昼休み、懇親会が始まった。
ちなみに、教室ではなく、体育館に移動していた。
「それじゃ~あ、懇親会の出し物を始めようぉか~な」
そう言うと、ロズワールは一つの箱を取り出す。
「ここに皆の名前が書かれた紙があ~る。一枚ずつ引くから、名前を呼ばれた子からかくし芸を見せてくれたまぁ~え!!名前は………」
『…………………』
ロズワールはそう言うと、箱の中に手を入れる。
皆が緊張で黙る中、ロズワールが箱の中から引いた最初の一人は……。
「レルゲン先生!」
「……はい⁉︎」
選ばれたのは、レルゲンであった。
何故か自分が選ばれた事に驚いたレルゲンは口を開く。
「ロ……ロズワール先生⁉︎どうして私がかくし芸をする必要が⁉︎」
「ソレハ………」
何故自分の名前が書かれた紙が入ってたりと訳が分からないレルゲンがロズワールに聞こうとする。
すると、コキュートスがレルゲンに向けて呟いた。
「ロズワール先生ガ、楽ノシソウジャナ~イカト思ッタカラ!」
「なら、仕方ないんじゃねぇの?」
「仕方ないのよ!」
「くぅ!」
コキュートスは、先日にレルゲン先生が言ったことをもう一度言う。
コキュートスに続くようにヒュールミとラムも言い、それを聞いたレルゲンは歯を食いしばった。
「仲良くなるのは全員だ~からね?皆の規範となる為にも、まずは先生からどうぞぉ」
「くっ………⁉︎私はこの学校の生徒指導を務める、エーリッヒ・フォン・レルゲン!それでは僭越ながら、我らが帝国国歌を斉唱します‼︎」
『うわぁ……』
ロズワールの説明に納得がいかないものの前に立ったレルゲンは、拳を胸に添えながら言い、それを聞いたターニャは少しだけ引いてしまった。
そのままレルゲンは帝国国歌を斉唱するのだが、これと言って面白い物でも無く、当然全員の反応は薄いどころでは無かった。
それを見ていたダクネスは。
「………見たかカズマ、湊翔⁉︎」
「はい見ました、カズマです」
「うん、見たよ、湊翔です」
「あの圧倒的にスベった様を‼︎」
「スベってるね」
「誰もが⁉︎人や人でない誰もが⁉︎軽蔑の目で彼を見ているぞ‼︎」
「可哀そうー」
「今この瞬間彼は、種族を超えて!もっとも非議された存在として晒されているぞ!」
「あれ?この展開……」
『や……止めて、止めてください……』
そんな中ダグネスは何故かテンションを上げながらカズマと湊翔に話しかける。
その周囲は、殆どが興味が無い者や不思議がる者。
同じ世界の出身であるターニャ達からも呆れ&ドン引きな顔をされていた。
ヴァイスに至っては、笑いを堪えていた。
アインズは、見てられないと言わんがばかりに両手で顔を覆っていた。
リムルとフォルテは、レルゲンに同情する様な表情を浮かべていた。
ケロロ小隊は、ケロロ、タママ、ドロロはドン引きしていて、ギロロは感心、クルルは笑っていた。
「あぁ~!私もこのような目で皆に見てもらいたい!」
「始まった……」
「何故貴様は、おめおめと生きて居られるのか⁉︎……と言わんばかりの目で⁉︎」
「……………ふっ!」
そう言い続けながら、何故か興奮し出したダグネスがアルベドやベアトリス、アリアン、イドラ、ヒュールミと言った面々が目を半開きしながらレルゲンを見ながら言ったのを見てカズマは呆れる中、ラムはレルゲンを見て鼻で笑った。
そんな対応の中、レルゲンは帝国国歌を最後まで斉唱し続けながらこう思った。
『………くっ殺‼︎』
その後、レルゲンは撃沈した。
そんなレルゲンを無視して、ロズワールは紙を取り出す。
「さてお次はぁ~と、おやぁスバル君だぁ~よ!」
ロズワールはそんな風に言う。
どうやら、スバルの様だ。
「ラッキー!レルゲン先生のお陰で、ハードルが凄い勢いで下がったぜ!」
「そうは言っても、バルスに何かまともな芸があるとは思えないわ」
さっきのレルゲンのスベリっぷりに少し喜んだのか、笑みを浮かべながら立ち上がるスバルに対してラムは話しかけた。
それに対して、スバルは。
「そう言われると思ったよ姉様?でもな、俺にはとっておきの特技が一つあるんだよ!」
「流石、スバル君です!」
「まだ何もやってねぇよ!」
そんなラムに対してスバルが言った事にレムが喜び、まだその反応が早いとスバルはツッコんだ後、皆の前に立った。
「さぁ~て、ここに取り出すは……ただの糸!何処も切れてないし、繋ぎ目もありません!でもここをこうして……こうしてこうすると………東京タワー!」
スバルが見せたかくし芸はあやとりで、それで東京タワーを作った。
だが……………。
『…………』
「………ハッ!」
「のぉおおおおおおおおおお!やっぱり地味だったかぁ⁉︎」
殆どが異世界から来た面子でもあって反応が無く、ラムにも鼻で笑われたを見てスバルは膝を床に付けて、頭を抱えながら叫んだ。
ただ、ケロロ達といった一部のメンツは、東京タワーに反応していた。
「いいえ!レムは感服しました!それが何かはわかりませんが」
レムはスバルに対して、フォローしきれていないフォローをする。
すると。
「ロズっち先生!挽回!どうか挽回の機会を〜!」
「でぇ〜も………もうやったじゃな〜いか」
「お願いします!このまま引き下がりたくないんです!」
「しょうがないねぇ〜。仕切り直しとしてどうぞ〜?」
スバルは必死にそう頼み込む。
ロズワールは断ろうとしたが、スバルの必死の頼み込みに、ロズワールは折れた。
「何するんだろ〜!」
「そうだね」
「あやとりであんなに滑ったのに、よくやれるよね」
「確かに…………」
「まあまあ!見てみようよ!」
それを見ていたはな達はそんな風に話す。
ほまれとりんなは、スバルの往生際の悪さに呆れたとも、感心するようにそう言う。
すると。
「やっぱり…………こっちの方がインパクト強かったか?」
「何?あの剣?」
「さぁ…………?」
「ロゥジーの聖剣と似たような感じがしますが…………」
「そうでしょうか?」
スバルはそう言うと、ある物を取り出す。
それは剣であり、束の部分が紫で刀身が金色でノコギリのようなギザギザの刃をしていた。
それを見て、アリアンとチヨメ、テルティナとロゥジーはそう話す。
一方、一部の面子は。
『あれって…………闇黒剣月闇⁉︎』
『あれは何だ…………?』
『もしかして、スバルも変身できるの⁉︎』
湊翔、ターニャ、アインズはそんな風に反応していた。
すると。
「それじゃあ………行きますかね!」
スバルはそう言うと、一冊の本を取り出す。
「あれは…………?」
「本………?」
「何をする気なんだ?」
それを見て、イドラ、ラーニヤ、灯悟はそう反応する。
すると、スバルの本から音が流れる。
『ジャアクドラゴン!』
『かつて世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった一体の神獣だった……』
「何でありんすか?この音は?」
「さぁ…………?」
それを聞いて、シャルティアとマーレはそう話す。
本の正体は、ジャアクドラゴンのワンダーライドブックなのだ。
スバルは、闇黒剣月闇のジャガンリーダーにジャアクドラゴンのワンダーライドブックをスキャンする。
『ジャアクリード!』
その音声が鳴ると、スバルは邪剣カリバードライバーにジャアクドラゴンワンダーライドブックを装填する。
すると。
「え〜っと…………俺の真正面にいる人は危ないと思うから、少し避けてくれねぇか?」
「あ、ああ…………」
「そうだな…………」
スバルはそう言い、スバルの直線上にいる人達は離れる。
そして、邪剣カリバードライバーの上に闇黒剣月闇を構える。
「変身!」
スバルがそう叫ぶと、邪剣カリバードライバーのライドインテグレターを闇黒剣月闇のエングレイブヒルトで押す。
