様々な経緯で、謎のボタンを押してしまった10の世界の者たち。
目を開けるとそこには、グラウンドが広がっていた。
「ここは………⁉︎」
「ここは………どうやら、我々の住む世界とは違う様ですね」
『こ、これって………!もしや異世界転移⁉︎』
アインズがそう驚いていると、デミウルゴスはそう呟く。
それを聞いて、アインズは内心、頭を抱えていた。
すると。
「すいませーん。ちょっとお聞きしたい事があるんですけど〜」
「んん⁉︎」
「うわっ!」
アインズに対して、アクアが話しかけると、アインズはそう反応して、アクアはそう言う。
一方、カズマと湊翔は話をしていた。
「戻ったのか………?」
「いや、日本に戻ったにしては、ちょっと違和感を感じるんだが……………」
2人は周囲を見渡しながらそう話す。
すると。
「カズマ!湊翔!ちょっと見てよ、あれ!アンデッドよ、アンデッド‼︎」
「しかも、モンスターの大群まで⁉︎ああっ………!私たちは、こいつらに抵抗虚しく蹂躙され………!」
「フフフッ!我が爆裂魔法の出番の様ですね‼︎」
「ちょっと、落ち着いて!」
「爆裂魔法を撃とうとするな!」
「まず、状況を確認しないと………!」
「どうなっているんだ…………」
アクアはそう叫ぶのを皮切りに、めぐみんとダクネスはそう言う。
アインズ達は、アクア達を警戒する中、トウカ達は落ち着かせようとしていた。
すると。
「オーマイガッチャ⁉︎」
『……………うん?』
そんな声が聞こえてきて、アインズ達と湊翔達は、声のした方を向く。
そこには…………。
「えっ⁉︎ここどこなの⁉︎」
「違う街に転送されたの…………?」
「ここって…………学校?ラヴェニール学園じゃなさそうだけど……………」
「あれ⁉︎はぐたんとハリーが居ない⁉︎」
「本当だ!どこに行ったの⁉︎」
宝翔、りんな、はな、さあや、ほまれの五人の姿があった。
だが、転移する直前に一緒にいた筈のハリハム・ハリーとはぐたんの姿がないのを見て、慌てていた。
それを見た湊翔は。
「えっと〜…………どうしたんだ?」
「あ、あの!ここって何処なんですか⁉︎」
「はぐたんとハリーを知らない⁉︎」
「は…………はぐたんにハリー?」
「2人とも、落ち着いて」
「その人、戸惑ってるから…………」
湊翔がそう話しかけると、宝翔とはなはそう叫ぶ。
湊翔は、自分の知らない名前に困惑していると、りんなとさあやが落ち着かせる。
「すいません…………」
「いや、俺たちも突然、ここに転移してきた訳だし」
「えっ⁉︎ハリー⁉︎」
「いや、カズマです」
ほまれがそう謝ると、カズマはそう言う。
カズマの声を聞いて、ほまれがそう叫ぶと、カズマはそう言う。
「あっ…………ごめん。知り合いの声に似てたから…………」
「いや、気にしなくて良いですよ」
「ほう…………?カズマ、鼻の下を伸ばしてませんか?」
「ぎくっ⁉︎の、伸ばしてねぇし⁉︎」
ほまれがそう謝ると、カズマはそう反応する。
めぐみんがジト目でそう聞くと、カズマは慌ててそう言う。
そんな中。
「…………あれ?あの女の子達…………何処かで見た様な…………?」
朱翼は、はな、さあや、ほまれの三人を見ながら、首を傾げていた。
すると。
「あのぉ、すいません」
『ん?』
そんな声が聞こえてきて、全員が声のした方を向く。
そこには、アーク、アリアン、チヨメ、ポンタの姿があった。
「ここがどこだか、分からんか?」
「いや、俺たちもここに飛ばされて、訳が分からないんだよ」
「もしかして、アレが原因でしょうか?」
「迂闊に押すんじゃなかった……。」
「キュ〜………」
アークがそう話しかけると、白夜はそう答える。
そんな中、アリアン達はそんな風に話していた。
迂闊に押してしまった事を後悔して。
すると。
「ん?湊翔!カズマ!アインズ!」
「ん?あっ!フォルテ!リムル!」
「お前らも居たのか!」
「…………久しいな、フォルテ、リムル」
そこに、リムル、フォルテ、ディアブロ、ウルティマがいた。
フォルテは、湊翔、カズマ、アインズに気づいてそう叫ぶと、三人はそう反応する。
「あれ…………?ひょっとして、お知り合い?」
「ああ。どうやら、我々と
「まさか…………知り合いがいるとはな」
「その様ですね」
「面倒な奴も居るけどね」
はながそんな風に聞くと、アインズとリムルはそう言う。
