異世界でくてっと   作:仮面大佐

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日常その五 盛況!じょしかい

 ある日の夜の体育館。

 体育館の扉には、『現在、女子会開催中の為、男子禁制!』と書かれた張り紙が貼ってあった。

 1組、2組、3組、教師陣の女性陣が集まる中、朱菜が前に出る。

 

「本日は、集まっていただき、ありがとうございます。只今より、女子会を始めたいと思います!」

 

 こうして、女子会が始まった。

 何故、女子会をやる事になったのかというと、朱菜やはなが提案したからだ。

 

『せっかく、色んな世界の人たちがいますので、ここは女子会をするのはどうでしょうか?』

『そうそう!皆でパジャマパーティーをしようよ!』

 

 朱菜とはなは、そう提案したのだ。

 女子同士の親睦を深める為に。

 女性陣は、朱菜、ハリー、アークなどといった料理が出来る面々が作ったお菓子を食べながら談笑していた。

 

「…………そういえば、レム、桃華、ラーニヤ。貴方達の大事な人との話を聞きたいわね。」

「分かりました。では、まずはレムからですね」

 

 アルベド、レム、桃華、ラーニヤの4人が集まっており、恋バナが盛り上がっていた。

 アルベドの質問に、まずはレムから話し出す。

 レムとスバルの出会いは、元の世界のロズワールの屋敷で出会った。

 そもそも、レムとラムは、双子の姉妹なのだが、鬼族にとって、双子は忌み子として出生後すぐ殺されるのが慣わしである。

 だが、族長のセタンタが薙をふりかかった所ラムのツノが光り、鬼神の再来を悟った鬼たちは跪いた。

 そこから、極々平凡な日々を送っていたが、ある夜に魔女教徒が襲撃し、レムを庇ってラムはツノを折られ、鬼族は2人を残して全滅した。

 そこからロズワールに拾われて、メイドとして働く中、スバルと出会った。

 当初は、魔女の残り香がするスバルを信用していなかったが、魔獣の騒動にてスバルが命がけで村人を救い、そしてさらにスバルに救われて、諭されたことで、過去のトラウマを克服し、好意を抱いたのだ。

 

「………と、スバル君を好きになったのは、そんな流れです」

「そうなんですね」

「私は………昔、冬樹君とは学校で出会いまして………」

 

 レムがそう言って話を締めくくると、ラーニヤはそう言い、桃華はそう語る。

 桃華と冬樹の出会いは、かつて、フランスの学校から日本の学校に転校した際、冬樹に学校を案内してもらったのだ。

 そして、タママを連れていた事がきっかけで、冬樹と仲良くなったのだ。

 

「そんな感じです」

「なるほど………私は………最初は印象が悪かったですね………」

 

 桃華はそう語り、アルベド達が微笑ましそうにする中、ラーニヤはそう語る。

 ラーニヤとアジールは、幼馴染といえる関係であり、ククジャという街に連れられて出会ったのだ。

 当時のアジールは軽薄な性格で、ラーニヤは最初は少し苦手だった。

 それでも、お互いに将来は街や里を背負う立場だったからこそ、不安を打ち明け、励まし合い、いつしか親友と呼べるほどの仲になっていた。

 ぶつかり合う事もあったが、和解したのだ。

 

「………と、そんな感じです」

「あらあら〜………!」

「ほう………」

 

 ラーニヤがそんな風に言うと、桃華達はそんな風に反応していた。

 そうして、恋バナが盛り上がっていった。

 一方、シャルティア、紫苑はというと。

 

「アインズ様は偉大なる思考の御方でありんす!そちらのリムルというスライムとは比べ物にはならないでありんせ!」

「何を言うか!リムル様も凄いのですよ!それに、私は、リムル様と一緒にお風呂にも入った事があります!」

「なっ…………⁉︎それは………とても羨ましいでありんす………。妾もアインズ様とお風呂に入りたいでありんす………」

 

 シャルティアはアインズを、紫苑はリムルを褒め称えていた。

 シャルティアの発言に対して、紫苑は自慢するかのようにそう言う。

 紫苑のリムルと一緒にお風呂に入ったという発言には、シャルティアは羨望していた。

 一方、アリアンは、エミリア、アウラ、マーレと話していた。

 

「貴方達も、エルフなのよね?」

「うん。私は、ハーフエルフなの」

「私とマーレは、ダークエルフだよ」

「そ、そうです………」

「そうなのね」

 

 エルフ同士、話をしていた。

 通じ合うものがあったのか。

 すると。

 

「それにしても………アリアンって、アークの事が好きなんじゃないの?」

「えっ?そうなの?」

「確かに………アリアンとアーク、すっごくいい感じだもんね」

「えっ⁉︎いや………⁉︎」

 