『闇黒剣月闇!』
『
『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』
その音声が鳴ると、スバルの周りをジャアクドラゴンが回転して、スバルは闇黒剣月闇を振り下ろす。
すると、スバルの見た目が変わり、闇の剣士を思わせる見た目となっていた。
スバルは、仮面ライダーカリバーに変身したのだった。
「スバルさんの姿が変わった………⁉︎」
「ほう………興味深いな………!」
『ヒュールミがなんか食いついてる⁉︎』
それを見て、ラッミスとヒュールミはそんな風に反応して、ハッコンはそう思う。
「それって…………仮面ライダー⁉︎」
「お、おう。仮面ライダーカリバーって言うんだ。まあ、この力は、フォルテがくれたもんだけどな」
「フォルテが⁉︎」
「まぁな」
カリバーに変身したスバルを見て、宝翔はそう反応する。
それを聞いたスバルはそう言う。
スバルのカリバーの力は、フォルテから受け取っていたのだ。
それを聞いた人達は。
「あの方が…………」
「……………」
「まさかと思うけど…………レッドみたいなのが他にもいたりしないよね…………?」
テルティナがそんな風に反応する中、ロゥジーは目を細めてフォルテの事を見つめる。
そんな中、イドラはそう呟いていた。
すると、ロズワールは再びくじを引く。
「はいはい次の番……お!レム君だぁ~ね!」
「はい‼︎」
そんな中、次はレムに決まり、ロズワールが呼ぶとレムは前に立ちながら準備をした。
「……え?」
その準備の最中、レルゲンは何故かスイカを持たされた事に疑問を抱いていた。
するとその時、レムの額から光るツノが生えてきて。
「ぬぅううう!ハァアアアアアアアアアアアアアアア!」
「ぬわぁあああああああああああああ!」
レムは少し狂気じみた笑みを浮かべながらモーニングスターをレルゲンが持つスイカ目掛けて振る。
それによってスイカが粉砕されたのと同時に、レルゲンは倒れてしまう。
スイカをモーニングスターで破壊したレムはモーニングスターをキャッチする。
「見事ダ……アレダケノ質量ヲブレルコトナク操リ、的ヲ射抜ク技術」
「当然よ。レムは優秀なの」
「でも、姉様には到底及びません」
さっきのレムのかくし芸を見てコキュートスが賛美したのを見てラムが自分のように言った隣で、レムは謙虚しながら席に座った。
ちなみに、レルゲンはレムがスイカをモーニングスターで破壊した際、あまりの衝撃に気絶していた。
「ほう………あの赤髪の女の子が………」
「アレヨリ精度ノ高イ戦闘技術ヲ持ッテイルノカ?」
「わっ寒ぅ⁉︎」
そんなレムの話を信じてしまったヒュールミとコキュートスはそう呟く。
ちなみに、コキュートスが放った冷気で少し寒さを感じたスバルだった。
「次は…………アリアン君だぁ〜よ」
「はい」
ロズワールがくじを引くと、アリアンの名前が書かれていた。
アリアンは前に出ると。
「ハァァァァ!」
アリアンは炎を纏った剣で、剣舞を行う。
「こんな物かしら」
「はぁ~い!!アリアン君ご苦労だぁ~たね」
アリアンがそう言うと、ロズワールはそう言う。
次の番に移った。
「お次は………ドロロ君だぁ〜よ」
「拙者でござるか」
「ドロロ〜!頑張って〜!」
ロズワールがくじを引くと、次に選ばれたのはドロロだった。
小雪がそう話しかける中、ドロロが前に出る。
「拙者がやるのは、この木塊を、木の彫像にするでござる」
ドロロはそう言って、自分の短剣を抜刀して、木塊を切って、納刀する。
すると、一体の龍の木像が出来た。
「こんな感じでござる!」
「ドロロ、器用じゃない!」
「何か、ドロロって、蒼影に似てるよな」
「雰囲気も、似てるよな」
ドロロがそう言うと、夏美はそう言う。
それを見ていたリムルとフォルテは、ドロロが蒼影に似ていると思っていた。
そして、次の番になる。
「次は〜……………はな君だぁ〜よ」
「は、はい!」
「頑張って!」
ロズワールが引いたくじには、はなの名前があり、はなは緊張気味に前に出ると、さあやはそう言う。
すると。
「え〜っと…………緊張するけど…………やります!」
「あれは何だ?」
「さぁ…………?」
はなはそう言うと、ポケットからある物を取り出す。
それは、角に丸みを帯びたピンク色のスマートフォンのような形をしている物で、プリハートという名前だった。
それを見ていたヴィーシャとターニャがそう話すと。
「ミライクリスタル!ハートキラっと!」
はなはそう言うと、一番上の金色に赤い宝石のような物が消えた部分にミライクリスタルという宝石をセットする。
すると、画面に白い二重のハートが刻まれて、そして下の部分をスライドさせてハートの形にすると、ピンク色に輝く。
そのピンク色の光に体を包まれて、はなの髪が大きくなびいていく。
「はぁぎゅ~~!」
はなはそう言いながら、ハートの下の角の部分の赤いハートをタッチして、胸元に寄せる。
そして、手を広げると二重の白いハートが赤色に変わり、そこから光が溢れ出して、はなの回りを囲む。
光が晴れると、衣装が濃いピンク色のチアリーダーのような、おなかの部分が出たワンピースになり、腰に桜色の大きなリボンが付いたシースルーのピンク色のスカートにその上に緑色のフリルが出てくる。
更には両手首に小さな黄色のポンポンが出てきて、両足に白いニーソックスに両足首に黄色のボンボン、ピンク色のブーツが現れた。
二の腕にもシースルーの袖カバーが着いている。
「ぎゅぅ~~!」
はなはそう言って、またぎゅうとプリハートを掴むと、今度は二重のハートが黄色になる。
そこから光が溢れて、はなの髪をウェーブのかかった薄いピンク色のロングヘアーへと変え、サイドをまとめたシニヨンに赤いリボンに白い花が現れる。
「ぎゅぅ~~!」
再度、プリハートをタッチすると、今度はハートが水色になって光が溢れ出すと、顔にメイクが施され、両耳に緑のクローバーイヤリングが、頭にピンクのハートのアクセサリーが、後ろの腰に大きい薄いピンクのリボンが装着される。
そしてプリハートを腰に付いたポーチへと入れるとカバーが閉じる。
「輝く未来を抱きしめて!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」
はなは片足で着地すると、右腕を天高く伸ばして、左腕を腰にすえて右足を左膝につけてポーズを決めて、キュアエールと高らかに叫ぶ。
「キュア…………?」
「エール…………?」
「な!何ですかあれは⁉︎」
「はなちゃんが…………変身した…………⁉︎」
それを見たアリアン、チヨメがそう反応する中、めぐみんと夏美はそう言う。
そして。
「あの子まで⁉︎異世界の女の子も、レッドみたいな人が多い物なの…………⁉︎」
「何か知ってるのか?浅垣灯悟」
「いや…………プリキュアなんて、聞いた事ないんだけどな……………」
「へぇ〜…………!あれ、少し気になるかも!」
「そ、そうだね…………」
イドラは、スバルに続いて、はなまで変身したのを見て、頭を抱えていた。
ロゥジーがそう聞くと、灯悟は首を傾げながらそう言う。
そして、アウラとマーレはそんな風に話していた。
「プリキュア…………?」
「やっぱり…………」
「朱翼は、そのプリキュア…………?とやらを知っているのか?」
「うん」
白夜がはなが変身したキュアエールを見て首を傾げている中、朱翼はそう呟く。
ダクネスの問いには、朱翼は頷いた。
「あいつがプリキュアとはな…………」
「プリキュア…………よく分からんな」
「意外だな、フォルテがプリキュアを知らないなんて」
