ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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リーケル&ルネ編 第一章⑨

陣形はオープンデルタ(▷)で、前衛はリーケルとルネだ。

 

「で、オレ達は何をすれば良いんだ?」

「奴を攻撃すれば良い。奴は強いからいくつか技を閃けるだろう」

「技?オレ達にも閃けるのか?」

「言ったろ?お前達は見どころがあるって。敵が強ければ強いほど技を閃きやすいし、強い技も閃きやすくなる。何故か?それは、敵が強ければ強いほど生きるのに必死になって、頭がフル回転するからさ。百聞は一見に如かずって言うだろ?とりあえずやってみな」

「よ・・よっしゃ!!行くぞルネ」

「お・・おう!!」

 

二人が同時に突っ込んだ。

当然、オーガもスリッジハンマーで殴ろうとしてきた。

 

(足元がお留守だぜ!!)

 

「足払い!!」

 

ルネがオーガの足を払い、オーガをスタンさせた。

 

「おお!本当だ!!オレにも技が閃けたぜ」

「ナイスだルネ!よっしゃ!!俺も追撃だ!脳天割り!!」

 

リーケルがオーガの脳天を叩いた。

ダメージはほとんど無いが、オーガは眠りに落ちた。

 

「やるじゃねえかリーケル!」

「よっしゃ!!今のうちに畳み掛けろ!!」

「おう!石突き!!」

 

ルネは槍を手の中でクルリと半回転させ、穂先では無く石突きの部分で攻撃した。

すると、オーガが目を覚ました。

 

「ハードヒット!!」

 

リーケルは大きくバッグスイングを取り、その反動を利用して攻撃した。

これでも、オーガには大してダメージを与えられなかった。

 

「立たせるかよ!二段突き!!」

 

ルネはオーガに向かって2,3歩踏み込み、残像が見えるほどのスピードで一気に二回突いた。

だが、ダメージが少なく、オーガが立ち上がってしまった。

 

「ダメだ!浅い!!」

「気をつけろリーケル!攻撃が来るぞ!!」

 

オーガがリーケルに向けて、スリッジハンマーで攻撃した。

 

「ここだ!ジャストミート!!」

 

リーケルは攻撃しようとするオーガの機先を制して、瞬時にカウンターを叩きこんだ。

 

「カウンター技まで閃くとは、やるじゃねえか!!」

 

後ろで見ていたトルネードがリーケルを褒めた。

 

「よっしゃ!!ありがとうございます!!」

「おい!油断するなよリーケル!!まだ終わってねえんだからな!!」

「分かってるって!!」

「エイミング!!」

 

ルネは全神経を槍に集中させた。

 

「あれ?攻撃はまだか?」

「集中してるんだ!黙ってろ!!」

「わ・・分かった・・。じゃあ俺が先に!回転撃!!」

 

リーケルは手の中でバトルハンマーをくるりと回転させながらオーガを叩き上げ、手首の返しの際に叩き下ろした。

これでも、オーガには効果的なダメージを与えられなかった。

 

「今だ!!」

 

ルネがオーガに対して狙いすました一撃を与えた。

これが見事にクリティカルヒットになった。

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