今日も今日とて、学園生活が続いている学校のある日の2組。
ホームルームが行われており、ロズワールが口を開く。
「今日は、皆にお知らせがあ〜るよ」
「随分と唐突だな。」
「お知らせって?」
「一体何なんだ?」
ホームルームで、ロズワールがお知らせがあると言う。
それに関して、スバルが突っ込み、リムルとフォルテが質問をする。
それを聞いたロズワールは口を開く。
「実は、我が校で、作物を育てる事にしたんだぁ〜よ」
「作物の栽培だと?」
「それは、本当に唐突だな」
「何で、作物栽培をする事になったのでありますか?」
ロズワールは、この学校で作物栽培を行う旨を伝えた。
ターニャがそう聞き、カズマが呟き、ケロロがロズワールに質問をする。
ロズワールはケロロの質問に対して、口を開く。
「実は、この案は、トレイニー君が提案したんだぁ〜よ」
「トレイニーさんが?」
「トレイニーさんが提案したのか」
「トレイニーって………」
「確か…………1組の生徒だよね?」
「そうだね」
「その提案が良く通ったな」
「確かに」
ロズワールはそう答える。
今回の作物栽培に関しては、トレイニーが提案したのだと。
ロズワールの答えに、トレイニーと同じ世界の出身であるリムルとフォルテが反応する。
そして、湊翔、宝翔、はな、アーク、ハッコンがそんなふうに言うと。
「というわ〜けで、2組から、何人か、作物栽培をする人を決める〜よ」
「2組から…………って事は、1組と3組からもいるのか?」
「他のクラスの奴もいるのか?」
「そうだぁ〜よ。1組からは、トレイニー君、プルル君、キコユ君で、3組からは、新ケロロ君、灯君、エレン君が出る事になってい〜るよ」
「1組と3組からは、3人ずつか」
「そうみたいね」
ロズワールの言葉に、スバルと灯悟が質問をすると、ロズワールがそれに答える。
一組と三組からは、それらの面子が参加するのだと。
それを聞いた湊翔とトウカが呟くと。
「それで〜は、作物の栽培をやりたい人は、手を上げて〜ね」
「じゃあ、俺もやるぜ!」
「俺も良いか?」
「拙者もやるでござる」
「あたしも!」
「ぼ、僕も…………」
「僕もやって良いですか?」
ロズワールは、作物栽培をやりたい人を募った。
ロズワールのその言葉に、灯悟、湊翔、ドロロ、小雪、マーレ、チヨメが手をあげる。
「珍しいわね。レッドが手を挙げるなんて」
「だってよ!作物栽培を通じて、絆を深める事が出来るんだぜ!」
「結局はそこか」
「湊翔も手をあげるなんて、珍しいよな。」
「たまには、空を飛ばない普通の野菜を育てたい」
「……………だな」
「そっか!ドロロと小雪ちゃんって、よく作物を育ててるもんね!」
「拙者も頑張るでござる」
「そうだね!」
「珍しいね。マーレが手を挙げるなんて」
「うん。役に立てるかなって思って…………」
「チヨメちゃん、頑張ってね!」
「はい!」
手を上げた人に対して、同じ世界の人たちが声をかける。
それぞれがそれぞれの理由で参加する事にしたのだ。
すると、はな達が声をかける。
「あの…………ロズワール先生!」
「何だい、はな君?」
「その収穫した作物はどうするんです?」
「確かに…………」
「収穫した作物は、君達が美味しく食べてくれても良い〜よ。…………そういえば、朱菜先生と紫苑君が、料理をするって言ってた〜よ」
「ッ⁉︎」
はなはそう質問する。
はなの質問に、ほまれが頷く中、ロズワールがそう答える。
最後に付け足した言葉に、リムルが震える。
そう、リムルは、紫苑の料理の恐ろしさを知っていたのだ。
フォルテによって改善傾向にあるとはいえ。
一方、紫苑の料理の恐ろしさを知らない人たちは。
「なら、ロズワール先生!私も料理して良いですか?」
「なら、モアも!てゆーか、愛妻料理?」
「レムもお手伝いします」
「我も料理をして良いか?」
「俺も!」
それを聞いて、夏美、モア、レム、アーク、宝翔が手を上げた。
アークと宝翔が手を上げた事に、一部の人が驚く。
「あれ?アークさんと宝翔君って、料理出来るんですか?」
「ああ」
「アークの料理は美味しかったからね」
「俺も宝翔スペシャルを食べさせるよ!」
「…………どうなんですか?」
「味は特に問題ないんですけど…………」
「なんていうか…………微妙なんだよね」
冬樹がそう聞くと、アークとアリアンはそう言う。
アークの料理スキルはかなり高く、醤油擬きを使った照り焼きピザをアリアン達にご馳走したり、ある時では、旅の途中でかなり凝ったシチューを作ったりしていた。