「何でも知ってる訳じゃないからな」
リムルとフォルテはそんな風に話していた。
ちなみに、フォルテは初代のプリキュアくらいしか知らなかった。
「え〜っと…………はなちゃん以外にもプリキュアって居るの?」
「というより…………」
「私とさあやもプリキュアだから」
「そうなの⁉︎」
夏美がそんな風に聞くと、さあやとほまれもプリキュアである事を明かす。
それを聞いて、ハッコンはそんな風に反応していた。
そして、はながプリキュアへの変身を解除して、座席に戻ると。
「それじゃあ…………おや。宝翔君だぁ〜ね」
「俺か!よし!」
「一ノ瀬。本当にやる気?」
「そりゃあ…………俺だってやるよ。ミナト先生も大丈夫だって言ってたし」
「それはそうだけど……………」
ロズワールが引いたくじには、宝翔の名前があった。
それを見て、宝翔が立ち上がる中、りんなはそう話しかける。
ちなみに、ミナト先生とは、宝翔達の前の世界の学校であるラヴェニール学園の進路指導の先生だ。
ミナト先生も、この世界に来ていたのだ。
宝翔は前に出ると。
「それじゃあ…………やるよ!」
宝翔はそう言うと、腰にある物を当てる。
それは。
『ガッチャードライバー!』
ガッチャードライバーだった。
「あれって…………やっぱり、レッドの腕につけてるあれに似てる気配がするわね」
「という事は…………」
「ほう…………?」
ガッチャードライバーを見て、イドラ、テルティナはそう話して、ヒュールミは興味深そうに見ていた。
「行くよ!ホッパー1!スチームライナー!」
「ホッパー!」
「スチーム!」
「何でしょうか?あのカード…………?」
「さあ…………?」
宝翔がそう言うと、ホッパー1とスチームライナーのカードを取り出す。
それを見て、チヨメとアークがそう話すと。
『
『
宝翔は、その2枚を装填する。
すると、宝翔の背後にホッパー1とスチームライナーが現れる。
宝翔は変身ポーズを取ると。
「変身!」
そう言うと、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作する。
『ガッチャーンコ!』
その音声が鳴ると、宝翔の周囲をホッパー1とスチームライナーが浮かび上がる。
「ホッパー!」
「スチーム!」
ホッパー1とスチームライナーは、2枚のカードが合わさった場所から現れたフラスコの入り口へと向かっていく。
フラスコの中には、宝翔が居るように見える中、二体は宝翔と組み合わさる。
すると、ホッパー1とスチームライナーは、宝翔に合わさり、だんだんと宝翔の姿が変わっていく。
『スチームホッパー!』
その音声が鳴ると、宝翔にアーマーが装着されていき、最後はバイザーが上がる。
「俺は…………仮面ライダーガッチャードだ!」
宝翔はそんな風に叫んだ。
それを見ていたクラスメイトは。
『仮面ライダーか………。たっちさんが居たら、大喜びだったんだろうな………』
『アイツも仮面ライダーなのかよ⁉︎』
『ほう…………あれがあの者が変身する仮面ライダーとやらか』
アインズ、スバル、ターニャはそんな風に思っていた。
他のクラスメイトは。
「もう頭が痛い…………!」
「大丈夫?」
イドラは頭を抱えており、ラーニヤはイドラにそう話しかける。
「やっぱり…………気になる」
「何がだ?」
「いや…………はな達のプリキュアは、『HUGっと!プリキュア』って言うんだけど、ハグプリが2018年の2月から2019年の1月に放送されてたんだけど、ガッチャードって、ギーツの次の仮面ライダーで、多分、2023年の9月から2024年の8月までだと思うから、5年の間が空いてる筈なんだけど……………」
朱翼がそう呟く中、白夜がそう聞くと、朱翼はそう言う。
『HUGっと!プリキュア』と『仮面ライダーガッチャード』の放送年代がズレてるから、本来ならあり得ないはずだと。
すると、武劉が口を開く。
「…………この世界は複数の世界が混ざっているんだ。そんな世界があってもおかしくはない」
「それはそうなんですけど……………」
武劉はそんな風に言う。
朱翼は、あまり納得していない様に見えたが。
そして、それを見ていたフォルテとリムルは。
「あれが…………最初の頃のガッチャードか」
「デイブレイクとはかなり違うな」
リムルとフォルテはそう話す。
かつて、未来の一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャードデイブレイクを見ていたが故に、通常のガッチャードを見て、そんな反応をしていた。
そして、次の人の番になる。
「次は〜…………お!ハッコン君だぁ〜ね」
「俺の番か」
「じゃあ、運ぶね」
ロズワールがくじを引くと、名前はハッコンだった。
ハッコンがそう言うと、ラッミスがハッコンを運ぶ。
「一体、何するんだろ!」
「人間の魂が宿ってる自販機か…………面白そうじゃん」
それを見ていた冬樹とサブローはそんな風に言う。
すると。
「それじゃあ…………行くぜ!まずは…………キャンディの自販機!」
ハッコンはそう言うと、見た目が変わっていく。
その見た目は、キャンディを売っている自販機の見た目だった。
「ほう…………見た目が変わるとは」
「これをどうぞ」
ディアブロが感心する様にそう言うと、ハッコンはそう言って、念動力でキャンディを配っていく。
「うん!すっごく美味しいです!」
「確かに…………甘くて美味しい…………!」
「こりゃいけるな」
「だな!」
「確かに、美味しい…………!」
キャンディを食べた203航空魔導大隊の面々は、そんな風に言う。
他の人たちも嬉しそうに食べていた。
「まだまだ行くぜ〜!オリャアーッ!」
ハッコンはそう言うと、次から次へと自販機の形を変えていく。
アイスの自販機、唐揚げ弁当自販機、花の自販機、自販機コンビニ、化粧品自動販売機、漫才自動販売機、レトロ自販機など、さまざまな自販機に姿を変えて、商品を提供していく。
「すごいね、ハッコンって!」
「うん!本当にケミーみたい!」
「でも…………人の魂が宿ってるって事は、ある意味ではケミーなのかな…………?」
一方、ハッコンを見ていたターニャとヴィーシャは。
「皆凄いですね少佐。それにしてもさっきレムさんが砕いたスイカ…………」
『なるほど………これまでで見た限り、これは各陣営相手に能力を見せつける場と言う事か。ヤバそうな二つの陣営のトップや実力のありそうな陣営のトップと交友が図れたとはいえ油断は禁物だ。考えるに我々の能力は決して高くはないだろう。能力の底を見せて、軽く見られるのは愚策だな………』
隣のヴィーシャがそう呟く。
そんな中、ヴィーシャの話が聞こえないぐらい、アインズとリムルとフォルテと湊翔と灯悟とアークとハッコンを見ながら、ターニャはそう考える。
ターニャが考えている中、次に芸を見せる人が決まった。
「お!次はヴァイス君だぁ~ね。」
「はい!」
『まぁ……ヴァイスならうまくやるだろう』
次は部下であるヴァイスで、大きく返事しながら前に出たヴァイスを見てターニャは思った。
すると、ヴァイスは口を開く。
「帝国203魔導大隊、マテウス・ヨハン・ヴァイス大尉であります!私はこれと言った芸を持ち合わせておりませんので……せめて!」
「はぁ⁉︎」
「第一ボタン!外します!」
「干渉術式!」
「がぁああああああああああああああああああああああ⁉︎」
そう思った矢先、ヴァイスが芸が持ち合わせてないと言う理由か分からないが服を脱ごうとしていた。
それを見たターニャはすぐに、干渉術式でヴァイスを止めた。
「あ……あ……え?」
「………お見苦しいものをお見せした!」
