クラス委員が決まってから、しばらくが経過した。
クラス委員で書記になったトウカとさあやは。
「「失礼しました」」
この日は、今日書いたレポートを職員室に居る先生に渡し、礼をしながら職員室を出た。
トウカはさあやに話しかける。
「ありがとうね、さあやちゃん。おかげで助かったわ」
「ううん。私も書記だから」
「じゃあ、帰りましょうか」
「そうだね」
トウカはさあやにそう言うと、さあやはそう答える。
2人がそう話していると。
「お?トウカとさあやじゃん」
「書記組か」
「お疲れ様です」
「お疲れ〜」
そこに、リムル、フォルテ、ディアブロ、ウルティマの面々がやってくる。
「お疲れ様」
「フォルテ達も、これから帰る所?」
「ああ。丁度仕事も終わったしな。ディアブロが居てくれて、助かるよ」
「ありがとうございます」
「ウルティマもな」
「うん」
「良かったら、一緒に帰るか?」
「私はいいですよ。トウカさんは?」
「そうね。一緒に帰らせてもらうわ」
さあやとトウカがそう話しかけると、リムルとフォルテはそう言い、ディアブロとウルティマはそう答える。
フォルテ達は話しながら帰る事にした。
「それにしても、エミリアさんは凄いよね」
「そうね。一癖も二癖もある人たちばっかりなのにね。」
「そうだな」
「一度、エミリアに聞いてみたんだが、『凄く大変かもしれないけど、私はこの世界で出来る事をしたい』って言ってたな」
「我々も負けてはられませんよ、リムル様、フォルテ様」
「僕たちもね」
「そうだな。よぉ〜し!俺たちも頑張るぞ!」
「ああ。テンペストの盟主で、魔王だからな」
トウカとさあやはそう言う。
エミリアがリムルとフォルテと共に委員長として頑張っているのを見ていたからか。
それを聞いて、リムルとフォルテはそう話す。
そんな風に話しをしながら帰っていく。
翌日、アーク、アリアン、チヨメ、ポンタが登校していた。
「こうして学園生活を送るというのも、悪くないな、ポンタよ」
「キュ!」
アークがそう言うと、ポンタはそんな風に答える。
そんな中、アリアンとチヨメは。
「そういえば、チヨメちゃんは飼育委員に入ったよね?大丈夫?」
「それが…………とても苦労しましたよ。昨日なんて………」
アリアンがそんなふうに話をふると、チヨメはそんな風に答える。
昨日、飼育委員で集まる事になったのだが…………。
「い~や~だぁ~!」
「アクアさん!早く行きますよ!」
昨日の放課後、チヨメは飼育委員の集合場所である飼育小屋に向かおうと、行きたくないアクアを見て連れて行こうとする。
だが、当のアクアは机にくっ付いて拒み、そんなアクアの足をチヨメは引っ張っていた。
それを見ていたドロロは、呆れた様子で言う。
「どれだけ、委員長をやりたかったでござるか………?」
「当たり前でしょ⁉︎女神である私が、副委員長とか飼育委員とか似合わないもの!やっぱりここは一番の委員長が良いの!」
「くじ引きでそうなったんだから、諦めようよ」
ドロロがそんな風に聞くと、アクアはそんな風に叫んだ。
委員長でない事が不満だったのだ。
そんなアクアに対して、小雪は優しく言うが、アクアは駄々を捏ねていた。
「嫌だったら嫌だ!」
「しょうがないですね。ポンタ!」
「キュ!」
アクアがそんな風に駄々を捏ねていた。
すると、チヨメはそう言うと、ポンタはアクアの髪を引っ張る。
「痛い!痛い!痛い!ちょっと!何で女神である私のチャームポイントを引っ張るのよ!」
「アクア殿がいつまでも動かないからですよ!」
「分かった!分かったから!引っ張るのはやめて〜!」
ポンタがアクアの髪を引っ張った事で、アクアも諦めたのか、一緒に行く事に。
それを、ドロロは呆れながら見ていた。