それを見て、ディアブロとウルティマがそう言うと。
「こんな所で現れるなんて、良い度胸じゃない!女神アクアの名において、まとめて浄化してやるわ!」
「女神?」
「……………を自称してるだけだ。気にするな」
アクアはそんな風に叫んで、浄化魔法を発動しようとする。
それを聞いて、さあやが首を傾げながらそう言うと、白夜はそう言う。
すると。
「ふんっ!」
『えっ⁉︎』
フォルテはアクアに近寄ると、アクアにアイアンクローをする。
それを見て、全員が驚いていると。
「痛い⁉︎痛い⁉︎痛い⁉︎ちょっと!何すんのよ!」
「何すんのよじゃない。そうやっていきなり攻撃を仕掛けようとするな」
「何よ!ここはあんた達の世界じゃないから、遠慮はいらないわよね⁉︎女神アクアの名の下に、アンタ達を浄化してやるんだから!」
「反省ゼロか。なら…………ゼウスに代わって更に仕置きだな」
「痛い痛い痛い!」
アクアがそう叫ぶと、フォルテはドスの効いた声でそう言う。
それに対して、アクアは悪びれずにそう言うと、フォルテはそう呟き、更に力を込める。
アクアはそんな風に悲鳴を上げる。
「あの…………止めなくて大丈夫なんですか?」
「大丈夫よ。アクアの自業自得だし」
「鳴っちゃいけない音が聞こえるんだけど…………」
それを見て、りんなが止めなくて良いのかと聞くが、トウカは呆れ気味にそう言う。
さあやがそんな風に言う中、アクアにアイアンクローをしていたフォルテは、チラリ朝礼台にクルト・フォン・ルーデルドルフが現れる。
すると、ルーデルドルフは大きく叫んだ。
「お前達!授業の時間だ‼︎」
ルーデルドルフは、タバコを吸いながらそう叫ぶ。
その際、その場に居た全員がルーデルドルフを見ると………。
『……………誰?』
その場にいる全員が、同じ様な事を考えていた。
全員は、2組に案内される。
そこには、ターニャ達とケロロ達と灯悟達とハッコン達が既に居た。
その際に、ターニャとケロロと灯悟とハッコンが考えていた事としては。
『何だ⁉︎何だここは⁉︎』
『どこなんでありますか⁉︎』
『どうなってんだよ⁉︎』
『日本みたいだけど…………』
三人と一つの自販機は驚愕していた。
突然、見知らぬ世界に飛ばされたと思ったら、学校に居たのだから。
ボタンを押した経緯を思い出し終えると、周囲の確認をする。
『一見、元の世界だ。だが!』
「ひっ⁉︎」
ターニャは周囲を見渡すと、そんな風に思い、ある方向を見る。
その方にいたヴィーシャが萎縮すると。
「何でしれっと座ってるのよ!」
「お前だって座ってるじゃないか!」
「喧嘩すんなよ!」
「落ち着いてって!」
ターニャの視線の先には、湊翔達の姿があった。
カズマとアクアが言い争い、湊翔とトウカが落ち着かせようとしていると。
『あれは、ファンタジーの世界か?装備はまともじゃない』
『ていうか、あの一団はなんでありますか?猫耳が生えてたり、耳が尖ってたりしてるであります………。もしや、敵性宇宙人でありますか⁉︎』
ターニャは湊翔達を、ケロロはアーク達を見てそう判断していた。
実際、アリアンは耳が尖っていて、チヨメは獣の耳があったからだ。
一方、灯悟とハッコンは。
『あそこにいるのは…………中学生くらいか?そんな子達までいるなんてな…………』
『周りを見ると、本当に癖が強そうだな…………』
灯悟は宝翔達を見て、ハッコンは周りを見てそう思う。
そして、ターニャとケロロは、アインズ達とリムル達を見る。
『そして、こいつらに至っては…………人ですらない』
『何か、
『これは、神を騙る存在Xの仕業……と、考えるべきか………⁉︎』
ターニャは、モンスター揃いのアインズ達を見てそう思い、ケロロはリムル達を見てそう思う。
ターニャとケロロがそう考えると、灯悟も含めて、ある方を向く。
『それにしても…………』
『なんで…………⁉︎』
『自販機が生徒みたいな扱いになってるんだ……………?』
ターニャ、ケロロ、灯悟の三人が向いた方には、ハッコンの姿があった。
自動販売機が生徒のように扱われている異質な光景を見て、そう思っていた。
すると、廊下から声が聞こえてくる。
「廊下を走るのは、すごーく良くないと思うの」
「まったく、バルスのせいで走る羽目になったわ」
「ちょっと反省する必要があるかしら!」