気を失ったヴァイスをケーニッヒとノイマンとグランツが運んだのを見てヴィーシャが戸惑う中、ターニャはさっきの事に対して全員に謝罪した。
「あのような仕打ちを!私にもくれぇ!」
「黙れよなダクネス!」
『『『……仲良く出来る気がしたのは……』』』
『『『『気のせい……かも』』』』
さっきのを見てダグネスがまた興奮したのを見てカズマが止める中、アインズとリムルとフォルテと湊翔と灯悟とアークとハッコンは心中でそう思った。
そんな中、ロズワールは再びくじを引き。
「次はダクネス君だぁ~ね」
「お……わ、私は、一人では出来ないので……だ、誰か協力してはくれまいか?」
次に芸を見せる事になったのはダグネスで、指名されたダグネスは身体をもじらせながら他の皆に協力を頼んだ。
「じゃあ俺!俺が手伝いますよ!」
「アイツ、何で立候補してるんだ?」
「さぁ………?」
グランツが協力すると言って、グランツも前に出る。
それを見て、ターニャとヴィーシャはそう話す。
すると、鞭を持たされる。
「わ……私は身体が丈夫なのがとり得で、そ、それを証明する為に………い、今からこの屈強な男に鞭で!まさに鞭で思うように叩かれるのを、耐えて見せようではないかぁ~‼︎
「え……えぇええええええ~……!」
そのダグネスが腰を振りながら説明したのを聞き、ダグネスから渡された鞭を持ったグランツの顔は青ざめてしまう。
すると、ダクネスは口を開く。
「さぁ軍属の男よ!その手に持った鞭で、何時もやってる様に私を容赦なく打ち付けるが良い‼︎」
「やってないですよ⁉︎はっ⁉︎」
笑みを浮かべながら腰を振り続けるダグネスの話にグランツはツッコんだ後、周囲の目を気にする。
すると、浮かんでいたのは、軽蔑の視線だった。
「最低ね、あの男」
「武人ノ風上ニモオケヌナ」
「本当に最低です」
「最低………」
「最低だね………」
「最低だよ…………」
「最低ですぅ…………」
「最低…………」
「最低だな」
「最低…………」
「最低ですね」
「いや……いやいやいや……え⁉︎」
ラムとコキュートスとレムとほまれとさあやとはなとタママとりんなとヒュールミとイドラとチヨメの言葉を聞いて、グランツは首を振ってそれを否定しようとする。
すると、スバルが前に出てくる。
「おいそこの兄ちゃん!女の子ってのは、大事に扱わなきゃダメなんだぜ!」
「俺は何もやってない!ねぇ⁉︎」
前に出たスバルの言葉に言い返しながら、グランツは仲間達に助け舟を求めた。
だが……………。
「「………プイッ!」」
「プイじゃないよぉおおおおお⁉︎」
グランツはケーニッヒとノイマンに、そっぽ向かれたのを見て思わず絶叫した。
グランツは、ケーニッヒとノイマンに見捨てられた。
すると、ヴィーシャが口を開く。
「グランツ中尉……」
「え………?」
「最低ですね」
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおい‼︎ 」
そんなグランツに止めを刺すかのごとく、ヴィーシャがゴミを見るかの様な目でグランツを見て、グランツは絶叫する。
それを見ていたダクネスは。
「どうした⁉︎早くやったらどうだ⁉︎もう一人増えたか……もしや⁉︎二人がかりで私をどうこうしようってつもりなのか!?何て酷い辱めを⁉︎いやぁ……だが!それも受けて立とう!」
「何で俺も加えられてんだよ⁉︎」
そんな最中でもダグネスは何時も通りどころか、前に出たスバルも参加すると勘違いして更に興奮した笑みを浮かべながら腰を振った。
それを聞いたスバルは当然ツッコんだ。
「本当に最低ねバルス」
「武人ノ風上ニモオケヌナ」
「そんなスバル君も嫌いではありません!」
「おいおいおいおいおいおい!お~いぃ‼︎」
それを聞いて勘違いしてしまったラムとコキュートスとレムにスバルがツッコむ。
それを見ていたリムルとフォルテは。
『…………あいつら、可哀想だな』
『…………またか…………』
リムルは、変な印象を持たれてしまったグランツとスバルに同情して、フォルテはダクネスを冷め切った目で見ていた。
ダグネスの仲間でもあるカズマと湊翔は。
『『すいません……ウチの変態が、本当にすいません!』』
暴走気味のダグネスを止めることなく、ただ下を向きながらそう思うだけだった。
すると。
「…………おい、貴様ら」
「「「えっ?」」」
「清純の化身たるテルティナ様に、下品な物を陳列させた罪で斬首だ」
「やってる事が押しかけ死刑宣告⁉︎」
「ちょっ⁉︎」
「なっ!貴様も来ると言うのか!ならば………受けて立とうではないか!」
「アンタも煽らないで⁉︎」
ロゥジーはそう言うと、聖剣を抜刀しようとする。
それを見たスバルとグランツが顔を青ざめる中、ダクネスはそんな風に言う。
スバルがそう突っ込むと。
「……………ふんっ!」
「あぁぁん⁉︎」
「「「えっ⁉︎」」」
武劉はダクネスに手刀を食らわせて、ダクネスを気絶させる。
それを見て、スバル達が驚いていると。
「ふぅ…………お見苦しい物をお見せしました。2人も悪かったな。変な印象を持たせてしまって」
「あ、ああ…………」
「いや…………」
「ロゥジーだったな?お見苦しい物をお見せしたのは謝るが、だからと言って処刑は良くないと思うのでな。ここは…………水に流しては貰えないだろうか?」
武劉はクラスメイトにそう謝りつつ、スバルとグランツにそう言う。
そして、ロゥジーに対してもそう言う。
「………ふん。以後、気をつける事だな。テルティナ様にあの様な姿を見させるな」
「ああ」
ロゥジーがそう言うと、武劉もそう言う。
落ち着く中、ロズワールは再びくじを引く。
「アクア君だぁ~よ」
「えぇ~?」
「何だよお前?何時もみたいに、花鳥風月!とかやったら良いじゃねぇか!」
「確かに、良くやってるだろ」
次に指名されたのはアクアだった。
だが、やる気のない態度のアクアを見て、カズマは扇子を広げながら言った。
それを聞いた湊翔もそう言うと、アクアは口を開く。
「あのね。いつも言ってるけど、芸ってのは請われてやるものじゃないの!」
「うぅ~ん、それは困ったぁ~ね」
そう言ってそっぽ向いたアクアにロズワールが困っていた。
すると、アクアはある事に気付いた。
「ん?あぁ、別に魔法とかでも良いのよね?」
「まぁ……クラスの皆が驚くような魔法があるな~らね」
「じゃあやるわ!私のとっておき!」
アクアがそう聞くと、ロズワールはそう答える。
ロズワールの返答を聞いたアクアは立ち上がると、後ろらへんに座っているアインズとリムルとフォルテを睨みながら口を開く。
「女神にしか使えない最強魔法……セイクリッドターン・アンデッドを……!」
「お前はクラスメイトを消す気か⁉︎」
「またやる気かお前!」
「アクア殿は、クラスメイトを消す気でありますか⁉︎」
「ふぎゃ⁉︎」
アクアはそう言いながら腕に魔力を込めだす。
それを見てカズマと湊翔だけでなく、ケロロもハリセンでアクアの頭を叩いた。
「だって!あんな不純な連中と一緒なんて許せないじゃない!私は女神なのよ‼︎」
「そうだとしても、やっていい事と悪い事があるはずであります!」
「そうだそうだ!もっと言ってやれ‼︎」
「はぁ…………」
「危なかった………」
立ち上がりながらアクアが言った事にケロロはまたツッコみ、それに呼応するようにカズマが言う。
それに対して、アインズは全身に防御魔法をめちゃくちゃ展開し、リムルは
すると。
「痛い痛い痛い!何すんのよ!」
「本当に懲りないな、お前は。お仕置きだ…………!」
フォルテがアクアに近づき、アイアンクローを行う。
ミシミシミシ………!