「飼育小屋に行くだけでも、大変でござるな………」
「でも、何が居るんだろうね!」
ドロロはアクアの駄々に呆れていると、小雪は前向きにそう言う。
そうして、チヨメ達は飼育小屋に行く事に。
飼育小屋には、既にスバルとアウラが来ていた。
「おお!悪いな、アクアを連れて来てもらってよ」
「いえ。アクア殿も飼育委員ですし」
「生き物を育てる役割でござるから、拙者達は」
「………てゆーか、この飼育委員、忍者が3人も居る気がするが………まあ、良いか。おっしゃあ!行こうぜ!」
スバルがそう言うと、チヨメとドロロはそう言う。
スバルはそう呟きつつ、飼育小屋の中へと、チヨメ達と入っていく。
ちなみに、忍者というのは、ドロロと小雪とチヨメのことだ。
そこには、大きな二体の狼だけでなく、巨大なハムスターも居た。
「えっと…………あなた達は?」
「我は嵐牙!リムル様の牙だ!」
「そして、我はゴスペル。フォルテ様に仕えている」
チヨメがそう聞くと、その二体の狼は嵐牙とゴスペルと名乗った。
嵐牙とゴスペルは、リムルとフォルテの仲間だった。
「ゴスペルって…………そんなのまで仲間にしてんのかよ…………っていうか、コイツ………俺の知ってるジャンガリアンハムスターにしては、デカすぎなんだよなぁ……」
「え……ジャンガリ……なんですか?」
スバルは、ゴスペルまで仲間にしているフォルテに驚きつつ、ハムスターを見ながらそんな風に呟く。
飼育小屋には、嵐牙とゴスペルだけでなく、アインズのペットであるハムスケが居た。
スバルの言葉に、チヨメは首を傾げると、ハムスケはスバルに近づく。
「其方!それがしの種族を知ってるでござるか⁉︎」
「いやぁ知ってるけど微妙に…………ってかすっげぇ大事な所が違うんだけどぉ……」
「それは以前、殿にも言われたでござる……」
「何言ってるか聞こえねぇし……そもそも、頭齧るの止めてもらえますぅ⁉︎」
ハムスケがそう聞くと、スバルは引きながらそんな風に言う。
ハムスケは少し落ち込みながら話し…………ながらスバルの頭を齧っていた。
それを見た他の人たちは。
「スバル殿⁉︎齧られてますよ⁉︎」
「早く引き剥がすでござる!」
「うん!」
それを見た三人は慌てて、ハムスケからスバルを引き剥がす。
引き剥がされたスバルは、頭から出血していた。
「ハムスケ殿。無闇矢鱈に頭を齧ってはダメですよ?」
「申し訳ないでござる………」
チヨメは、ハムスケに注意する。
そこに、アウラがやってくる。
「あぁありがとう皆……ってスバル大丈夫⁉︎血だらけだよ!」
「コイツ……何でか俺だけすっごい齧って来るんだけど……」
すると、アウラは血だらけのスバルに驚き、スバルは呟く。
それを聞いたアウラは、ハムスケに話しかける。
「もぉハムスケ!本当ダメでしょ⁉︎」
「何故かスバル殿を見ると、感情が盛り上がってしまうのでござる。」
「盛り上がってたんですか⁉︎」
「でもそれでガブガブって野生のコミュニケーション⁉︎」
アウラがハムスケを叱ると、ハムスケはそう言う。
それを聞いたチヨメとスバルがそれぞれツッコんでいると。
「本当にかたじけないでござる……」
「かたじけないってんなら、齧るなっての!」
「ハムスケ!落ち着くのだ!」
「皆も協力してくれ!」
ハムスケはそう言いながら、再びスバルを齧っていた。
今度は、嵐牙とゴスペルも一緒に協力して、なんとか、ハムスケからスバルを引き剥がす事に成功したのだ。
そうして、チヨメは語り終える。
「…………そんな感じですよ」
「思いのほか、大変そうね」
「キュ〜………」
「確かに、大変そうであるな…………」
チヨメがそんな風に言うと、アリアン達はチヨメに同情する。
すると、前方から声がしてくる。
「その魔獣を倒しましょう!」
