異世界でくてっと   作:仮面大佐

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第1話 集結!でくてっと

 様々な経緯で、謎のボタンを押してしまった10の世界の者たち。

 目を開けるとそこには、グラウンドが広がっていた。

 

「ここは………⁉︎」

「ここは………どうやら、我々の住む世界とは違う様ですね」

『こ、これって………!もしや異世界転移⁉︎』

 

 アインズがそう驚いていると、デミウルゴスはそう呟く。

 それを聞いて、アインズは内心、頭を抱えていた。

 すると。

 

「すいませーん。ちょっとお聞きしたい事があるんですけど〜」

「んん⁉︎」

「うわっ!」

 

 アインズに対して、アクアが話しかけると、アインズはそう反応して、アクアはそう言う。

 一方、カズマと湊翔は話をしていた。

 

「戻ったのか………?」

「いや、日本に戻ったにしては、ちょっと違和感を感じるんだが……………」

 

 2人は周囲を見渡しながらそう話す。

 すると。

 

「カズマ!湊翔!ちょっと見てよ、あれ!アンデッドよ、アンデッド‼︎」

「しかも、モンスターの大群まで⁉︎ああっ………!私たちは、こいつらに抵抗虚しく蹂躙され………!」

「フフフッ!我が爆裂魔法の出番の様ですね‼︎」

「ちょっと、落ち着いて!」

「爆裂魔法を撃とうとするな!」

「まず、状況を確認しないと………!」

「どうなっているんだ…………」

 

 アクアはそう叫ぶのを皮切りに、めぐみんとダクネスはそう言う。

 アインズ達は、アクア達を警戒する中、トウカ達は落ち着かせようとしていた。

 すると。

 

「オーマイガッチャ⁉︎」

『……………うん?』

 

 そんな声が聞こえてきて、アインズ達と湊翔達は、声のした方を向く。

 そこには…………。

 

「えっ⁉︎ここどこなの⁉︎」

「違う街に転送されたの…………?」

「ここって…………学校?ラヴェニール学園じゃなさそうだけど……………」

「あれ⁉︎はぐたんとハリーが居ない⁉︎」

「本当だ!どこに行ったの⁉︎」

 

 宝翔、りんな、はな、さあや、ほまれの五人の姿があった。

 だが、転移する直前に一緒にいた筈のハリハム・ハリーとはぐたんの姿がないのを見て、慌てていた。

 それを見た湊翔は。

 

「えっと〜…………どうしたんだ?」

「あ、あの!ここって何処なんですか⁉︎」

「はぐたんとハリーを知らない⁉︎」

「は…………はぐたんにハリー?」

「2人とも、落ち着いて」

「その人、戸惑ってるから…………」

 

 湊翔がそう話しかけると、宝翔とはなはそう叫ぶ。

 湊翔は、自分の知らない名前に困惑していると、りんなとさあやが落ち着かせる。

 

「すいません…………」

「いや、俺たちも突然、ここに転移してきた訳だし」

「えっ⁉︎ハリー⁉︎」

「いや、カズマです」

 

 ほまれがそう謝ると、カズマはそう言う。

 カズマの声を聞いて、ほまれがそう叫ぶと、カズマはそう言う。

 

「あっ…………ごめん。知り合いの声に似てたから…………」

「いや、気にしなくて良いですよ」

「ほう…………?カズマ、鼻の下を伸ばしてませんか?」

「ぎくっ⁉︎の、伸ばしてねぇし⁉︎」

 

 ほまれがそう謝ると、カズマはそう反応する。

 めぐみんがジト目でそう聞くと、カズマは慌ててそう言う。

 そんな中。

 

「…………あれ?あの女の子達…………何処かで見た様な…………?」

 

 朱翼は、はな、さあや、ほまれの三人を見ながら、首を傾げていた。

 すると。

 

「あのぉ、すいません」

『ん?』

 

 そんな声が聞こえてきて、全員が声のした方を向く。

 そこには、アーク、アリアン、チヨメ、ポンタの姿があった。

 

「ここがどこだか、分からんか?」

「いや、俺たちもここに飛ばされて、訳が分からないんだよ」

「もしかして、アレが原因でしょうか?」

「迂闊に押すんじゃなかった……。」

「キュ〜………」

 

 アークがそう話しかけると、白夜はそう答える。

 そんな中、アリアン達はそんな風に話していた。

 迂闊に押してしまった事を後悔して。

 すると。

 

「ん?湊翔!カズマ!アインズ!」

「ん?あっ!フォルテ!リムル!」

「お前らも居たのか!」

「…………久しいな、フォルテ、リムル」

 

 そこに、リムル、フォルテ、ディアブロ、ウルティマがいた。

 フォルテは、湊翔、カズマ、アインズに気づいてそう叫ぶと、三人はそう反応する。

 

「あれ…………?ひょっとして、お知り合い?」

「ああ。どうやら、我々と君たち(湊翔達)は知り合いではないが、フォルテとリムルとは知り合いの様だな」

「まさか…………知り合いがいるとはな」

「その様ですね」

「面倒な奴も居るけどね」

 