体育館に、アクアの頭蓋骨が軋む音が響き渡る。
「流石に可哀想な気がするよ…………」
「うん…………」
「まあ、自業自得なんだけどね」
「あははは…………」
「これはひどい」
それを見ていたはな、さあや、ほまれ、テルティナ、イドラはそんな風に反応していた。
すると、アクアは痛みに耐えかねたのか、気絶した。
「はぁ~い!と言うこぉ~とで、アクア君の出し物はどつき漫才でぇ~した!」
「何故そうなる?」
それを見てロズワールが言った事に対して、フォルテはそう言うのだった。
そして、なんとかアクアが目覚めると。
「そろそろ良い時間だぁ~ね。皆にやってもらいたいけど、後4人くらいにしておくかぁ~ね。誰かやりたい人は挙手でぇ~す?」
懇親会も終わりに近づき、ロズワールはそう言う。
すると、めぐみんが手を上げる。
「……既にダグネスが恥を晒して………」
「なぁ⁉︎」
「アクアの馬鹿さを世に晒して…………」
「ハァ⁉︎」
「これ以上俺たちを困らせるのは止めてくれ、めぐみん」
「フン!何を言っているのです!このような場で、私が大人しくするはずがないじゃないですか‼︎」
カズマは、そう言いながらめぐみんを止めようとする。
だが、めぐみんは聞く耳を持たない。
「だってお前……かくし芸って何も出来ねぇだろ?もう、変身でもするか?」
「出来ますよ」
「出来ねぇよ」
「出来ますよ!」
「………変身以外で、何が出来るんだよ?」
「最大最高にして最強の爆裂魔法に決まってるじゃないですかぁ!」
「結局いつも通りじゃねぇか⁉︎」
カズマとめぐみんは、そんな風に話をする。
そんなこんなで、グラウンドに移動する。
「流石に体育館でやられたら大変だぁ~からね。目標はこちらで用意しぃ~たよ」
全員と校庭に出たロズワールが手を向けた先には、何処かの世界の誰かに似た銅像が置かれていた。
「対象が銅像なのは不満ですが、ひとまずは感謝するとします!」
「良いのかよ先生⁉︎この頭の可笑しい爆裂娘は、変身を除くと、爆裂魔法だけは本当に凄いんだぞ!」
めぐみんはそんな風に呟く。
カズマがロズワールに聞くと、アインズとリムルが声をかける。
「それは、是非とも見せて貰いたいですなぁ………」
「早く見せてくれよ」
「そこのアンデッド集団とリムルも目を見開いて見るが良いです!紅魔族最強のアークウィザードにして仮面ライダーナーゴ、めぐみんの勇姿を‼︎」
リムルとアインズは、そんな風に言う。
めぐみんはそう答え、爆裂魔法の準備に入る。
「………輝きを秘めしこの力、不可視を我が元へとに導き、混沌より接触せんとす、今!爆裂魔法が誘おう‼︎」
詠唱と共に魔方陣が展開し、めぐみんの周囲に魔力のオーラが大量に集まって来るのを見てカズマは呆れていたが、他の面子はそれぞれ反応しており、リムル達も感心していた。
次の瞬間。
「穿て!エクスプロージョン!」
めぐみんの爆裂魔法が放たれ、銅像は木っ端微塵になった。
めぐみんは、笑みを浮かべていた。
「ハァ………気持ち良かった、です。」
めぐみんはそんな風に呟く。
それを見ていたロズワールは。
「言うだけの事はあって、これは本当に見事だったね。これでフィナーレにしても良いかぁ~も………」
「いや、待ってくれだぜ!」
ロズワールがそんな風に言う中、灯悟が待ったをかけた。
「おんや?どうしたのかぁ〜な?」
「俺たちも、見せたい物があるんだぜ!ラーニヤ!頼むぜ!」
「ええ!」
ロズワールがそう聞くと、灯悟はそう叫び、ラーニヤはそう答える。
すると。
「
『ペッ
灯悟は、左の腰に付けていたホルスターから絆創膏の様なアイテム…………
そんな音声が鳴る中、灯悟はポーズを取ると。
「絆装チェンジ!」
灯悟はそう叫ぶ。
すると、灯悟の姿が変わっていき、戦隊レッドの様な見た目になる。
「燃え盛る熱き友情の戦士!キズナレッド!」
灯悟はキズナレッドに変身して、そんな風に名乗ると、背後で爆発が起こる。
「な!何ですか!あの赤い戦士は!紅魔族の琴線に激しく触れますよ!」
「何で爆発が起こったの?」
「さぁ…………?」
キズナレッドを見ていためぐみんがそんな風に叫ぶ中、アリアンとアークはそう話す。
キズナレッドの変身の際には、必ず爆発が起こるのだ。
一方、ラーニヤの方は。
「それでは…………行くぞ!」
「なんか、雰囲気が変わった?」
ラーニヤがそう叫ぶと、ラッミスはそう呟く。
雰囲気が変わったのだ。
ラーニヤは、ある物を取り出した。
それは、スフィンクスの絵柄が描かれたバッジだった。
それが出てくると。
『スフィスフィ!スフィンクス!』
「戴天身!」
そんな音声が鳴り、ラーニヤはそう叫びながら、アメンバッグルにレリーフグリフバッジと呼ばれるアイテムを装填する。
『
その音声が鳴ると、ピラミッドを彷彿とさせる石レンガがラーニヤを覆う。
そして、それが消えると、ラーニヤの姿が変わっていた。
「我はアメン!太陽の森の防人、アメンだ!」
ラーニヤはそんな風に叫んだ。
ラーニヤが変身したのは、アメンと呼ばれる戦士だった。
「変身した…………!」
「あの音声…………ディケイドライバーやレジェンドライバーと同じか?」
「多分な……………」
白夜がそう呟く中、湊翔とカズマはそう話す。
アメンのシステムボイスが、ディケイドライバーやレジェンドライバーの物と酷似していると。
「それじゃあ…………行くぜ!ラーニヤ!」
「ああ!」
灯悟とラーニヤはそう話すと、お互いにぶつかっていく。
「うぉぉぉぉ!」
「ハァァァァァ!」
灯悟とラーニヤは、お互いに格闘戦を繰り広げていく。
すると。
「やるな!だったら!絆を結んで悪を断て!握手カリバー!」
『シェイクハンドッキング!』
その音声が鳴ると、灯悟は双剣を合体させて、薙刀の様な形状にする。
「ならば!こちらも!」
それを見たラーニヤは、バッグから別のバッジを取り出す。
『スカスカ!スカラベ!』
『
今度は、スカラベが描かれたバッジを取り出して、アメンバッグルに装填する。
すると、両手にピラミッドが現れる。
そして、両腕が緑色の装甲がついた。
「あれは…………」
「デモンズのゲノミクスチェンジみたいだな」
「行くぜ!」
「おう!」
それを見た湊翔とカズマはそう言う。
カズマが持っているレジェンドライダーのレイズバックルの一つ、デモンズのゲノミクスチェンジに似た能力であると。
灯悟とラーニヤがそう言うと。
「友文字斬り!」
『スカスカ!スカーレット・ランペイジ!』
「ハァァァァァ!」
灯悟とラーニヤがそう叫ぶと、灯悟は斬撃を、ラーニヤは火炎弾を放ってくる。
それがぶつかり合うと、爆発が起こる。
「やるな、ラーニヤ!」
「貴様もな!」
「なんか…………すご〜く仲良しさんね!」
「物怖じしないエミリアたん、流石だぜ………」
灯悟とラーニヤがそんな風に言うと、エミリアもそう言う。
スバルがそう突っ込む中。
「次はこれだぜ!運命の相手を撃ち抜け!縁結ビームガン!」
『縁結ビームガン!』
灯悟はそう言うと、銃を取り出す。
それを見たラーニヤは。
「ならば、こちらも!」
それを見たラーニヤは、バッグから新たな別のバッジを取り出す。
『ファルファル!ファルコン!』
『
今度は、ファルコンが描かれたバッジを取り出して、アメンバッグルに装填する。
すると、ラーニヤの全身に石レンガ囲われ、それが消えると、腕が翼になったアメンが出てくる。
「なるほど…………あのバッジを付け替える事で、フォームチェンジを行っている様だな」
「本当に仮面ライダーみたいだな…………」
「確かに…………」
「戦隊レッドに仮面ライダーみたいな奴…………ウルトラマンとかプリキュアみたいなのも居るんじゃねぇの?」
「知らないけど…………居る可能性はあるな」
武劉はそんな風に言う。