「結論早いなぁ!揉め事起こすなって、ロズっちにも言われるだろう?ノープロ、ノープロ」
声のした方を見ると、スバル、レム、ベアトリスの三人がいて、レムはモーニングスターを持っていた。
アリアンは、三人に話しかける。
「おはよう、三人共。」
「ん?おぉ、おはようさん!」
「おはようございます、皆さん」
「らおはようございます」
アリアン達はそんな風に挨拶をする。
その後、アーク達は、スバル達と一緒に登校する事に。
「それにしても、昨日の怪我は大丈夫なのですか?」
「おお!おかげさまでな!そういや、レムの方はどうだ?」
「はい!レムは保健委員ですので、誰かが怪我や病気にならない限り、仕事がありません。ハッ!!スバル君!」
「ん?」
チヨメがスバルに対してそう聞くと、スバルはそう答える。
そして、スバルの質問に対して、そう答えるレムだったが、レムが何かに気付いたのか、スバルに近寄る。
「どうして魔獣に襲われた時に来てくれなかったんですか⁉︎」
「あぁ~…………悪りぃ悪りぃ!」
「次は絶対に来てくださいね!」
「その前にあのハムスターに齧られないといけないけどねぇ~」
レムがそう言うと、スバルはそう謝る。
レムとスバルがそんな風に話す中、それを見ていたアーク達は。
「やはり、仲が良いな」
「そうね」
「仲がいいのは良い事です!」
「キュ!」
アーク達はそんな風に話していた。
すると。
「……で、ベア子はどうなんだ?確か、図書委員だったよな?」
スバルはベアトリスに質問する。
それを聞いたベアトリスは。
「別に何も無いのよ。ずっと本を読んでるだけかしら」
「何時もと変わんねぇな」
「それで良いのよ。こんな頭の可笑しい奴だらけの集団の中に居ると、こっちも頭が可笑しくなるかしら」
「あ!ですが、他にも委員の方がいらっしゃいますよね?」
「確か、桐ヶ谷湊翔に、日向冬樹、マーレちゃん、イドラだったっけ?」
ベアトリスがそう答えている中、レムとアリアンはそう言う。
それを聞いたベアトリスは。
「あのギーツに
「珍しいな、ベア子がそんな反応するなんて」
「これと言って特徴は無いけど何て言うか……妙に安心するかしら」
ベアトリスはそんな風に語っていく。
スバルがそんな風に言う仲、ベアトリスはそう言いながら、昨日の出来事を思い出す。
「……あ、あの」
「何なのよ?」
「こ……この本面白い………ですよ?」
ベアトリスが図書室で本を読んでいると、マーレがさっきまで読んでいた本をお勧めする。
それを聞いたベアトリスは。
「……後で読んでみるかしら」
ベアトリスがそう答えたのを聞いて、笑みを浮かべるマーレだった。
すると。
『ただ………気になる事もあったかしら………』
ベアトリスは、ある事も思い出していた。
それは、湊翔が入って行った扉。
あそこの扉には、DGPと書かれていた。
その扉が、デザイアグランプリの待機場、デザイア神殿へと向かう扉である事は、ベアトリスは知らない。
すると。
「お、お姉ちゃんまってよぉ~!」
「ホラ!ゆっくりしてたら置いてくよ!」
後ろからアウラとマーレが走って来ていた。
遅れているマーレに言いながら、前を見たアウラは前を歩いていたスバル達とアーク達に気付いた。
「よぉチビッ子達!良い朝だな!」
「相変わらずうるさいねぇ、スバルは」
「そこが俺のなけなしの個性だからなぁ。」
隣まで走って来たアウラに気付いたスバルは声を掛けた後、アウラが言い返した事に答えた。
アウラは、呆れ笑いを浮かべながら口を開く。
「そこを自分で言えるのはある意味凄いよぉ。ところで傷は大丈夫?」
「あぁ、もうバッチリさ!」
「そりゃ良かった。あ、今日は私が朝のエサ当番だから先行くね!」
アウラがそんな風に言うと、スバルに昨日の傷を聞く。
