので、次は父上に勝つ事を目標にします」

「ははは!!常に上を目指す事は良い事だ!私も戦い甲斐があると言う物。では行くぞ!」

 

ミカエル様が先に動いた。

俺は今回は、この場で待つ作戦を取った。

 

ミカエル様はカウンターを使うつもりは無いのだろう。

俺も同じだ。

ここからは、『幻日』がいかに自分を守ってくれるか、ミカエル様がいかに『幻日』に守られるかも考えて戦わなくてはな。

 

「スネークショット!!」

「剣閃!!」

 

まずは遠距離からの技がぶつかった。

技が相殺されたようだ。

 

「ファイアクラッカー!!」

「疾風剣!!」

 

今度は素早く動く技同士でぶつかりあった。

俺もミカエル様も幻日に守られた所もあるが、かなりダメージを受けた。

そろそろ決着を着ける時か・・。

 

どうやらミカエル様も同じ考えらしい。

お互いが同タイミングで離れた。

 

「黄龍剣!!」

 

俺は全ての力をこの技にかける事にした。

 

「ファイナルレター!!」

 

対するミカエル様も、小剣の最強の技で応戦してきた。

これで決着が着く。

泣いても笑っても、これで決着が着くんだ!

 

行っけぇぇぇぇぇぇぇーーーーー!!!!!

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