 アウラはアリアンがアークの事を好きになっていると察したのか、そんな風に話しかける。

 マーレとエミリアがそう言う中、アリアンはタジタジになっていた。

 一方、別の場所では、小雪、チヨメ、蒼華が集まっていた。

 

「ここに居る皆って、忍だよね?」

「はい。小雪殿も、中々に腕が立ちそうですね」

「わ、私は、その………忍………?じゃなくて、密偵でして………」

 

 忍、密偵組はそんな感じの話をしていた。

 全員、軽やかに動けるという共通点があった。

 一方、はな達は。

 

「は〜ぎゅ!は〜ぎゅ!」

「はぐたん………今日もきゃわたん!」

「それにしても………あなた達、三人でそのはぐたんって子をお世話しているの?」

「私たちだけじゃなくて、ハリーやりんなちゃん、宝翔君達も手伝ってくれてるんだ」

「そうそう!皆で一緒にはぐたんのお世話をしてるんだ!」

「………そう」

 

 はな達は女子会も行いつつ、はぐたんのお世話をしていた。

 イドラの質問に、さあやとはながそう答える中、フィルミナは思うところがある表情を浮かべていた。

 一方、プルルと朱菜は。

 

「お兄様ったら、脱いだ服はその場に脱ぎ捨てるし、部屋も散らかしっぱなしにするし、もう少し、きちんとやって欲しいです」

「ああ………。ケロロ君もそんな感じだったわね。まあ、服を脱ぎ捨てるとかはないけど、だらしないというか………子供っぽいというか………」

「プルルさんは、ケロロさん達とは、どんな関係なんですか?」

「私とケロロ君、ギロロ君、ドロロ君は、幼馴染なのよ」

 

 プルルと朱菜は、そんな風に話をしていた。

 お互いに、少しだらしない人が居る事を、話のネタにしながら。

 一方、クリス、フェルトは。

 

「へぇぇ。姉ちゃんって、色んな物を盗んだんだな」

「まあ、盗んだって言っても、主に悪徳貴族から盗むのが主だけどね」

「一体、どんなのを盗んだんだ?」

「そうだね………。本当に色んな物を盗んだよ」

 

 盗賊コンビは、どんな物を手に入れたのかで盛り上がっていた。

 一方、シズ(転スラ)とエレンは。

 

「こうして、この世界でまた一緒に話せるのは嬉しいね。」

「私も嬉しいです!色んな事を話しましょう!」

「うん」

 

 シズとエレンは、そんな風に言って、お互いに話し合っていた。

 一方、ラッミスとりんなの方では。

 

「へぇ〜………!もしかして、りんなさんって、宝翔さんの事が気になるんじゃないんですか⁉︎」

「いや………一ノ瀬の事は………⁉︎」

 

 ラッミスは恋の予感を感じたのか、りんなに詰め寄っており、りんなはタジタジになっていた。

 一方、ヒュールミとシンシアは。

 

「へぇ〜………シンシアは、鏡の世界で生まれたのか」

「はい!シンシアは、パパの娘なんです!」

 

 ヒュールミとシンシアはそんな風に話していた。

 体育館はかなり盛り上がっていた。

 そんな中、ギロロが体育館に迫っていた。

 

「ぐぬぬぬぬ…………!夏美は、俺がぁぁぁぁ!」

 

 ギロロは、夏美が小雪などの女性達と一緒に居る事に苛立っていて、遂にその苛立ちが限界になって、体育館に入ろうとしていた。

 すると、ギロロの足元に、手裏剣がや苦無が飛んでくる。

 

「っ⁉︎ドロロ!?それに、色んな奴まで………!」

 

 ギロロが手裏剣やクナイが飛んできた方を向くと、そこには、ドロロ、蒼影、紅丸、湊翔、カズマ、灯悟などといった、男性陣が居た。

 

「申し訳ござらんが、これ以上は、小雪殿達の邪魔はさせないでござる!」

「リムル様の命により、お前を拘束させて貰う」

「朱菜に手を出そうとしたんだ。命は奪わないが、怪我をする事を覚悟しろよ」

「ギロロ!落ち着けって!」

「流石にこれ以上はダメだろって!」

「皆の絆を深めるのは………邪魔させないぜ!」

「面白い!だが、俺は全力で行かせて貰う!」

 

 ギロロに対して、ドロロ達はそんな風に言う。

 それ以上は邪魔させないと。

 それに対して、ギロロはそう叫ぶと、銃を乱射する。

 男性陣は、ギロロの弾幕を避けつつ、ギロロと交戦する。

 ギロロは、紅丸や蒼影、湊翔に灯悟などといった、接近戦に強い面子が多い事が分かっているのか、銃だけでなく、ロケットランチャー、セントリーガン、ビットなどを使う。

 ちなみに、ケロロはガンプラを作っていた。 

 それを上空から見ていた存在がいた。

 