スバルがそう答えると、アウラはそう言って駆け出していく。
「おぉ頼んだぜ!しっかりエサ食わせて、後で俺をガブガブしないようになぁ!」
「分かった!分かった!スバルの分の胃袋だけ、余裕残しておくよぉ~!」
「おぉい!」
先を急いだアウラの後ろ姿を見ながらスバルが言うと、それに答えたアウラの返答を聞いてツッコんだ。
ちなみに、チヨメはこの日のエサ当番ではない。
マーレは、息を切らせながらやって来る。
「ハァ……ハァ……あ、おはようございます」
「…………おはようかしら」
遅れて来たマーレは息を切らしながらやって来た後ベアトリスに向かって挨拶し、ベアトリスも挨拶を返した。
「じゃ、じゃあ僕も先に行きます」
「待つのよ。図書室を開けるならベティも一緒に行くかしら」
そう言って、マーレとベアトリスが走っていく。
今日の図書室の鍵開け当番はマーレとベアトリスで、冬樹と湊翔、イドラの3組で分けられている。
すると、レムが笑う。
「……?どうしたレム?」
「いえ、少し楽しいなと」
「…………まあ、悪くないわね」
「ですね」
「そうであるな!」
「そうですね」
そんな光景を見て微笑んでるレムを見てスバルが聞くとレムは答え、その答えを聞いたアーク達も頷いた。
「そう言えば……エミリアたんは、今日は早く学校に行ったんだっけ?」
「えぇ。何かやる事があるとおっしゃっていました」
そんな風に話しながら、学校に到着する。
すると、放送が流れる。
『おはようございます!今日も一日頑張って行きましょう!それでは目覚めの一曲!その名も……穿つ!咆哮漆黒の嵐……!』
『まるで似合わない!その曲は朝に絶対似合わない!』
めぐみんの放送が聞こえていたのだが、朝の音楽の一曲目の事でグランツと揉め始め、それも全てのスピーカーから丸聞こえだった。
放送室では。
「聞かずにそう言う事言うの止めてください!センスのない人間には、この素晴らしさが分からないんです!」
「そんな服を着てる子に、センスうんぬん言われたくない!」
「服装関係ない!」
そんな風に言い争っていた。
それを見ていたはなは。
「ちょっと…………2人とも、落ち着いてよ〜!」
はなは、めぐみんとグランツの喧嘩を止めようとするが、めぐみんとグランツの2人は聞く耳を持たなかった。
すると、サブローは。
「やれやれ。じゃあ、少し退場して貰おうかな」
そう言って、スケッチブックに実体化ペンを走らせる。
そう言って取り出したのは、氷を発生させる装置だった。
「そぉれ!」
「ふぎゃ⁉︎」
「んがぁ⁉︎」
サブローによって、二人は凍らされて、放送室から追い出される。
「さてと。それじゃあ、はなちゃん。代わりに頼めるかい?」
「わ、私ですか⁉︎」
「頼んだよ」
「は、はい!」
サブローはそう言うと、はなにそう話しかける。
はなが驚く中、サブローはそう頼み込む。
そう言って、はなが放送する事に。
『ええと………先程は申し訳ありませんでした!めぐみんちゃんとグランツさんの代わりに、私がやります!』
そうして、はなの放送が流れる。
廊下を歩いていたスバル達は。
「あ、ちょっと保健室に用事がある事を思い出しました!スバル君は先に行っててください」
「アークは先に行ってて。少し、用事を思い出したから」
「僕も、少しアウラさん達を手伝ってきます」
「おぉ!」
「じゃあまた後でな」
用事を思い出したり、手伝ったりするという事で、スバルとアークを除く全員が離脱した。
二人は、先に教室に向かう。
「おはようさん!ナツキ・スバル!華麗にクランクイン!」
「どんな入り方だ………というより、皆して、何をしているのだ?」
スバルの入り方にアークが突っ込む中、アークは、黒板前の教卓に集まっているエミリア、リムル、フォルテ、ディアブロ、ウルティマ、アインズ、アルベド、トウカ、さあやを見て、尋ねる。