朱翼がそう聞くと、さあやとりんなはそう答える。
宝翔の料理は、味自体は問題ないのだが、微妙な出来なのだ。
こうして、作物栽培が行われる事になった。
そんな感じで、湊翔、ドロロ、小雪、マーレ、チヨメ、灯悟が作物の栽培場所へと向かう。
そこには、1組からは、トレイニー、プルル、キコユ、3組からは、新ケロロ、灯、エレンが居た。
そして、用務員として、フォルテが生み出したプラントマンとウッドマン、リムルとフォルテの世界で農作物を担当しているリリナの姿があった。
「こんにちは」
「こんにちはです!」
「ドロロ君」
「トレイニーだったな!今日は宜しく頼むぜ!」
「はい」
「プラントマンとウッドマンもな」
「うむ」
「よろしく頼む」
こうして、お互いに挨拶をした。
そして、作業を始める事にした。
トレイニーとドロロ、プラントマンとウッドマンは土を調べていた。
「どうでござろうか、トレイニー殿。」
「はい。中々に良い土です。こんな所で、良く用意できました」
「土はこれでいいだろう」
「じゃあ、早速植えようよ!」
「まあ、落ち着いて。まずは、苗や種の選定をしないと」
「苗や種の選定?」
「具体的に、何をするんですか?」
ドロロ、トレイニー、プラントマンは土を見ながらそんな風に話をしていた。
新ケロロは、早速植えようとするが、小雪は苗や種の選定をする事を言う。
キコユは、どういう事をするのかを聞く。
「まずは、健康な種で実が膨らんでいる種を、苗は茎がしっかりして、節間がつまって短い物が、良い苗と言われているでござる」
「なるほど…………」
「健康な種なら、健やかに育つからね」
「そうだな」
「どういう事をやるんですか?」
「基本的には、塩水につけて、浮いてきた種を取り除くの」
ドロロと小雪はそんな風にアドバイスをする。
それを聞いて、湊翔、プルル、エレンはそう反抗する。
ドロロ、小雪、トレイニー、プラントマンとウッドマンの指示の下、全員が良い苗と良い種を探す。
「これは、どうかな?」
「そうでござるな………。もう少し、短い物が良いでござるよ」
「ねぇぇぇ!これで良いの?」
「うん!良い感じだよ!」
「灯悟殿、湊翔殿。そんな感じだ」
「分かった」
「おっと…………作物栽培って、意外と大変なんだな…………」
「こんな感じでどう?」
「うん。良いと思うわ」
全員で苗や種の選定作業を行う。
しばらくして、全員が選定の作業を終えて、種や苗を植えていく事になった。
「よし、植えていくぞ」
「そうでござるな」
「よし、植えるぞ!」
「うん!」
そう言って、植える作業をやる。
そんな中、トレイニーはマーレに話しかけていた。
「あの…………マーレさん?」
「な、何ですか…………?」
「確か…………あなたは作物を成長させる事が出来るんですよね?」
「そうですけど…………」
「では、この芋を成長させてくれませんか?」
トレイニーはマーレにジャガイモを成長させる様に頼んでいた。
「は、はい…………えーい!」
マーレは承諾して、持っている杖を地面に突き刺すと、ジャガイモの苗が成長していく。
「ありがとうございます!これで、ポテチを食べる事が出来ます。良かったら、アインズさんも誘って食べませんか?ポテチ」
「えっ⁉︎は、はい!」
トレイニーはマーレにお礼を言いつつ、ポテチをアインズと一緒に食べないかと誘う。
それを聞いて、マーレがそう答えると。
「…………何度か見た事があるけど、本当にトレイニーさんって、ポテチ好きだよな…………」
それを見ていた湊翔は、そう呟いていた。
全員で協力して、全て植え終わる。
「終わったねぇ」
「疲れたぁぁ………!」
「お疲れ、ケロロ。エレンさんもお疲れ様です」
「ううん!灯もお疲れ様!」
「お疲れ様です。マーレ殿」
「うん」
「ふぅ………。お疲れ様です、プルル看護長」
「お疲れ、湊翔君」
「これで、どれくらい実るかな」
「収穫が楽しみです」
「うん!」
「そうでござるな」
作業をした面々はそんな風に話す。
こうして、作物栽培が始まり、皆で作物を育てていく事になった。
今回はここまでです。
今回は、作物栽培の話です。
学校らしいイベントという事で、作物栽培もありかなと思いまして。
色々と協力して、植えていきました。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ケロロ軍曹の新作映画の最新情報が来て、楽しみになってきました。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。