アメンは、バッジを付け替える事で、フォームチェンジを行うのだ。
それを見て、益々仮面ライダーみたいだと話す白夜とカズマ。
そして、湊翔はそう呟く。
下手したら、灯悟達の世界には、ウルトラマンやプリキュアみたいな存在がいるかもしれないと。
「行くぜ!」
『マチビトスナイプ!』
『ファルファル!コンバット・ブレイズ!』
「ハァァァァァ!」
灯悟はマチビトスナイプを発動し、ラーニヤは翼から無数の羽型ダガーを発射する。
マチビトスナイプがダガーを撃ち落とす中、お互いに互角だった。
「やるな!」
「やはり、貴様もなかなかだな!」
灯悟とラーニヤはそんな風に話す。
一瞬の静寂の末。
「「ハァァァァァ!」」
2人は駆け出していく。
すると。
「もう十分だろう」
「「っ⁉︎」」
そんな声と共に、2人の間に人影が入る。
そこに居たのは、フォルテだった。
2人の攻撃を受け止めた際、周囲に衝撃波が拡散する。
「フォルテ⁉︎いつの間に⁉︎」
「あの2人の攻撃を止めるなんて…………!」
「やはり、奴は只者では無さそうだな…………!」
それを見たアークが驚いてそう言う中、イドラとロゥジーはそう言う。
「悪いな。熱くなっちまった」
「ごめんなさい」
「気にするな」
「助かったよ〜。それじゃあ、今度こそフィニッシュで…………」
「待って下さい、ロズワール先生」
灯悟とラーニヤがフォルテにそう謝ると、フォルテはそう答える。
ロズワールがそう言う中、フォルテは待ったをかける。
「どうしたのか〜な?フォルテ君?」
「いや何。俺も戦いたい相手が居るんだ」
「ほう?誰なんだ〜い?」
「それは…………湊翔だ」
「……………えっ?俺?」
ロズワールがそう聞くと、フォルテはそう答えて、湊翔の名を呼ぶ。
湊翔がそう聞くと。
「ああ。お前、新たな力を手に入れたんだろ?」
「えっ?まあ…………」
「なら、相手をしてくれ。せっかくだしな」
「えっ?ああ」
フォルテがそんな風に言う。
それを聞いて、湊翔は腰にデザイアドライバーを装着する。
すると。
「カズマ、ダクネス。ニンジャとゾンビのレイズバックルを貸してくれないか?」
「え?構わないが……………」
「ほらよ」
湊翔はそう言うと、カズマとダクネスから、レイズバックルを借りる。
すると。
「取り敢えず、やるか。ディアブロ、ウルティマ、手伝ってくれ」
「かしこまりました」
「いいよ〜」
リムルはディアブロとウルティマにそう言うと、結界を張っていく。
「結界を張ったのか?」
「ああ。多分、戦闘が凄まじくなりそうだからな」
「えっ⁉︎」
アークがそう聞くと、リムルはそう答えて、宝翔は驚く。
それを見て、全員が固唾を飲む中。
「…………それじゃあ、行こうぜ。湊翔」
「ああ。お前の世界では、コテンパンにやられたからな。リベンジと行くぜ」
フォルテと湊翔は、そんな風に話す。
すると、湊翔はマグナムレイズバックルを取り出して、デザイアドライバーに装填する。
『
その音声が鳴る中、右側に白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が現れる。
湊翔は右手で狐の影絵を作り、中指と親指で、フィンガースナップをする。
「変身!」
湊翔はそう言うと、マグナムレイズバックルを操作する。
『
『
その音声が鳴ると、マグナムレイズバックルから、赤い弾丸が放たれ、隣のマグナムの文字に当たる。
それが、マグナムフォームのアーマーとなり、ギーツのエントリーレイズフォームとなった湊翔に装着され、ギーツ・マグナムフォームに変身する。
「あいつも変身出来るんだぜ⁉︎」
「あの人も仮面ライダー…………⁉︎」
「もう頭痛い…………」
それを見た灯悟、宝翔、イドラはそんな風に反応する。
一方。
『彼らの力…………見極めさせてもらうか』
『どうなるのか、見ものだな』
アインズとターニャは、そんな風に考えていた。
一方、湊翔が変身した姿を見たフォルテは。
「ほう…………最初はマグナムか。飛ばしてくると思ったが?」
「まずは小手調べと準備運動も兼ねてな」
「面白い…………!行くぞ!」
フォルテはそんな風に聞くと、湊翔はそう答える。
それを聞いたフォルテは、笑みを浮かべる。
風が吹いて、止むと同時に。
「「ハァァァァァ!」」
2人は駆け出していき、湊翔はマグナムシューターから銃弾を放ち、フォルテはエアバーストを乱射するエクスプロージョンを放っていく。
お互いの弾丸が相手の弾丸当たっていく中、2人は接近していた。
「ふっ!はっ!」
「はっ!はあっ!」
湊翔は、アーマードガンを使って、パンチと同時にアーマードガンで銃撃をしたり、キックをしていく。
それに対して、フォルテはシューティングバスターで迎撃していく。
「なんてレベルの高い戦いなんだ…………!」
「凄まじいわね…………」
それを見ていたヴァイスとアリアンはそう呟いた。
他の人たちも、唖然としながら見ていた。
「少しはやるな!」
「流石はフォルテ、そう簡単には行かないか。なら!」
フォルテがそう言う中、湊翔はそう言うと、マグナムレイズバックルを抜き、ニンジャレイズバックルを装填する。
『
その音声が鳴る中、右側に緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が現れる。
湊翔は、ニンジャレイズバックルを操作する。
『
『
その音声が鳴ると、ニンジャフォームへと姿を変える。
「姿が変わった?」
「まあ…………」
「あの男も、アメンと同じく、様々な力を使えるのか…………⁉︎」
それを見ていたイドラ、テルティナ、ラーニヤはそう話す。
すると。
「行くぞ!ハァァァァァ!」
「ほう…………分身か。だが…………甘い」
湊翔はそう言うと、分身しながらニンジャデュアラーを持って攻撃していく。
それを見たフォルテはそう言うと、フォルテも分身して、分身の攻撃に対応していく。
「ふっ!はっ!」
「はっ!はっ!」
2人は、それぞれの武器で攻撃していく。
すると。
「ふんっ!」
「何…………?」
湊翔は、ニンジャデュアラーを投擲する。
フォルテはそれを躱す。
すると。
「ふっ!」
「っ⁉︎」
投擲されたニンジャデュアラーがギーツ・ニンジャフォームの姿になると、腕についてる手裏剣を投擲する。
フォルテは驚いたのか、少しだけ反応が遅れるが、難なく対処した。
「やっぱ、一筋縄では行かないか」
「今のは…………影分身と変化の術を合わせたのか?」
「まあね。ナルトやサスケがやってた事を再現しただけだ」
湊翔がそう呟く中、フォルテはそう聞く。
それは、大筒木モモシキとの戦いで、ナルトとサスケが行った物だった。
それを聞いて。
「面白い…………!強くなったか!湊翔!」
フォルテはそんな風に笑みを浮かべる。
すると、湊翔は今度はゾンビレイズバックルをドライバーに装填する。
『
その音声が鳴る中、右側に紫色の手の絵とZOMBIEの文字が現れる。
湊翔は、ゾンビレイズバックルを操作する。
『
『
その音声が鳴ると、ニンジャフォームへと姿を変える。
それを見たフォルテは。
「今度はゾンビフォームか…………!」
フォルテはそんな風に言うと、ダークアームブレードを展開する。
すると。
「「ハァァァァァ!」」
湊翔はゾンビブレイカーで、フォルテはダークアームブレードで攻撃をしていく。
すると。
「ふっ!」
「何?」
『
フォルテのダークアームブレードを防ぎつつ、カバーをフォルテの攻撃を利用してずらしたのだ。
そして。
『
「ハァァァァァ!」
「ふっ!させるか!」
湊翔が紫色の斬撃波を放つ中、フォルテはダークアームブレードから斬撃波を放つ。
「まだか…………!だったら!」
湊翔はそう言うと、ゾンビレイズバックルを抜き、コマンドツインバックルを装填する。
『