エミリアは答える。
「あぁスバル……私、昨日凄ーく考えたの。どうしたら皆が、学園生活を楽しく過ごせるかなって」
「うん」
「でね!やっぱり皆で楽しい事をするのが一番って、そう思ったの。どうかな?」
「私たちも、エミリアさんの意見には賛成したのよ」
「ええ。やっぱり、皆で楽しい事をした方がいいと思うから」
エミリアがそんな風に語ると、トウカとさあやもそう言う。
スバルとアークは、エミリア、トウカ、さあやの言葉に頷いた。
「……エミリアたんがそう決めたんなら、それが一番良いと思うよ。俺も全力で協力する!」
「ありがとう、スバル」
「おぉ!でも……こちらの…………こちらの方々は………」
スバルはそう言って、エミリアは笑う。
すると、スバルは、アインズとアルベド、リムルとフォルテとディアブロとウルティマを見ながらそう言う。
すると、アインズが近寄る。
「やぁ、私はアインズ・ウール・ゴウンだ。アインズで構わない」
「ア……アインズ君」
「様でしょ!」
「ぬぉ⁉︎」
「圧がすごいな…………」
アインズがそう言う中、スバルがアインズの名前を言おうとすると、アルベドが圧をかける。
それにスバルが怯み、リムルがそう呟く中。
「アルベド、構わない」
「失礼しました」
「……失礼した。さて、エミリア君の提案だが……私やリムル、フォルテも、意外と悪くないと思っている」
「え?」
「俺たちは、経緯こそよく分からないが、同じクラスで机を並べている…………言わば仲間だ」
「仲間………」
「仲間同士が交流を深めると言うのは、とても良い事では無いか?『俺も、ギルドメンバーと色々やったなぁ………ゲーム内でだけど』」
アインズはアルベドを宥めると、スバルに謝罪をする。
そして、フォルテと共にそう語っていく。
そんな中、アインズは転移する前の事を思い出していた。
リムルは口を開いた。
「だからさ、こういう事をやるのは、悪くないと思ってな!な、ディアブロ!」
「リムル様の考えに、反対する必要性などありません」
「ウルティマもどうだ?」
「僕も、フォルテ様の考えに賛成だよ」
リムルの問いに、ディアブロは頭を下げながらそう答える。
フォルテがウルティマにそう問いかけると、ウルティマはそう答える。
それを聞いたスバルは、礼を言いながら手を伸ばす。
「ありがとうな!アインズ!リムル!フォルテ!」
「馴れ馴れしい!」
「すみません!」
「いや……」
スバルがそう言うと、アルベドはそんなふうに叫ぶ。
スバルはまたもや圧をかけたアルベドを見て頭を下げ、アインズはそれを見て呟いた。
「『こいつも多分、俺と同じ世界から来たっぽいからな。仲良くなっておいて、損はないだろう』私もスバルと呼ぶからおあいこだ。良いな?スバル」
「改めてよろしくな!」
「あ……おぉ」
アインズはそんな風に考えていた。
アインズとリムルとフォルテとスバルは、4人で握手をする。
それを見ていたエミリアは。
「4人とも、凄く仲良しさんね!」
「この状況を素直に受け入れられるのは、凄いよ………」
「そうですね………」
「ん?」
エミリアがそう言う中、トウカとさあやはそう話す。
そんな中、アインズは、スバルの心臓部分で燃える魔力の様なものを感じ取る。
すると。
「ちょっと失礼……」
「なっ⁉︎私以外の胸を
「ふむ…………」
「え?え?え~?」
アインズはスバルの胸に手を置く。
それを見たアルベドがそう言う中、アインズがそう呟き、スバルが困惑する。
それを見ていたフォルテとリムルは。
『…………どうやら、アインズも気づいたみたいだな。スバルの中に居る嫉妬の魔女の存在を』
『アインズも気づいたみたいだな』
