もう半年くらい空いたのか…振り返ってみると駄文すぎて訂正箇所多すぎだろ。
(とりあえず、相手の行動パターンを知れたのは良いが....どこから手を付けるべきか....?)
部屋にまた入っても多分進展はない....どころかもっと厄介なことになるのは目に見えてる。ダメだな、思考が凝り固まってる…
俺が行き詰っているのを感じたのか、詩織が声をかけてくる。
「....部屋ごとに設置されてる監視カメラがあるから、見回ってる先生とかに聞けばいいんじゃない?」
「....うん、たぶんそれが一番手っ取り早いか…。職員室に聞きに行こうか。」
とりあえず意見がまとまったので、一旦部室を離れ職員室に向かう。
扉を開けると、人がほとんどおらず数人の教師が机に向き直っているだけだった。
(なるべくここは聞きやすい人....あっ、担任居るじゃん。)
うちの担任はよく相談を受けてるのを見るし、そういう意味では適任だろう。
早速彼の座る席に近づき、話しかける。
「すいません、ちょっと時間良いですか?」
「おぉ、桐生か。まだ帰ってなかったのか?後ろには....日向?珍しい組み合わせだな。」
「実は....」
とりあえず目玉のことは伏せて、人がいないのに卓球部の部室から球の跳ねる音が聞こえたことをさりげな~く聞いてみる。
「....今度は卓球部か....」
「…?ほかの部でも起こるんですか?」
「頻度は低いが、見回ってると時々聞くことがあるな。そういや、時々電気が点滅している部屋からも聞こえることがあるな。近づくと決まって点滅が止むから、怪しいと思って監視カメラを確認することもあるんだが…いかんせん何にも映って無くてなぁ。」
「そうですか....」
(KP、なんか技能使って情報引き出せないか?)
『了解しました。
信用ロール
成功値65≫42 成功』
「....このことを話したら一部の馬鹿どもがうるさくなるんだが、二人はそういうことしないだろうし大丈夫だろう。実はな、幽霊の仕業って教師の間で噂されてるんだ。」
「幽霊?過去に人が死んだりとかあったんですか?」
「あぁ、俺も正確に知ってるわけじゃないんだが、過去にここの教師と生徒数人がまとめて行方不明になったらしくてな。その霊が今もその場所に残ってる...みたいな怪談話になってるんだよ。」
「行方不明....」
(これって、シナリオで結構重要な情報なんじゃ....)
「まぁ、こんなのまともに信じるやつはいないが、謎の音と電気の点滅は確かに不気味だな」
「....貴重な時間をありがとうございます。」
「おう、早く帰って安静にしてろよ~」
....とりあえず情報は以上の様だ。
職員室を出て、とりあえず今後の方針を話し合うことにしよう。
(とはいえ、見落としが無いとも限らないし、念には念を入れるか。
KP、アイデアで振ってくれないか?)
『....少々時間がかかりますが、判定しましょう
アイデアロール
成功値65≫63 成功 情報を送ります。』
瞬間、自分でも分かるほど思考が冴え渡り、点と点が線になる感覚が頭の中を駆け巡る。
(....あぁ~、なるほど。それなら筋が通るかも。)
「大丈夫、蓮くん?ずいぶん考え込んでいたみたいだけど。」
「え!?」
すぐに時計を見ると、先ほどの時間から十分ほど経っていた。
(技能振るのにも結構時間かかるのか....完全下校の時間になると面倒だから、少し急ぎ目で行くか....)
「大丈夫、ちょっと考え事をしてただけだ。それに、あの目玉のこと、ちょっとわかったかもしれない。」
「?....それは、どんなの?」
「ごめんだけど、時間が惜しいから少し早口で説明させてもらうね。まず、担任は監視カメラに目玉が映って無いって言ってたでしょ。でも、俺のスマホに移ってたから、写真に写らないっていうタイプじゃないはず。なら、おかしいのは監視カメラってことになる。それに、電気が点滅してる部屋もあったって言ってたし、不自然に止まるなんて現象も起きてたから、十中八九あの目玉の怪異は“学校の電気”を操ってる....とは言えないけど、何かしら関係があるのはまちがいなさそう。」
「電気....ってことは、外の配電盤とか、配線が怪しい....?」
「多分。だから、そこに行けば何かわかるかもなんだけど....」
「....一生徒が気軽に入れるところじゃないってこと?」
「まぁ、そうだね....」
配電盤なんかかなりの厳重に鍵かかってるだろうし、下手にいじって失敗でもしたら反省文、最悪停学になるくらいの大事になるだろう....
「まぁとりあえず、用務員さん辺りに詳しく聞いてみるか。なにか情報聞き出せるかもだし。」
「分かった、じゃあ、用務員室に移動しましょう。」
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この学校の用務員室は敷地内の別の建物にあり、外を経由していかなくてはならない。
その途中、配電盤のある一角を見つけたが、流石に外からじゃ様子は分からなかった。
少し歩くと、用務員さんが落ち葉を掃除しているのを見つけたので、とりあえず俺たちは話しかけることにした。
「あの、仕事中のところすみませんが、少し話をいいですか?」
「ん、おぉ、今の時間帯に生徒がここに来るなんて珍しいね。何か聞きたいことがあるのかな?」
「実は....」
とりあえず、こちらも目玉のことなんかを伏せて、学校の部屋で電気の点滅なんかがたびたび起きており、配線や分電盤が原因ではないか?くらいの感じで聞いてみることにした。
その話を聞いた用務員さんは、少し考えこんだ後、口を開いた。
「ん~そうだね、僕もその類の話は聞いたことあるし、一応定期的に業者を呼んだりしてるんだけど、毎回毎回異常なしって言われてるから、あんまり問題視しなくなったし....
