ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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リーケル&ルネ編 第一章⑪

「あっ!」

「どうしたリーケル?」

「あそこにオーガの武器が落ちてる」

 

リーケルがスリッジハンマーの所に向かった。

そして、それを拾い上げた。

 

「ぐえ!お・・重い・・」

「流石にそれは、お前にはまだ扱えないと思うぜ?」

「ですね・・。くっそぉ・・。せっかく良い武器を見つけたと思ったのに・・そうだ!」

「どうした?」

「コイツを洞窟に隠しておけば良いんだ!で、俺がもっと強くなったらここに取りに来る」

「なるほど・・。流石はリーケル」

「へへ!よっしゃ!!」

「じゃあそろそろ良いか?邪魔者もいなくなった事だし、中に入るとするぜ」

 

三人は洞窟の中へと入って行った。

 

 

 

「おかしい・・」

「モンスターが一匹もいない・・?」

 

三人はかつて『野盗の巣窟』と呼ばれていた洞窟を奥へと進んでいる。

だが、地下一階に下りても、いまだに一匹のモンスターとも出会っていない。

 

「まあそうだろう。世界中でモンスターが現れたと言っても、まだまだ数はそんなに多くない。大体、モンスターの数が増えたら、それこそ大問題だからな」

「何当たり前な事言ってるんだ?」

「それが『当たり前』な事じゃ無いんだよな」

「それってもしかして、『モンスターの正体が何やら曰く付き』って言うのと関係があるのですか?」

「おお。関係大ありだ。・・知りたいか?」

「何だか聞くのが怖いですね・・。聞くのやめようかなぁ・・」

「まあオレが話さなくても、否が応でもお前達は知る事になるさ」

 

リーケルとルネは不安からか、お互いの顔を見合った。

 

地下二階。

この階が最下層だ。

そして以前、野盗のボスがいた所までたどり着いた。

 

「まだ先があるな」

 

以前、野盗のボスがいた所の奥に、細い道が続いているのが見える。

 

「変だな・・。オレが以前調査に来た時は、ここまでだったはずだが・・」

「それっていつの話だ?」

「オレがまだ城から自由に出してもらえてた時だから、2年前か。そうか・・。あれからもう2年・・か」

 

ルネが物思いに耽ってしまったようだ。

 

「どうしたルネ?」

「あ、いや・・。何でも無い」

「ふ~ん・・?まあ良いか。トルネードさん」

「何だ?」

「あなたは、この洞窟の変化について何か知っていますか?」

「オレもここに来るのは7年ぶりだな。だからこんな風になってるのは知らなかった」

「そうですか。では、先に進むしか無いと言う事ですね」

「そう言う事だな。よし。ここからはオレが先に行く。お前達、後ろにも十分注意しろよ」

「了解!」

 

トルネードの言葉に、二人が同時に返事をした。

その道は一人ずつしか進めないくらいの広さなので、トルネード、ルネ、リーケルの順で一列で進む事になった。

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