フォルテとリムルはそんな風に考えていた。
そんな中、スバルとアインズは。
「失礼した。ちょっと気になることがあったのでな」
「骸骨に胸を触られるなんて初めてだからな…………」
「ははは!私も心臓を捻り潰さなくてよかったよ」
「「アハハハ!」」
「いや!笑えねえよ⁉︎」
「確かにな…………」
アインズとスバルはそんな風に話すと笑い合い、スバルが突っ込んでいた。
それを見ていたアークも、そう呟いていた。
すると。
「楽しそうで何よりです!そんなリムル様達に、朗報があります」
「リグルド」
「どうしたんだ?」
扉の方にリグルドが居て、この場に居る全員に向けて話をし出した。
「近頃、我が校では、臨海学校が計画されているのです」
「臨海学校………ですか?」
「はい!クラスの皆で海に行って泳いだり遊んだりして仲良くなる、言わばイベントの様な物です」
「あのさぁ、俺達出会って結構間もないと思うけど、何かイベント展開早くね?」
リグルドの言葉を聞いたトウカが質問して、リグルドは答える。
スバルの素朴な疑問に対しては。
「ロズワール先生曰く………『青春ってのは、あっという間なんだぁ~よ!!』との事です」
「分かったような……分からないような……」
「そういう物なのでしょうか………?」
リグルドの答えに、スバルとさあやが首を傾げる中、アインズとリムルとフォルテが、エミリアにアドバイスをする。
「エミリア君、その臨海学校で何かアクティビティをやってみてはどうだろう?」
「あくてびてぃ?」
「アクティビティだよ」
「臨海学校でクラス全員が参加できるイベントを提案するんだ」
「それは、良き案ですね!流石はリムル様とフォルテ様!」
「流石はフォルテ様!」
「素晴らしいですわアインズ様!!」
アインズとリムルとフォルテはエミリアにそう提案する。
アインズとリムルとレイトの提案に、ディアブロとウルティマとアルベドは、それぞれの主を賞賛する。
「あくてびてぃね……うん!頑張って提案して見る!ありがとう、アインズ君!リムル君!フォルテ君!」
「おぉ!その笑顔俺以外に向けられていたとしてもマジ天使!略して……E.M.T!」
「ゴメン、ちょっと何言ってるか分からない」
エミリアは、アインズとリムルに笑顔で礼を言う。
それを見て、スバルも喜びながらそう言うが、エミリアは少し困惑しながら言った。
「本当に分からないわ」
「確かにな」
「略する必要ってある?」
「何で略してるんですか?」
「お前、何言ってんだ?」
「それはどうかと思うが…………」
「あまり、そういうのは、やらない方がよろしいかと」
「そうだね」
「全員否定的!」
それを聞いていたアインズ達はそんな風に言う。
アインズ達の追撃に、スバルは落ち込む。
それを見ていたリグルドは。
「後は、リムル様達に、お任せしましょう!」
そう言って、去っていく。
こうして、臨海学校に向けての準備を始めていく。
今回はここまでです。
今回は、それぞれの出来事です。
飼育委員でハムスケに齧られるスバルだった。
そんな中、アインズはスバルの中に居るとある存在に気づいた。
ちなみに、フォルテとリムルはその存在については知っています。
その経緯については、転生したらフォルテだった件の本編で明かされます。
次回は、臨海学校についての話し合いになります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
最新話では、冬将軍が登場しましたね。
相変わらずの存在感ですね。
世界を滅ぼせる力を持つ大精霊であるパックや、精霊とも話をする事が出来る言霊の加護を持つオットーが居なかったら詰んでいましたね。
日常回などについて、リクエストがあれば受け付けています。