ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX 作:日加利有亮
「あ、そうだ!あたしからも質問良い?」
「はい、何でしょう?アタシも年齢と恋人の事以外なら何でも答えますよ?」
「あはは!別にマネしなくても・・」
「ははは・・。そうですよね」
「セイマとサラは実の姉弟なの?」
「いいえ。それは違いました。確かにオーラの色も形も良く似ていますが、血縁関係はありません。それはアタシが保証します」
「ああ良かった!あの二人が姉弟とかだと、後々大変な事になるからね。ああ~!ネビユがいて良かった」
「・・と言いますと?」
「あの二人ね・・。今度結婚するの」
「な・・何ですとぉ~!?」
「そんなに驚く事?」
「あ、いえ・・。そう言われてみると、お似合いのカップルかも」
「でしょ?普通『宿命の子』って一人のはずなのよ。魔王の時も聖王の時も。そして今回も。でも今回は二人生まれた。これには絶対に何か理由があるはず。それはつまり、今回は『二人で一人』なんだって、そう思った。あたしだけじゃなく、あの二人もね。だから、あの二人には絶対に幸せになってもらいたいんだ」
「そうですね。以前と違って、一人では死食を乗り越える事が出来なくなった。だから今回は二人生まれた。そのおかげで、破壊の力を創造の力に変える事が出来た。魔王でもなく聖王でもない。まさに神王・・あっ!!」
「どうしたの?」
「エレンさん達のチーム名の『SINON(シノン)』って、まさか『SINOH(シンオー)』と掛けてるなんて事無いですよね?」
「おっ!鋭い!!チーム名はあたしが考えたんだよ。『SINON』だけじゃセイマがいなくても成り立っちゃうじゃない?だから『SINOH』とかけたの」
「そうだったのですね」
「ちなみに、『セイマ』の名前はサラが考えたの。あたしは最初、神王から取って『シン』とか『シン=オウ』って名前にしたら?って言ったんだけどね。サラが頑として聞かなくて。聖王と魔王の中間の存在だから『セイマ』って。セイマ自身も気に入ったみたいで」
「良い名前だと思います」
「うん。あたしもそう思う」
「ちなみに、サラさんの名前は誰が考えたのですか?」
「父と母で決めたみたい。そう言えば、どうして『サラ』って名前にしたのかは聞いてないなぁ」
「そうですか」
それで話が一段落したので、アタシは再びエレンさんから技を教わる事になった。
そして、そうこうしている内に三つ目の洞窟にたどり着いた。
「これで三つ目だね。行こう」
セイマさんが合図をすると、アタシ達4人は洞窟内に入って行った。
三つ目の洞窟は、隠し通路が結構あって面倒くさかった。
何でこんな造りにしたんだろう?
けど、大きさ自体は大した事は無くて、すぐに最奥に到着した。
ここも宝箱がある場所が少し高い所にあって、その前に上り階段がある感じだったので、他の皆には階段の下で待機してもらう事にした。
「さてと・・。今度はどんな奴かな・・?」
アタシが紙を剥がすと、白い紙が宙に浮き、見る見る内にモンスターの姿に変わった。
その姿は・・。
「レ・・レッドドラゴン!?」
のように見えたけど、かなり小さかった。