IS転生記録 作:⊂((・x・))⊃
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9歳になりました。
3年生になり、今は学校の時間。
千冬ちゃんと束ちゃんと会ってから2年経って、色々変わったことがあった。
まず、束ちゃんと千冬ちゃんが同じ学校に入学してきた。
まあ、向こうは1年生、こっちは3年生だけど。
一度幼稚園に訪れてから、何故か俺についてくるようになったんだよねあの2人。
家にはついて来させなかった筈なんだけど、何故か束ちゃんに場所がバレた。
以外と家が近かったらしく、束ちゃんと千冬ちゃんは毎日俺の家に遊びにくるようになった。
あー、後、1番の変化といえば、1年前に更識家に女の子が1人、今年に入ってから更識家にもう1人女の子、千冬ちゃんの家に男の子、束ちゃんの家に女の子が産まれた。
更識家の女の子は刀奈、簪、千冬ちゃんの弟は一夏、束ちゃんの妹は箒と言って、とても可愛らしい顔をしている。4人とも原作キャラだ。よーく覚えてる。一夏君なんかはもう主人公だし。
あと、束ちゃんの家の道場にも通うようになった。あの篠ノ之道場の師範代、つまり束ちゃんの父親なんだけど、あの人も達人だった。ホント、剣道の腕はヤバい。あの人も本気出せば木倒せると思う。
あー、でもあの人もやっぱ俺の身体能力の高さには驚いてた。
因みに二年経って俺の足は更に速くなって現在50m6.9秒。着々と自分の身体能力が上がって行ってます。
「はい、じゃあ、この問題をーーーー織斑君!」
おっと、先生に指されてしまった。
流石に窓際だからと言ってずっと表を眺めてるのはよくないようだ。
黒板まで歩いて、答えを書いていく。
小学校3年生の問題なんぞ楽勝だね。鼻くそほじれるレベル。
「うん、正解!ーーーーでも、今度から授業はちゃんと聞こうか?」
「はい。すみませんでした」
「ううん、分かればいいから。じゃあ席に戻って」
「はい」
…ふむ、やはり授業を聞いてなかった事に怒っていたらしい。真面目な先生だな。
最近はモンペが多くて強く出れない先生も多いから…。あー、いやでもこれくらいは皆注意するか。
結局その後は注意されることなく、掃除の時間になった。
休み時間の度に束ちゃんやら千冬ちゃんやらが来てたが割合。だって一々数えてたらめちゃくちゃ時間かかるんだもの。あの2人やる事が異常に濃いんだもの。
「おい、お前外国人なのになんで日本いるんだよ」
「それにお前日本語でいつも喋ってるよな。外国人なんだから外国語で喋れよ」
「そうだよ。日本から出てけよ」
「え、あ、あの…」
…ふむ。いじめ、とまではいかないけど少しやり過ぎかな?男が3人で女の子1人を囲んでる。男のやることじゃ無いな。
それに、外国人だからとか外国語喋れとか日本から出てけとか理不尽過ぎる。そんなのだと外国とのコミュニケーション全くとれないぞ。
ふう、やれやれ。仕方ない、少し大人気無いが、俺が介入しようか。別に掃除を押し付けられているからじゃない。俺の中の正義の心があのようないじめを見過ごすなと言っているんだ。ほんと、掃除を押し付けられているからでは無い。
俺は手に持っていたモップを投擲の様に構えて、わざとらしく
「あー、ヤバいー。手が滑ったー」
などと言いながら強めに投げた。
「ぎゃぁああァァァァ!?」
見事命中。………尻穴らへんに。うん、なんか、ゴメン。
「お前っ!!何すんだよ!この外国人の事庇うのかよ!?」
「お前ら席も隣だし、夫婦なんだろ!!」
あ、その子俺の隣の席の子か。いや、覚えてた覚えてた。忘れて無かった、ちょっと思い出せなかっただけ。忘れてないって。
