ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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リーケル&ルネ編 第一章⑱

「無駄だ!ライフブレイクは間接技だ!だからカウンター技は当たらない!!」

「な・・何ですとぉ~!?」

 

実際、トルネードが言った通り、カウンター技でライフブレイクは回避できなかった。

その結果、リーケルが1回、ルネが3回ライブレイクを受けた。

 

「くそ・・。このままじゃ・・」(LP2)

「あせるなよリーケル」(LP6)

「そりゃお前はまだ6回も受けられるからな。俺なんてあと2回しか・・」

「悲観的になるな!オレが打開してやる!!」

 

ルネがロアリングナイトに突っ込んだ。

 

「よし!閃いた!!スパイラルチャージ!!」

 

ルネは槍をドリルのように鋭く回転させながら体当たりし、衝突の瞬間に槍をロアリングナイトの体にねじりこんだ。

 

「今の技は突属性だけじゃなく、打属性の攻撃でもあるからな。かなり先生にダメージを与えたはずだ」

 

トルネードが今度はルネを褒めた。

 

「だが、お前達個人で攻撃しても大したダメージは与えられないぜ?二人で連携を狙うんだ」

「連携?」

「二人の呼吸を合わせるんだ。そうすれば、1のダメージが1.5にも2にもなる。大丈夫。お前達ならやれる」

「簡単に言ってくれるぜ。だが、そこまで言われたらやるしかね~な」

「よっしゃ!やろうルネ!!」

「ああ!やってやる!!」

 

そうこうしている間に、リーケルが1回、ルネが3回ライフブレイクを受けた。

 

「もう後が無いな・・。行くぜリーケル!!」(LP3)

「よっしゃ!!これで決めるぞ!!」(LP1)

 

リーケルが『骨砕き』

ルネが『スパイラルチャージ』で全力で攻撃した。

 

「骨チャージ!!」

 

二人の全力の連携を受けたロアリングナイトは静かに消えて行った。

 

「よっしゃーーーーー!!!!!」

「うおおおおお!!!やった!!やったぜーーー!!!」

 

オーガを倒した時のように、二人はがっちりと握手した。

 

「見事な連携だったぞ」

「ありがとうございます!・・あれ?何か体が軽くなったような・・」(LP10)

「体の疲れも取れてるぜ?」(LP10)

「本当だ・・。何で?」

「先生を倒すとな、命の力と体力を回復してくれるのさ。ロアリングナイトが先生たる所以がこれだな。何度戦っても、倒せば全回復してくれる」

「えっ?じゃあロアリングナイトは・・」

 

リーケルが言葉を言い終わる前にロアリングナイトがいた方を見ると、いつの間にか復活していた。

 

「やっぱり、生きていたのか!」

「『不死』だからな。当然の話だ」

「まあそうなんでしょうけど・・」

「何か不服か?」

「いえ。何も」

「見事だ。この先へ進むと引き返せないが行くか?」

 

ロアリングナイトが久しぶりに話しかけてきた。

 

「えっ?この先があるのか?」

「いや。以前はあったんだが、残念ながら今はもう何も無いぜ」

「じゃあ何でロアリングナイトはさっきあんな事を言ったんだ?」

「先生はもはや、同じ事を繰り返し言うだけの『村人A』になり下がっているんだ」

「村人A・・。例えが的確過ぎる・・」

 

リーケルが感心した。

 

「じゃあ一応試してみようかな・・?ロアリングナイトさん、あなたに質問があるのですが良いですか?」

「・・・」

「あなたは一体、何者なのですか?」

「・・・」

「ダメだこりゃ。諦めよう」

 

リーケルは答えを知るのを諦めた。

 

「もう一度訊く。この先へ進むと引き返せないが行くか?」

 

 

      はい

   ➡  いいえ

 

 

「そうだな。それで良い。それで第2回戦が始まる訳だ。1回倒しただけじゃ、まだまだ強くなれてないからな」

「なるほど・・。これなら何度でも戦えるな!」

「よっしゃ!やってやるぜ!!」

 

リーケルとルネは再び武器を構えた。

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