 はながそんな風に聞くと、アインズとリムルはそう言う。

 それを見て、ディアブロとウルティマがそう言うと。

 

「こんな所で現れるなんて、良い度胸じゃない!女神アクアの名において、まとめて浄化してやるわ!」

「女神?」

「……………を自称してるだけだ。気にするな」

 

 アクアはそんな風に叫んで、浄化魔法を発動しようとする。

 それを聞いて、さあやが首を傾げながらそう言うと、白夜はそう言う。

 すると。

 

「ふんっ!」

『えっ⁉︎』

 

 フォルテはアクアに近寄ると、アクアにアイアンクローをする。

 それを見て、全員が驚いていると。

 

「痛い⁉︎痛い⁉︎痛い⁉︎ちょっと!何すんのよ!」

「何すんのよじゃない。そうやっていきなり攻撃を仕掛けようとするな」

「何よ!ここはあんた達の世界じゃないから、遠慮はいらないわよね⁉︎女神アクアの名の下に、アンタ達を浄化してやるんだから!」

「反省ゼロか。なら…………ゼウスに代わって更に仕置きだな」

「痛い痛い痛い!」

 

 アクアがそう叫ぶと、フォルテはドスの効いた声でそう言う。

 それに対して、アクアは悪びれずにそう言うと、フォルテはそう呟き、更に力を込める。

 アクアはそんな風に悲鳴を上げる。

 

「あの…………止めなくて大丈夫なんですか?」

「大丈夫よ。アクアの自業自得だし」

「鳴っちゃいけない音が聞こえるんだけど…………」

 

 それを見て、りんなが止めなくて良いのかと聞くが、トウカは呆れ気味にそう言う。

 さあやがそんな風に言う中、アクアにアイアンクローをしていたフォルテは、チラリ朝礼台にクルト・フォン・ルーデルドルフが現れる。

 すると、ルーデルドルフは大きく叫んだ。

 

お前達!授業の時間だ‼︎

 

 ルーデルドルフは、タバコを吸いながらそう叫ぶ。

 その際、その場に居た全員がルーデルドルフを見ると………。

 

『……………誰?』

 

 その場にいる全員が、同じ様な事を考えていた。

 全員は、2組に案内される。

 そこには、ターニャ達とケロロ達と灯悟達とハッコン達が既に居た。

 その際に、ターニャとケロロと灯悟とハッコンが考えていた事としては。

 

『何だ⁉︎何だここは⁉︎』

『どこなんでありますか⁉︎』

『どうなってんだよ⁉︎』

『日本みたいだけど…………』

 

 三人と一つの自販機は驚愕していた。

 突然、見知らぬ世界に飛ばされたと思ったら、学校に居たのだから。

 ボタンを押した経緯を思い出し終えると、周囲の確認をする。

 

『一見、元の世界だ。だが!』

「ひっ⁉︎」

 

 ターニャは周囲を見渡すと、そんな風に思い、ある方向を見る。

 その方にいたヴィーシャが萎縮すると。

 

「何でしれっと座ってるのよ!」

「お前だって座ってるじゃないか!」

「喧嘩すんなよ!」

「落ち着いてって!」

 

 ターニャの視線の先には、湊翔達の姿があった。

 カズマとアクアが言い争い、湊翔とトウカが落ち着かせようとしていると。

 

『あれは、ファンタジーの世界か?装備はまともじゃない』

『ていうか、あの一団はなんでありますか?猫耳が生えてたり、耳が尖ってたりしてるであります………。もしや、敵性宇宙人でありますか⁉︎』

 

 ターニャは湊翔達を、ケロロはアーク達を見てそう判断していた。

 実際、アリアンは耳が尖っていて、チヨメは獣の耳があったからだ。

 一方、灯悟とハッコンは。

 

『あそこにいるのは…………中学生くらいか?そんな子達までいるなんてな…………』

『周りを見ると、本当に癖が強そうだな…………』

 

 灯悟は宝翔達を見て、ハッコンは周りを見てそう思う。

 そして、ターニャとケロロは、アインズ達とリムル達を見る。

 

『そして、こいつらに至っては…………人ですらない』

『何か、地球(ペコポン)人ではないのは、確かでありますな』

『これは、神を騙る存在Xの仕業……と、考えるべきか………⁉︎』

 

 ターニャは、モンスター揃いのアインズ達を見てそう思い、ケロロはリムル達を見てそう思う。

 ターニャとケロロがそう考えると、灯悟も含めて、ある方を向く。

 

『それにしても…………』

『なんで…………⁉︎』

『自販機が生徒みたいな扱いになってるんだ……………?』

 

 ターニャ、ケロロ、灯悟の三人が向いた方には、ハッコンの姿があった。

 自動販売機が生徒のように扱われている異質な光景を見て、そう思っていた。

 すると、廊下から声が聞こえてくる。

 

