ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
お互いの剣がぶつかり合った。
正確に言えばミカエル様の武器は小剣なのだが、うまく俺の攻撃をいなしているので力の差は感じられない。流石だ。
この間に、俺は次の攻撃方法を考えているが、ミカエル様はそれ以上の事も考えているだろう。
とにかく、俺の全てをぶつけたい。
後悔はしたくない!
「五月雨斬り!!」
「ライトニングピアス!!」
お互いが最速で動ける技を使った。
俺の五月雨斬りがミカエル様にヒットした。
代わりに、ミカエル様のライトニングピアスが俺にクリーンヒットした。
今のでお互いがお互いの力を見極める事になったと思う。
やはり、ミカエル様の力は計り知れない。
ライトニングピアスを受けて、そう思った。
俺は一度ミカエル様から離れた。
「それで終わりか?」
「何のまだまだです!!」
「そう来なくては!『幻日』!!」
ミカエル様が術を使用した。
すると、ミカエル様の分身が、ミカエル様の横に現れた。
そして、すぐに消えた。
『幻日』とは、太陽から離れた位置の、太陽と同じ高度に光が見える大気光学現象の事だ。
つまりは、言葉通り『幻の日』を見せていると言う事になる。
太陽が術の使用者に変わっただけに過ぎない。
多分、今の俺ならこの術だって!
「幻日!!」
俺もミカエル様と同じ術を使用した。
俺の横に分身の俺が現れ、そして消えた。
「まさか、この術まで使えるようになっているとは・・」
「努力の賜物ですね。マグレな所もあるとは思いますが」
「フッ・・。あまり謙遜するな。今のお前は、十分に私と対等に戦える力を持っているよ」
「光栄です!父上に認めてもらえましたので、次は父上に勝つ事を目標にします」
「ははは!!常に上を目指す事は良い事だ!私も戦い甲斐があると言う物。では行くぞ!」
ミカエル様が先に動いた。
俺は今回は、この場で待つ作戦を取った。
ミカエル様はカウンターを使うつもりは無いのだろう。
俺も同じだ。
ここからは、『幻日』がいかに自分を守ってくれるか、ミカエル様がいかに『幻日』に守られるかも考えて戦わなくてはな。
「スネークショット!!」
「剣閃!!」
まずは遠距離からの技がぶつかった。
技が相殺されたようだ。
「ファイアクラッカー!!」
「疾風剣!!」
今度は素早く動く技同士でぶつかりあった。
俺もミカエル様も幻日に守られた所もあるが、かなりダメージを受けた。
そろそろ決着を着ける時か・・。
どうやらミカエル様も同じ考えらしい。
お互いが同タイミングで離れた。
「黄龍剣!!」
俺は全ての力をこの技にかける事にした。
「ファイナルレター!!」
対するミカエル様も、小剣の最強の技で応戦してきた。
これで決着が着く。
泣いても笑っても、これで決着が着くんだ!
行っけぇぇぇぇぇぇぇーーーーー!!!!!