ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ネビユ編 第一章⑤

「二人とも、一人ずつ撃破で行くよ!」

「了解!!」

「ウォークライ!!」

 

エレンさんが斧を高く掲げ、自らの士気を高めるための歌を歌った。

これにより、エレンさんの戦闘力が増したようだ。

 

(美人なだけじゃなく)

 

(歌もうまいんだ)

 

(惚れ惚れするよね)

 

アタシは心の中でそう思った。

 

「影ぬい!!」

 

サラさんが放った矢が、野盗の一人の影を射貫いた。

 

「な・・何だこりゃ!?体が・・動かねえ・・!!」

 

影を射抜かれた野盗はその場にしゃがみこんでしまった。

 

「巻き打ち!!」

 

そこに、セイマさんの追撃が決まった。

二連携『影打ち』の完成だ。

野盗はその場に倒れた。

 

「な・・何だと!?」

 

リーダーが怯むと、他のメンバーも勢いを失ったみたいだ。

 

「よし!まず一人!!」

「油断しないでよセイマ!!」

「分かってる」

 

サラさんとセイマさんが絶妙なコンビネーションを見せた。

他の人とはあまり話さないが、この二人は良く話すようだ。

 

「でたらめ矢!!」

 

サラさんがでたらめに放った矢は、全て明後日の方向に飛んで行った・・。

 

「サラ!いくら『でたらめ』でも、もう少しちゃんと狙おうよ」

「ゴメーンお姉ちゃん!!」

「まあ良いわ。良くある事だし」

 

良くあるのかーーーい!!!!

 

「スカルクラッシュ!!」

 

エレンさんが斧を叩きつけて攻撃した。

この攻撃は、敵の骨に直接影響があるようで、敵の戦闘力を低下させたみたいだった。

 

「払い抜け!!」

 

そこにセイマさんがすかさず追撃した。

三連携『でたらめスカル抜け』だ。

タイミングはばっちりで、野盗をもう一人倒した。

 

「ナイスセイマ!これで二人目!!」

「な・・何なんだこいつらは?!滅茶苦茶強いじゃねえか!!」

「アニキ・・。どうします?」

 

残った部下二人がリーダーの所に戻った。

態勢を立て直すつもりかな?

 

「オ・・オレは逃げる!!お前達、オレが逃げ切るまで時間を稼げ!!」

「そんなぁ~!殺生な!!」

 

リーダーが回れ右して逃げようとした。

 

「イド・ブレイク!!」

 

サラさんが何故か逃げるリーダーでは無く、部下の方を攻撃した。

その矢は頭をぎりぎり掠めるように飛んでいった。

何か特殊な感じの攻撃技だ。

 

「う・・うわああああ!!!!いつの間にこっちに来たんだ!?」

 

攻撃を受けた野盗は混乱しているようで、リーダーをアタシ達の誰かだと認識しているらしい。

逃げようとしたリーダーを持ってる剣でなぎ払ってしまった。

 

「ぐえっ!!て・・てめえ・・何しやがる!!」

 

リーダーが部下にお返しをしようとしたその時・・。

 

「トマホーク!!」

 

エレンさんがブーメランのように斧を勢いよく投げると、リーダーに当たった。

 

「地走り!!」

 

そこへセイマさんが追い打ちをかけた。

敵の『なぎ払い』も含めると、『なぎトマ走り』ってとこかな?

三連携では無いんだけどね。

 

「ぐへえ・・」

 

リーダーはその場に倒れた。

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