「廊下を走るのは、すごーく良くないと思うの」

「まったく、バルスのせいで走る羽目になったわ」

「ちょっと反省する必要があるかしら!」

「お前らが起きないのを俺のせいにすんじゃねぇよ⁉︎」

 

 廊下から声が聞こえてきて、全員が廊下の方を向く。

 三人の女の子と1人の男の声がしていた。

 すると、三人の女の子とは別の女の子の声が聞こえてくる。

 

「スバル君大丈夫ですか?」

「あぁ、抗って抗って抗って手に入れたこの幸せ!………が、ちょーと不思議な状況だけど!そこは置いといて一先ずは……!」

 

 その女の子がそう聞くと、スバルという名の男の声がそう返事する。

 そんな声がすると、教室のドアが開かれる。

 

「毎日が楽しい学園生活を………」

 

 スバルは教室のドアを開くと、中にいる面子を見渡す。

 そして、叫ぶ。

 

…………って、なんじゃこの状況はぁぁぁあああ⁉︎

 

 スバルがそう叫ぶ中、スバルの後ろには、エミリア、パック、レム、ラム、ベアトリスの姿があった。

 そんな状況に、他の面子は。

 

『また何か増えてるよ…………』

「アインズ様、殲滅致しましょう」

「まぁ待て!まずは情報収集からだ!」

「かしこまりました」

 

 どんどんと人が増えていく状況に、アインズが頭を抱えると、アルベドはそう聞いてくる。

 アインズがそう言うと、アルベドは大人しくなった。

 

「……これ、何かヤバイ状況だよな?」

「だよな………」

「大丈夫よ!カズマと湊翔には女神である私が付いてるわ!任せて頂戴!」

「だからヤバいって言ってるんだよ⁉︎」

「どうなってんの………?」

 

 それを見て、湊翔とカズマがそう話していると、アクアは花鳥風月をやりながらそう言い、カズマはそう突っ込む。

 

「なんか…………とんでもないガッチャの予感がする〜!」

「またそのポエム…………」

「めちょっく⁉︎どうなってるの⁉︎」

「訳分からない…………⁉︎」

「そうだね……………」

 

 それを見て、宝翔がそう叫ぶと、りんなは呆れ気味にそう言う。

 一方、はな達はかなり戸惑っていた。

 

これが存在Xの試練だと言うなら行幸だ!奴の目論見を破壊して目に物を見せてやる‼︎アヒャハハハハハハハハハ!アヒャハハハハハハハハハ‼︎

「しょ、少佐ぁ?少佐ぁ~~~~~⁈」

 

 ターニャはそう叫ぶと、狂った様に高笑いをする。

 それを見て、ヴィーシャはそう話しかける。

 

「これ、どうなってるんでありますか?」

「分かんないですぅ…………」

「知るか!」

「どんどん増えていくでござるな…………」

「まあ、いいんじゃね?」

 

 ケロロ小隊はそんな風に話をしていた。

 

「…………どんな展開なんだ………?」

『もう訳分かんない………』

「マジか…………」

 

 それを見ていたアーク、ハッコン、灯悟はそんな風に思っていた。

 

「嘘だろ………」

「ふむ…………」

 

 リムルとフォルテはそんな風に考えていた。

 すると。

 

「………なんだよこれ。ってか、フォルテとリムルじゃねぇか!久しぶりだな!」

「うん?ああ、スバル!」

「久しぶりだな」

 

 スバルは見渡してそう言うと、リムルとフォルテに気づいて、そんな風に言う。

 どうやら、フォルテとリムルは、スバルとも知り合いの様だった。

 

「普通じゃない奴がいっぱいなのよ」

「バルス、情報が無さすぎるわ。とりあえず犠牲になって来て」

「犠牲が確定なのね⁉︎」

「大丈夫です!スバル君と姉様は、レムが護ります‼︎」

 

 すると、ベアトリスとラムがそう言うと、スバルはそう突っ込み、レムはそう言う。

 そんな中、エミリアが口を開く。

 

「ねぇ、スバル」

「ん?」

「ここは……凄ーく沢山のお友達が居るのね!」

「こんな状況でもポジティブなエミリアたん、マジ天使!」

 

 笑顔で話すエミリアを見て、スバルも喜びながら答えるのだった。

 一方、校長室では。

 

「学園生活の…………始まりか」

 

 ルーデルドルフがそう呟く。

 こうして、十の異世界からやって来た者達による、奇妙な学園生活が始まった。




今回はここまでです。
今回は、クラスメイトとしての邂逅です。
転スラとフォルテの面々は、湊翔達だけでなく、スバル達とアインズ達とも出会っていた事が判明する。
スバル達とアインズ達との出会いに関しては、転スラとフォルテでいずれ描写されます。
そして、教室にも様々な人たちがいた。
自販機が生徒扱いされていて、驚いたでしょうが。
そして、次回は自己紹介に入ります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から受け付けています。
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