湊翔は、コマンドツインバックルを装填して直ぐに、レイズバックルを操作する。
『
『
その音声が鳴ると、矢印と共にGREATという文字が湊翔に当たる。
すると、レイジングフォームへと変身する。
『
湊翔が格闘戦を行うと、レイジングソードが飛来する。
「「ハァァァァァ!」」
湊翔とフォルテは、それぞれの剣で攻撃をしていく。
お互いの攻撃が斬撃波となって、周囲に飛んでいく。
「のわっ⁉︎リムル達が作った結界が無かったら、危なかったな…………!」
「確かに…………あの2人があんなに強いなんて…………!」
それを見ていたスバルとハッコンはそんな風に話す。
ある程度、斬撃戦を行っていると。
「よし!」
レイジングソードからチャージ音が鳴り、湊翔はレイジングソードに付いてるキャノンバックルを操作する。
『
その音声が鳴ると、そのバックルをデザイアドライバーに装填し、操作する。
『
『
『
装填して直ぐにレイズバックルを操作すると、湊翔はギーツ・コマンドフォーム・ジェットモードへと変身する。
「コマンドフォームか…………!なら!バグチャージ!」
それを見たフォルテは、そう言うと、右手にゴスペルの頭部を模したアーマーを装着して、ゴスペルの顔の形をしたエネルギー弾を放っていく。
「ふっ!はっ!」
それに対して、湊翔はゴスペルの頭の形をしたエネルギー弾を切断していく。
一部、受けきれないと分かると、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。
『
その音声と共にキャノンモードになると。
「ハァァァァァ!」
ゴスペルの頭部型のエネルギー弾をトロンキャノンから出る荷電粒子砲で迎撃する。
「やるな!湊翔!」
「俺だってやる時はやるんだよ!こっから上げていくぞ!」
フォルテがそんな風に言うと、湊翔はそう言って、コマンドツインバックルを抜くと、ブーストマークIIレイズバックルを装填する。
『SET』
すると、湊翔の周囲にバイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が五つ浮かぶ。
湊翔は、ブーストマークIIレイズバックルのハンドルを捻る。
『
その音声と共に、BOOSTの文字が湊翔の周囲を回転してアーマーとなり、装着される。
これが、ブーストフォームマークIIだ。
「ほう…………!上がってきたか。面白い!」
それを見て、フォルテは更に笑みを浮かべた。
そして。
「「ハァァァァァ!」」
お互いに、ラッシュを行っていく。
その攻防の凄まじさには、誰しもが息を呑んだ。
「やるな!湊翔!」
「流石はフォルテだ!だったら!」
フォルテがそんな風に言うと、湊翔はそう言って、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させて、レーザーレイズライザーを装填する。
『
『
その音声が鳴ると、湊翔はレーザーレイズライザーとブーストマークIIレイズバックルを操作する。
『
『
『
その音声と共に、フォルテの攻撃を躱しつつ、レーザーブーストフォームへと変身する。
「ふっ!はっ!」
「ハァァァァァ!はっ!」
湊翔は、レーザーブーストフォームの重力操作を駆使して、攻撃をしていく。
フォルテは、湊翔の攻撃を躱したり、受け流したりして、カウンターを決めていく。
「やっぱり…………強いな、フォルテは」
「お前も強くなっているな」
「なら…………本気で行く!」
湊翔がそんな風に言う中、フォルテは湊翔を褒める。
湊翔はそう言うと、ブーストマークIXレイズバックルを取り出して、分離する。
『
その音声が鳴ると、湊翔は分離した二つのレイズバックルをドライバーに装填する。
『
その音声が鳴ると、ファンファーレの様な音が鳴り響き、円盤状のエフェクトが登場し、湊翔はその円盤の取っ手を捻って、蓋を開く。
すると、BOOST MARKIXというロゴが現れると、それを右に動かす。
それと同時に、後ろに機械的な円盤が現れて、狐型のロボットであるレジェンドキュウビが現れる。
湊翔は顔の横でフィンガースナップを行いつつ、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。
『
その音声が鳴るとバックルが展開して、九尾の狐の様な形状になる。
そのまま、ブーストスロットルレバーを引くとバックルに造型された9つの尾から青白い炎が噴き出てくる。
『
その音声が鳴ると、湊翔は一度、エントリーレイズフォームに戻る。
そこから、レジェンドキュウビが駆け上っていき、九つの柱が並び立っていく。
BOOST MARKⅨのロゴは一旦ブーストフォームマークⅢの上半身アーマーに変化し、すぐさま下半身に移動して、変形する。
レジェンドキュウビの方は上半身のアーマーとマスクに変化し、光の柱達がねじるように湊翔を囲むと同時にアーマーが装着される。
『
その音声と共に、ギーツIXに変身する。
それを見たフォルテは。
「本当に強くなったんだな。なら…………こっちも本気で行かせてもらう!ハァァァァァ!」
フォルテはそんな風に言うと、力を込める。
すると、フォルテの見た目が変わる。
「それは…………」
「俺の
「ああ!」
湊翔がそう呟くと、フォルテはそう答える。
フォルテは、
そこから、2人はぶつかり合っていく。
「「ハァァァァァ!ハァァァァァ!」」
2人はそれぞれの武器で攻撃をしていく。
その余波は凄まじく、2人の攻撃で建物やグラウンドが破壊されていくが、直ぐに修復される。
ゴ〜ン………!
その際、荘厳な鐘の音が鳴り響いていた。
「何だこれは…………⁉︎」
「凄まじいな…………」
「いや、凄まじいってレベルじゃねぇだろ⁉︎建物が壊されてるんだぞ⁉︎」
「でも、すぐに直ってるよ?」
「本当だ!」
「どういう仕組みなんだ?」
「分からないが…………」
「あの2人を敵に回したら、無事じゃ済まなそうだな」
「恐ろしいであります…………!」
「というより、この鐘の音はどこから鳴ってるの?」
「さぁ…………?」
それを見ていたターニャ、アインズ、スバル、宝翔、はな、灯悟、アーク、ハッコン、ケロロはそう話す。
湊翔とフォルテを敵に回したら、無事では済まないと。
そんな中、イドラとほまれは、どこからともなく鳴り響く荘厳な鐘の音を気にしていた。
「やるな!」
「そっちもな!なら…………!」
2人はそう話すと、空中に浮かび上がる。
「「ハァァァァァ!」」
2人はそれぞれの武器をぶつけ合う。
その様は凄まじく、衝撃波が地上にまで飛んできていた。
そして。
「これで決める!」
「来い!」
湊翔はそう言うと、ギーツバスターを左腰のレイズバックルホルダーに装填しつつ、レイズバックルを操作する。
『
「はっ!」
湊翔はレイズバックルを操作すると、大きくジャンプをする。
それを見たフォルテは。
「面白い…………!受けて立つ!輝刃ドライブ、インストール!」
フォルテはそう叫ぶ。
すると、ユニコーンドリルとレオサークルの幻影が現れ咆哮しながら一つに重なると、二体より一回り大きくユニコーンドリルをベースにレオサークルのパーツが各所に装着され翼を生やした二体が合体した
フォルテによって創り出された輝刃はその場で変形し、巨大な弓矢形態となってフォルテに装備される。
そして、矢に相当するドリル部分を高速回転させると同時に、フォルテの身体が金色に輝き始める。
「行くぞ!」
「来い!」
それを見て、2人はそう叫ぶ。
そして。
「ハァァァァァ…………!ハァァァァァ!」
『
「輝刃ストライカー!ファイナルアタック!」
ブーストIXビクトリーと輝刃ストライカーの二つの必殺技を発動して、お互いにぶつかり合う。
エネルギーが拮抗していく中、限界を超えて爆発する。
パリィィィン!