「お前らが起きないのを俺のせいにすんじゃねぇよ⁉︎」
廊下から声が聞こえてきて、全員が廊下の方を向く。
三人の女の子と1人の男の声がしていた。
すると、三人の女の子とは別の女の子の声が聞こえてくる。
「スバル君大丈夫ですか?」
「あぁ、抗って抗って抗って手に入れたこの幸せ!………が、ちょーと不思議な状況だけど!そこは置いといて一先ずは……!」
その女の子がそう聞くと、スバルという名の男の声がそう返事する。
そんな声がすると、教室のドアが開かれる。
「毎日が楽しい学園生活を………」
スバルは教室のドアを開くと、中にいる面子を見渡す。
そして、叫ぶ。
「…………って、なんじゃこの状況はぁぁぁあああ⁉︎ 」
スバルがそう叫ぶ中、スバルの後ろには、エミリア、パック、レム、ラム、ベアトリスの姿があった。
そんな状況に、他の面子は。
『また何か増えてるよ…………』
「アインズ様、殲滅致しましょう」
「まぁ待て!まずは情報収集からだ!」
「かしこまりました」
どんどんと人が増えていく状況に、アインズが頭を抱えると、アルベドはそう聞いてくる。
アインズがそう言うと、アルベドは大人しくなった。
「……これ、何かヤバイ状況だよな?」
「だよな………」
「大丈夫よ!カズマと湊翔には女神である私が付いてるわ!任せて頂戴!」
「だからヤバいって言ってるんだよ⁉︎」
「どうなってんの………?」
それを見て、湊翔とカズマがそう話していると、アクアは花鳥風月をやりながらそう言い、カズマはそう突っ込む。
「なんか…………とんでもないガッチャの予感がする〜!」
「またそのポエム…………」
「めちょっく⁉︎どうなってるの⁉︎」
「訳分からない…………⁉︎」
「そうだね……………」
それを見て、宝翔がそう叫ぶと、りんなは呆れ気味にそう言う。
一方、はな達はかなり戸惑っていた。
「これが存在Xの試練だと言うなら行幸だ!奴の目論見を破壊して目に物を見せてやる‼︎アヒャハハハハハハハハハ!アヒャハハハハハハハハハ‼︎ 」
「しょ、少佐ぁ?少佐ぁ~~~~~⁈」
ターニャはそう叫ぶと、狂った様に高笑いをする。
それを見て、ヴィーシャはそう話しかける。
「これ、どうなってるんでありますか?」
「分かんないですぅ…………」
「知るか!」
「どんどん増えていくでござるな…………」
「まあ、いいんじゃね?」
ケロロ小隊はそんな風に話をしていた。
「…………どんな展開なんだ………?」
『もう訳分かんない………』
「マジか…………」
それを見ていたアーク、ハッコン、灯悟はそんな風に思っていた。
「嘘だろ………」
「ふむ…………」
リムルとフォルテはそんな風に考えていた。
すると。
「………なんだよこれ。ってか、フォルテとリムルじゃねぇか!久しぶりだな!」
「うん?ああ、スバル!」
「久しぶりだな」
スバルは見渡してそう言うと、リムルとフォルテに気づいて、そんな風に言う。
どうやら、フォルテとリムルは、スバルとも知り合いの様だった。
「普通じゃない奴がいっぱいなのよ」
「バルス、情報が無さすぎるわ。とりあえず犠牲になって来て」
「犠牲が確定なのね⁉︎」
「大丈夫です!スバル君と姉様は、レムが護ります‼︎」
すると、ベアトリスとラムがそう言うと、スバルはそう突っ込み、レムはそう言う。
そんな中、エミリアが口を開く。
「ねぇ、スバル」
「ん?」
「ここは……凄ーく沢山のお友達が居るのね!」
「こんな状況でもポジティブなエミリアたん、マジ天使!」
笑顔で話すエミリアを見て、スバルも喜びながら答えるのだった。
一方、校長室では。
「学園生活の…………始まりか」
ルーデルドルフがそう呟く。
こうして、十の異世界からやって来た者達による、奇妙な学園生活が始まった。
今回はここまでです。
今回は、クラスメイトとしての邂逅です。
転スラとフォルテの面々は、湊翔達だけでなく、スバル達とアインズ達とも出会っていた事が判明する。
スバル達とアインズ達との出会いに関しては、転スラとフォルテでいずれ描写されます。
そして、教室にも様々な人たちがいた。
自販機が生徒扱いされていて、驚いたでしょうが。
そして、次回は自己紹介に入ります。
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