ロマンシングサガ3-2 REVIVE OF THE SIX   作:日加利有亮

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ネビユ編 第一章⑮

「ブレイザー(鳥LV6)だね・・。それほど強くないとは思うけど・・」

「思うけど?」

 

アタシはセイマさんに尋ねた。

 

「一人で戦うには結構きついかも・・ね」

「ええ!?そうなのですか?!」

 

アタシがびっくりしている間に、ブレイザーが炎を吐いてきた。

 

「きゃあああ!!!熱ぅい!!!!」

 

アタシはさっきの戦いと同じくガードしたけど、エルムバードのファイアボールとは威力がまるで違った。

今度はとても苦しかった・・。

 

「お返しだぁ!!『アクセルターン』!!」

 

アタシは火炎を受けながらも反動をつけながら猛然とダッシュし、ブレイザーに接近、直前で半回転・急停止して、その運動量を斧の攻撃に変えて斬りつけた。

この攻撃はかなり効果があったみたいで、ブレイザーが慌ててアタシから離れた。

 

「ようし!効いてる効いてる!!畳み掛けるぞぉ!!」

 

そう思ってブレイザーに近づくと、ブレイザーの体に火がまとわりついた。

どうやら、朱鳥術の『セルフバーニング』を使ったようだ。

こうなってくると、直接攻撃をすると手痛い反撃を受ける事になる。

 

「なら間接攻撃をお見舞いしてやる!『メガホーク』!!」

 

アタシはトマホークの強化版の技をお見舞いした。

とは言え、トマホークと違う所は、予測もつかない方向から敵を攻撃するって事だけだけど。

そのおかげで多少は攻撃力が上がるけど、この技の真骨頂は敵が一体じゃ無い時だから、まあ今回はそれほど活躍出来てないかな?

今後の戦いに期待しよう!

 

「きゃあああ!!!!」

 

そんな事を思ってる最中に、また火炎攻撃が来た。

これを喰らい続けると、流石にやばい!

そろそろ決着をつけないと・・。

でも、やっぱり手斧じゃダメージが心もとない・・。

 

「それじゃあ、とっておきを見せてあげる!『次元断』!!」

 

アタシは次元を断ち割り、その次元断層にブレイザーを突き落として抹消した。

この技は便利なんだけど、効かない敵も多いし、そもそも命中率もそれほど高く無いのが難点。

けど、成功すれば一撃で敵を倒す事が出来る。

びっくりだよね。

まあ、全部エレンさんからの受け売りなんだけど。

 

「次元断まで見事に決めるとは・・」

 

階段を上って来たエレンさんが呆気に取られたみたいだ。

 

「えっ?アタシが出来ると思って教えてくれたのでは?」

「まあそうなんだけど、そう簡単に出来るとは思ってなかったんだよなぁ」

「あれ?もしかしてアタシ、信用されてない?」

「いや、そう言う訳じゃ無いよ。ただね、あたし結構苦労したんだよ?次元断が使えるようになるまでに」

「そうそう。お姉ちゃんてば斧が得意じゃないのに、わざわざ斧使うんだもん」

「それさっきも言ってましたよね?じゃあ、エレンさんの得意武器ってなんですか?」

「それはね・・」

「サラ!そんな事は後!ネビユも早く石板を取って来なさい」

「あっ!そうでしたね」

 

アタシが振り返ってみると、次元のはざまに突き落としたはずのブレイザーも、ちゃんと石板に変化していた。

アタシは石板を拾い上げた。

 

「後一つか・・」

「この洞窟には出入口は一ヶ所しか無さそうだ。入口まで戻ろう」

「はい。分かりました」

 

セイマさんにそう言われて、アタシ達は洞窟の入口まで戻った。

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