「はいはい面白い面白い。早く掃除しよーねー」
「否定しないって事はそーなんだろ!!」
「お似合いだなー!!」
あー、そういえば小学生ってこんなのだったね〜。
いーねーエンジョイしてるねー。
「法律上女の子は16歳まで、男の子は18歳まで結婚出来ないから夫婦にはなれません。おk?ならさっさと掃除しよーねー」
「う、うるせー!難しい言葉使って誤魔化してんじゃねーよ!!」
ふうむ、実に面倒臭い。いいからさっさと掃除をやればいいものを。いっその事脅した方が早いのではないのだろうか。
そう考えて、俺は先程投げたモップを拾い、力を入れた。
「よいしょ」
見事に真っ二つ。バキャッて変な音がした。目の前の男の子達も状況が把握出来ていないらしく、呆けている。
よし、今のうちのさっさと脅して掃除やらせよう。
「仏の顔も三度までだぞー、腕がこうなってもいいのかなー?嫌だったら掃除しよーねー」
「な、なんだよお前!!別に怖くねーからな!!お前なんか怖くねーからな!!」
「あー、うん分かった分かった。早く掃除しよーねー」
「く、くそおおおおお!!」
あっれー、殴り掛かって来ちゃったよ。どこで間違えたのだろうか。
とりあえず背負い投げの容量で投げておいた。受身もとれて無かったので痛そうだった。あっ、気絶してる…。
「はい、分かったら掃除しよーねー」
「う、うわぁぁ!バケモノーー!!」
バケモノとは失礼な。てか、掃除しろって。あとこの気絶した子回収してけよ。薄情な奴等だ。
「今男子2人が物凄い速度で走り去っていったけど一体何があったーーーってどうしたのその子!!」
…oh…先生くんのはえーよ。証拠隠滅の時間くらいくれよ。
「あー、すみません。俺がやりました」
「織斑君!?貴方がやったの!?…ちょっと職員室まで来なさい!!」
6時半になりました。
結局職員室でネチネチ怒られた。親御さん呼ぶまでに発展したし。俺の親来なかったけど。電話で「あんたなら大丈夫でしょ」とか言われたけど。無駄な信頼をどうもありがとう。
まあ、向こうの親御さんが自分の子供を正当化して、俺を悪人呼ばわりしてきたので、先程までの状況を束ちゃんに流して貰って終了だったが。
いや、束ちゃん何故か俺の教室にカメラ付けてるって言ってたからさ。有効活用させていただきました。勿論終わった後にカメラは外させてもらった。
いやー、映像が流れている時の親御さんの顔。真っ青でしたね。
映像見てたら掃除してる俺が掃除してない他の男子を注意して殴りかかられて投げ飛ばしただけだし。
結局そのあとは向こうの親御さん達は何も言えずに帰っていった。
で、結局帰る時間が6時半に。大分長引いてしまった。何故か束ちゃんと千冬ちゃんは残ってたけど。
「…あ」
「…ん、ああ、さっきの」
「…万秋兄さん、そちらは誰だ?」
「シュウ君、そいつ誰かな?かな?」
おおう、2人の目が怖いぜ…。完全に光が消えてらっしゃる。
「い、いや、さっきあの男の子達に絡まれてた子だよ」
ビビって口が上手く開かなかったが、なんとか言い切った。未だに目の光は消えたままだった。
怖い、怖いよ君たち。
「あ、あの!さっきは、ありがとう!!」
「あ、ああ、うん、気にしないで。えっと…た、確か隣の席だったよね。織斑万秋です。改めて宜しく」
2人に気が付いていないのか、俺にお礼を言ってくる女の子。
…でも、この子もどっかで見たことあるような気がするんだよなー……気の所為かな?
「あ、うん、宜しく万秋君!私はナターシャ・ファイルスだよ」
………………福音さんでしたか。
ふう、無理矢理感が否めないぜ…。
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