ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「二人とも、一人ずつ撃破で行くよ!」
「了解!!」
「ウォークライ!!」
エレンさんが斧を高く掲げ、自らの士気を高めるための歌を歌った。
これにより、エレンさんの戦闘力が増したようだ。
(美人なだけじゃなく)
(歌もうまいんだ)
(惚れ惚れするよね)
アタシは心の中でそう思った。
「影ぬい!!」
サラさんが放った矢が、野盗の一人の影を射貫いた。
「な・・何だこりゃ!?体が・・動かねえ・・!!」
影を射抜かれた野盗はその場にしゃがみこんでしまった。
「巻き打ち!!」
そこに、セイマさんの追撃が決まった。
二連携『影打ち』の完成だ。
野盗はその場に倒れた。
「な・・何だと!?」
リーダーが怯むと、他のメンバーも勢いを失ったみたいだ。
「よし!まず一人!!」
「油断しないでよセイマ!!」
「分かってる」
サラさんとセイマさんが絶妙なコンビネーションを見せた。
他の人とはあまり話さないが、この二人は良く話すようだ。
「でたらめ矢!!」
サラさんがでたらめに放った矢は、全て明後日の方向に飛んで行った・・。
「サラ!いくら『でたらめ』でも、もう少しちゃんと狙おうよ」
「ゴメーンお姉ちゃん!!」
「まあ良いわ。良くある事だし」
良くあるのかーーーい!!!!
「スカルクラッシュ!!」
エレンさんが斧を叩きつけて攻撃した。
この攻撃は、敵の骨に直接影響があるようで、敵の戦闘力を低下させたみたいだった。
「払い抜け!!」
そこにセイマさんがすかさず追撃した。
三連携『でたらめスカル抜け』だ。
タイミングはばっちりで、野盗をもう一人倒した。
「ナイスセイマ!これで二人目!!」
「な・・何なんだこいつらは?!滅茶苦茶強いじゃねえか!!」
「アニキ・・。どうします?」
残った部下二人がリーダーの所に戻った。
態勢を立て直すつもりかな?
「オ・・オレは逃げる!!お前達、オレが逃げ切るまで時間を稼げ!!」
「そんなぁ~!殺生な!!」
リーダーが回れ右して逃げようとした。
「イド・ブレイク!!」
サラさんが何故か逃げるリーダーでは無く、部下の方を攻撃した。
その矢は頭をぎりぎり掠めるように飛んでいった。
何か特殊な感じの攻撃技だ。
「う・・うわああああ!!!!いつの間にこっちに来たんだ!?」
攻撃を受けた野盗は混乱しているようで、リーダーをアタシ達の誰かだと認識しているらしい。
逃げようとしたリーダーを持ってる剣でなぎ払ってしまった。
「ぐえっ!!て・・てめえ・・何しやがる!!」
リーダーが部下にお返しをしようとしたその時・・。
「トマホーク!!」
エレンさんがブーメランのように斧を勢いよく投げると、リーダーに当たった。
「地走り!!」
そこへセイマさんが追い打ちをかけた。
敵の『なぎ払い』も含めると、『なぎトマ走り』ってとこかな?
三連携では無いんだけどね。
「ぐへえ・・」
リーダーはその場に倒れた。