「派手にやってるな………ひとまず、アイツらなら大丈夫だろ」

 

 フォルテは上空から見ており、様子見を決め込んでいた。

 しばらくして、膠着状態になっていた。

 

「…………フッ。やるじゃないか」

「ここは一歩も引くわけにはいかないでござる………!」

「ギロロ!これ、校則違反じゃないのか!」

「これ以上はダメじゃない⁉︎」

「黙れ!」

「完全に頭に血が昇ってるよ」

「そうだな」

「さて、どう止める………?」

「弱ったな………」

 

 ギロロとドロロがそう言う中、宝翔達はそう指摘する。

 だが、ギロロからは苛立った返事しか返ってこず、どうするべきかと思案していた。

 校則もある以上、迂闊には動けないのだ。

 すると。

 

「あ!ギロロ!見て見て〜!集中するとものすごい力を発揮するもんでありますな!あっという間にできちゃったのよ、これ!」

「やかましい!」

 

 そこに、ケロロが現れて、ガンタンクが完成した事を告げる。

 ケロロがギロロにガンタンクを見せる中、イラついていたギロロはそう言って、ガンタンクに向けて銃を撃つ。

 その結果、ガンタンクは無惨に破壊された。

 

「ゲ〜ロ〜⁉︎我輩の………ガンタンクがぁぁ…………⁉︎あぁぁぁぁ……………⁉︎」

 

 ケロロはガンタンクが破壊された事で、泣いていた。

 ケロロがショックを受ける中、ドロロ達は恐る恐る声をかける。

 

「た………隊長殿…………」

「ケロロ……大丈夫か?」

「て………テメェら…………!」

「わ、私たちもか⁉︎」

「リュウさんの無念を味わえゴルァァァァァァァァァ!!」

 

 せっかく作ったプラモデルを破壊された悲しみを分かっていたり、ケロロを気遣ったからか、そんな風に声をかける。

 すると、ケロロはそんなドスの効いた声を出す。

 それを聞いて、アインズが慌てると、ケロロはどこからともなく戦車を出して、一斉砲撃を始める。

 ちなみに、リュウさんとは、機動戦士ガンダムに登場するガンタンクのパイロットだ。

 

「ぬわぁぁぁぁ⁉︎」

「あれぇぇぇ〜⁉︎

 

 ギロロとドロロは、攻撃で吹っ飛んでいく。

 他の面子は、予め避難していた為、無事だった。

 すると、何かのフィールドが展開される。

 

「何このフィールド⁉︎」

「これは………電脳領域(ディメンショナルエリア)か⁉︎」

「って事は………」

 

 宝翔がそう言う中、リムルはそれに心当たりがあるのか、そんな風に叫んだ。

 カズマがそう言って、上空を見ると。

 

「………やれやれ。そこまでだ」

「フォルテ!」

 

 上空には、フォルテの姿があった。

 カズマがそう叫ぶと。

 

「………ケロロ。ガンプラを破壊されて、怒る気持ちは分かるが、いくらなんでもやり過ぎだ。だが………その怒りをぶつける先が居るだろう?」

「ゲロ………⁉︎」

「嫌な予感がするでござる………!」

「ああ………⁉︎」

「俺が相手になろう。さぁ………本当の戦いを始めよう」

 

 フォルテはケロロの心情は理解しているのか、そんな風に言う。

 ケロロ達がそう言う中、フォルテはそう言う。

 その直後。

 

「ゲ〜ロ〜⁉︎」

「のわぁぁぁぁ⁉︎」

「なんで僕まで〜⁉︎」

 

 三人のケロン人の悲鳴が響き渡ったのだった。

 そんなトラブルが起こる中、女性陣は気づいていなかった。

 女性陣は就寝した。

 その翌日、グラウンドの惨状に、女性陣は全員唖然となるのだった。

 というのも………。

 

「何これ………⁉︎」

「う、羨ましいぞ!是非、私にも………!」

「ダクネス、落ち着いて。ああなりたくないでしょ⁉︎」

 

 それを見ていた女性陣のうち、夏美、ダクネス、トウカはそんな風に言う。

 何故なら、ケロロとギロロとドロロがズタボロで倒れていて、周囲には彼らが使用した武器などが破損したり粉砕されて散らばっていた。

 そして、その中央に凄まじいオーラを放つフォルテの姿がいた。

 こうして、女子会はなんともいえない空気の中、幕を閉じたのだった…………。




今回はここまでです。
今回は、女子会の話になります。
皆が親交を深める中、男性陣はギロロを抑えようとしていた。
まあ、フォルテによって鎮圧されましたが。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ケロロの新作アニメが始まりましたが、違和感がなかったです。
まさか、憲兵団の話をやるとは思いませんでしたが。
次回も楽しみにしていて下さい。
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