ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
陣形はオープンデルタ(▷)で、前衛はリーケルとルネだ。
「で、オレ達は何をすれば良いんだ?」
「奴を攻撃すれば良い。奴は強いからいくつか技を閃けるだろう」
「技?オレ達にも閃けるのか?」
「言ったろ?お前達は見どころがあるって。敵が強ければ強いほど技を閃きやすいし、強い技も閃きやすくなる。何故か?それは、敵が強ければ強いほど生きるのに必死になって、頭がフル回転するからさ。百聞は一見に如かずって言うだろ?とりあえずやってみな」
「よ・・よっしゃ!!行くぞルネ」
「お・・おう!!」
二人が同時に突っ込んだ。
当然、オーガもスリッジハンマーで殴ろうとしてきた。
(足元がお留守だぜ!!)
「足払い!!」
ルネがオーガの足を払い、オーガをスタンさせた。
「おお!本当だ!!オレにも技が閃けたぜ」
「ナイスだルネ!よっしゃ!!俺も追撃だ!脳天割り!!」
リーケルがオーガの脳天を叩いた。
ダメージはほとんど無いが、オーガは眠りに落ちた。
「やるじゃねえかリーケル!」
「よっしゃ!!今のうちに畳み掛けろ!!」
「おう!石突き!!」
ルネは槍を手の中でクルリと半回転させ、穂先では無く石突きの部分で攻撃した。
すると、オーガが目を覚ました。
「ハードヒット!!」
リーケルは大きくバッグスイングを取り、その反動を利用して攻撃した。
これでも、オーガには大してダメージを与えられなかった。
「立たせるかよ!二段突き!!」
ルネはオーガに向かって2,3歩踏み込み、残像が見えるほどのスピードで一気に二回突いた。
だが、ダメージが少なく、オーガが立ち上がってしまった。
「ダメだ!浅い!!」
「気をつけろリーケル!攻撃が来るぞ!!」
オーガがリーケルに向けて、スリッジハンマーで攻撃した。
「ここだ!ジャストミート!!」
リーケルは攻撃しようとするオーガの機先を制して、瞬時にカウンターを叩きこんだ。
「カウンター技まで閃くとは、やるじゃねえか!!」
後ろで見ていたトルネードがリーケルを褒めた。
「よっしゃ!!ありがとうございます!!」
「おい!油断するなよリーケル!!まだ終わってねえんだからな!!」
「分かってるって!!」
「エイミング!!」
ルネは全神経を槍に集中させた。
「あれ?攻撃はまだか?」
「集中してるんだ!黙ってろ!!」
「わ・・分かった・・。じゃあ俺が先に!回転撃!!」
リーケルは手の中でバトルハンマーをくるりと回転させながらオーガを叩き上げ、手首の返しの際に叩き下ろした。
これでも、オーガには効果的なダメージを与えられなかった。
「今だ!!」
ルネがオーガに対して狙いすました一撃を与えた。
これが見事にクリティカルヒットになった。