「結界が⁉︎」
そのエネルギーの爆発によって、結界が崩壊した。
それを見て、リムルが驚く中、煙から湊翔とフォルテが出てきて、湊翔は変身解除して、フォルテは通常形態に戻る。
「やるな、湊翔」
「やっぱり、フォルテは強いな」
2人はそう話すと、お互いに握手をする。
それを見て、皆はホッとしていた。
それを見ていたロズワールは。
「これはまた、凄いねぇ………。じゃあ、今度こそフィニッシュで………」
「いやまだだ」
「おんやぁ~?」
ロズワールが、今度こそ終わりにしようとしたが、今度はアインズが待ったをかける。
「これほどの魔法に戦いとは……いや良いものを見せて貰った。代わりにと言ってはなんだが、私も一つ芸を出させて頂くとしよう」
「………で、何を?」
「そうだな………」
アインズの話を聞いてロズワールは笑みを浮かべながら聞くと、アインズは顎に手を添えながら空を眺めた。
『………かくし芸なんて、サラリーマン時代も一度しかやらなかったな。酷い営業先の忘年会で……色んな出し物あったけど結局店を出た後、これだってのが一番盛り上がったんだよ』
そうサラリーマン時代の事を思い出しながら、校庭の真ん中に立ったアインズは手を広げ、めぐみんが出した何倍もの数の魔方陣を展開した。
「すげぇ………!」
「なぁ⁉︎何ですかこの魔方陣の数は⁉︎」
「とんでもない実力だぁ~ね」
その魔法陣の数を見てリムルとめぐみんは驚き、その実力にロズワールが認めていたその直後。
「ぬぉおおおおおおおおおおおおおおお‼︎」
アインズはその魔法陣から光を発し、その光は空高くまで届いた。
やがて光が止むと、空はいつの間にか青空が曇り空で隠れてしまっていた。
「………ん?」
「コレハ……」
その直後、その曇り空から降って来たのは、雪だった。
大雪でも吹雪でもない。
小さく、そして儚く散ってしまいそうな雪が多く、されどゆっくりと降って来たのだ。
「わぁ~……!」
「凄いですアインズ様!」
「コレダケノ雪ヲ、見事デス」
「本当に……本当に素晴らしい!」
「当然でありんす!至高なる恩方でありんすえ!」
「えぇ……本当に、当然ですわ。」
アインズの仲間であるマーレとアウラとコキュートスとデミウルゴスは驚き、それに頷くようにシャルティアとアルベドも雪降る空を見上げた。
「この!この冷たさがぁ!あぁ~‼︎」
「相変わらず、平常運転ね」
「凄いです………!」
「確かにな」
「天候を変えた…………」
「儚く降ってくるわね………」
「本当に凄いな、アインズは。」
「ま、まぁ結構やるじゃない⁉︎大した事無いけど⁉︎」
「コキュートスが冬将軍に見える」
「それは言わないで⁉︎思い出すから⁉︎」
雪の冷たさに震えるダクネスと、それを呆れながら見ている朱翼。
アインズに感心しているめぐみん、白夜、武劉、トウカ、湊翔。
アクアは、カズマが思い出した冬将軍でそう叫ぶ。
「アインズ君やるな……」
「ブグググググぐググググググググググ………」
「グランツ!グランツ中尉⁉︎」
「どうした?」
「泡を吹いて、気絶してます」
「多分、冬期戦演習場でのトラウマが……」
「フハハ……」
アインズの魔法を見てターニャが感心してる中、朝礼台に立ち泡を吹いて気を失っているグランツを見てノイマンが驚いたのを見てヴァイスが聞くと、それに対してケーニッヒが答えた。
それを聞いてヴィーシャが呟いた隣で、ターニャは少しだけ笑みを浮かべた。
「ぶへっくしょ〜い!寒いであります………!」
「しかし、気象衛星こまわりなしで、天候を変えてしまうとはな………」
「凄すぎですぅ………」
「あれは、本当に凄いでござる……」
「面白ぇじゃねぇか。クッ〜クックックッ………!」
「てゆーか、驚天動地?」
「本当に凄いや!」
「凄すぎるわよ………」
「そうですね………」
「アインズさんって、凄いですね!」
「確かにね」
寒さに震えるケロン人と、アインズの凄さに感心する地球人達。
モアは、いつも通り、四字熟語を言う。
「これは………凄いな!」
「アークと同じくらいに凄いわね、アインズは」
「もはや、何でもありですか………」
「キュ〜!」
魔法に関心するアークに、アインズの凄さに驚愕するアリアンとチヨメ。
そして、雪の中を走り回るポンタだった。
「すっげぇ〜!雪を降らせる事が出来るんだ!」
「凄い…………!」
「わぁぁぁ…………!」
「すごいね…………!」
「凄過ぎでしょ……………」
「ホッパー!」
「スチーム!」
宝翔達は、アインズが雪を降らせた事に驚いていた。
そして、ホッパー1とスチームライナーはそんな風に反応していた。
「凄いぜ、アインズは!」
「凄過ぎて…………もう頭が痛い…………」
「へ…………へっくしょい!」
「儚く降ってきたますね、ロゥジー」
「はい、テルティナ様」
灯悟がそんな風に言う中、イドラは感心とも呆れとも取れる反応を浮かべる。
ラーニヤは、薄着だった事もあり、くしゃみをしていた。
テルティナとロゥジーがそう話す中、ロゥジーはアインズを見ていた。
「儚く降ってくる……………」
「凄い〜……………!」
「これ…………キコユも同じ事が出来るんじゃねぇか?」
「そういえば…………キコユは大丈夫なのだろうか…………」
ハッコン達はそんな風に話をしていた。
キコユとは、ハッコン達が出会った雪精の女の子だ。
「流石だな、アインズは」
「確かに…………」
「まあ、やりますね」
「そうだね」
リムルとフォルテが感心する様にそう呟くと、ディアブロとウルティマはそんな風に呟いたのだった。
「フンッ!」
「寒いわ……」
「スバル君!こういう時はアレを飲みましょう!」
「学生は駄目なんだぜ」
「んぅ~………!」
「気持ちいいね、リア」
「そうねぇ。」
小さい雪ダルマを作るベアトリスの隣でラムが寒がっている近くで、スバルはレムの質問に答えながらエミリアを見ていると、降る雪を見つめながらパックと話すエミリアを見て、スバルは笑みを浮かべた。
「………フ、フフ……」
そしてアインズもまた、降り積もる雪を見ながら静かに笑うのだった。
こうして、懇親会は終わる。
クラスの絆が、少し、深まったのだった。
今回はここまでです。
今回は、懇親会の話です。
色んな人が、さまざまな事を行いました。
レルゲン先生は哀れでしたが。
スバルも仮面ライダーに変身が可能である事が判明する。
しかも、カリバーに。
様々な事が行われ、クラスの絆が深まったかもしれませんね。
次回は、オリジナルの話にするのか、委員会を決める話にするのかは未定です。
オリジナルの話に関しては、ロゥジー関連の話の予定です。
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