あっ、そういえば....」
「そういえば....?」
「なんか業者の人、いっつもぼ~っとして、上の空だった気がしてね。やっぱりああいう人たちは仕事が忙しいんだろうけど、はたから見てもちょっと不安になったかな~」
(!?…まさかその人達、あの目玉になんかされてたんじゃ....)
「その時の様子、詳しく教えてくれませんか?」
「ん~、あんまり話さなかったから詳しくは僕も知らないかな。」
「そうですか....」
しかし、どこから調べるかもわかってないし、やっぱり卓球部か....。でも、あの怪異が収まらないことには....あ!
「そうだ、言い忘れていたんですけど、実は原因を確かめるために○○先生(担任)が蛍光灯を付け替えてみるらしくって、卓球部室の配電盤をOFFにしてほしいんですけど。」
(…どうだ?)
『この場合、説得か言いくるめに+30%で(説得で)承りました。』
『説得ロール
成功値35+30=65≫16 成功』
(....よし!)
「な~んだ、そういうことなら早く言ってよ。ちょっと待っててね。」
そのまま用務員さんは一旦用務員室へと戻り、何かを握って帰ってきた。遠目からで見にくいが、どうやら鍵のようだ。
「そうだ、せっかくだから配電盤のところに一緒に行くか「「行きます!」」おぉ、いい返事だね。まぁ、こういう珍しいことを体験するのも学生の本分ってやつさ。」
そのまま用務員さんの後についていき、さっき遠目から見えていた分電盤の前に来た。
手に持っていた鍵を差して開けると、中からたくさんのスイッチが付いている板や束ねられたたくさんのコードが見える。
「えぇ~ちょっと待ってね、卓球部室はっと…」
用務員さんが操作している間、無意識にたくさんのコードに視線が引っ張られる。
『目星半分で判定
蓮 目星(半分)成功値32≫39 成功
詩織 目星(半分)成功値35≫20 失敗』
(あれ、ロールしてくれてたのか。俺は失敗....だけど詩織が成功してくれてるな。)
俺がKPの声に夢中になっているうちにどうやら作業を終えていたようだ。用務員さんがこちらに話しかけてきた。
「はい、もう切っておいたから、帰るときに声かけてね」
「ありがとうございます。では、また。」
そう短い会話だけして、用務員さんは用務員室に帰っていった。背中が見えなくなってから、詩織に先ほどのことを訪ねてみようと彼女のほうを見たとき、頭の中で声が響く。
『日向詩織のSANチェック0/1
成功値??≫?? 成功 減少無し』
見れば顔が青白く、少し震えも見て取れる。というかSANチェックが発生したってことは....
「!?....大丈夫か、詩織。」
「....うん、平気。ちょっと驚いただけ。」
「....分電盤に、何か見たんだな。」
そう問いかけると彼女は小さく頷く。
「見えたの…あのコードに紛れて…肉みたいにてらてらして細長い管みたいなのが混じってて…」
「じゃあ、目玉と電気の繋がりははほぼ確っぽいな。卓球部室の探索、大丈夫か?」
心配して肩に手を置き顔を見る。なぜか赤くなっていたが大丈夫だろうか…?」
「…うん、今ので、覚悟できた。もう大丈夫だよ。」
「わかった、なるべく早く行くか。」
時計を見ると完全下校一時間前。悠長にしている時間は無いようだ。
俺たちは再び校舎に入り、部室の前まで来る。
先ほどの音はもう聞こえず、廊下に静寂が響いていた。
「じゃあ、開けるぞ。何か異変を感じたらすぐ言ってくれ。」
詩織が頷いているのを確認し、俺を先頭にして入る。
中もちろん真っ暗なので、携帯のライトを付けながら慎重に探索を行っている。
『目星ロール
蓮 成功値65≫56 成功
詩織 成功値??≫06 成功』
しばらく探索すると、床に白い粉の塊が落ちているのに気づく。よく見てみると、元が球状に固まっていた粉が崩れたようで、材質は分からなかった。
(何か分かるかるかもだし、とっとくか。とりあえず、ビニール袋に入れとけばいいだろ。)
そうして、なるべく素手で触らないようにビニール袋に入れて口を縛る。
証拠を確保した俺が詩織の方を振り返ると、ある一点を見つめていた。
「詩織、何かあったのか?」
「…これ、見て。」
詩織は指を指し示す。その先にあったのは…
「は…!?」
思わず後ろに飛び退く。それもそのはず、そこにあったのは…
つい先ほど見たあの目玉だったのだから。
一年経たなくてよかった…
モチベがやっと湧いてきたので駄文ですが続けます。
多分これまでの話も改善していくので、よろしくお願いします