ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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リーケル&ルネ編 第一章⑯

それから5分ほどして、トルネードが戻ってきた。

 

「許可を得てきたぜ。じゃあ早速行こうか」

 

そう言って、先に歩き出した。

 

複雑なルートを進み、中央にある、でかい棺がある広間に来た。

 

「ここだ」

「はっ?ここって何も無い所だぞ?」

「あるんだなこれが」

 

トルネードが目の前の棺を押すと、その下に階段があった。

 

「この下か!」

「そうだ」

「でも、何でわざわざこんな造りにしたんだろうな?」

「知るか。聖王に聞いてくれ」

「それ、どう考えても無理だろ!」

「ははっ!まあそうだな」

 

そんな言い合いをしながら、下に続く階段を下りて行った。

 

下の階に着くと、目の前に骨がいた。

 

「骨だ」

「骨だな」

 

リーケルとルネが確認しあった。

 

「この骨が先生なのか?」

「そうだ。この骨が『ロアリングナイト先生』だ」

「ロアリングナイト先生・・か。やっぱり骨だよな」

「ああ。骨だ」

「つらいテストだが受けるか?」

「うわ!骨がしゃべった!!」

「落ち着けリーケル。さっきのホブゴブリンもしゃべってただろ?」

「そうだけどホブゴブリンと違って、コイツの言葉は流暢で普通の人間と全く変わらないぞ?!」

「そう言われてみると、確かにモンスターっぽく無いな」

「だろ?だからさっきオレが、『精霊とかに近い存在に思える』って言ったんだ」

「なるほど。納得だ」

「もう一度聞く。つらいテストだが受けるか?」

「二人とも先生に鍛えてもらいな。強くなりたいんだろ?国を守るために」

「!何故それを?」

「リーケル、お前が『洞窟を調べたい』と言う前に、ルネとお互い頷きあったろ?あの時覚悟を決めたはずだ。戦争が避けられないのなら、自分達が強くなって戦争を止めようってな。違うか?」

「そうです。今のままでは、部下達は誰も私達の言う事なんて聞いてくれないでしょうからね」

「そう言う事だ。強くなったオレ達を見れば、もしかしたら親父達を説得させる事も出来るかも知れんからな」

「まさにお前達にとって『試練』だな。お前達に出来るかも『知れん』だけに」

「・・・」

「・・・」

「よっしゃ!やってやる!!」

「おし!オレもだ!!」

「おい!無視するなよ」

 

二人が武器を構えると、ロアリングナイトも無言で二本の剣を構えた。

 

「二刀流か・・」

 

と思ったら、肩の辺りからもう二本腕が伸びてきた。

 

「げげげ!!!二刀流どころか四刀流かよ!!」

 

そちらの腕も剣を持っており、合計4本の剣を持っている事になる。

 

「トルネードさん!何かアドバイスはありますか?」

「死ぬな!以上!!」

「ええ~!?」

「ふざけてんのか?!」

「オレがふざけるような人間に見えるか?」

「さっきのやり取りをもう忘れたのか・・?」

「何だったかな?歳のせいか物忘れがひどくてな」

「ちっ・・。まあ良い。にしても、『死ぬな』なんて当たり前すぎるアドバイスだぜ?」

「ソイツ相手には、ちょっと意味が違うんだ」

「言ってる意味は良く分からんが、とにかく行くぜ!!」

 

まずはルネが突っ込んだ。

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