IS転生記録   作:⊂((・x・))⊃

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投稿が遅れたんじゃない。
逆転の発想をするんだ。








今までの俺の投稿が早かったんだと。


友人との別れは衝撃的でした。

15歳になりました。

 

ううむ。今日、鍛錬をしていて思った事がある。篠ノ之の剣術、更識の柔術、槍術は大体出来るようになってきた。師匠や師範代にも勝てるようになってきたのがいい証拠だろう。これらは、相手によって使うものを変えて行けば大分有効活用出来るだろう。けど、俺は気付いてしまった。俺が転生したのはISの世界だ。セシリア・オルコット然り、山田真耶然り、この世界には銃を使ってしまうものがいる。つまり、だ。

 

…………近接格闘技ばっか覚えてもダメじゃん。

 

ということである。

いや、ISに乗れるならば別段問題は無いのかもしれない。千冬ちゃんが原作で剣一本で世界一に上り詰めたように、寄って斬る事が出来るのだから。

しかしだ。俺はISに乗れない可能性の方が高い訳で。生身で自分の身を守らなきゃいけないんですよ。そこで、ですよ?もしISと戦う機会があってしまったとして、空飛ばれて空中から攻撃されたら何もできないでしょ?

詰まる所、ISやら拳銃やら持ってる相手と出くわしたら近接格闘技関係無しに瞬殺されてしまうのである。

だから、遠距離の武器の扱いを知りたいのだが…………どうしようか。正直、この平和な日本でそんな物騒なものを扱える人などいないだろうし……。いっそ世界を周ってみるのもいいかも知れない。しかしそれだと費用がなぁ……。まあ、今考えても仕方ない事だ。うん、忘れよう。

それよりも、今はナターシャの事だ。ナターシャが日本を出る、正確な日時が決まった。

3月9日。受験の二日前だ。まあ、受験の事は気にしてない。だってもう経験してるし?一応俺学年一位だし?

ちょっと自慢みたいになってしまった。とにかく、受験の事は気にしなくても大丈夫だ。なので、その日は見送りに行こうと考えている。

因みに、束ちゃん達にはもう話はしてある。2人とも別になんとも思ってないような態度をしていたけど、肩が震えていた。見送りに行ってやってもいいみたいな事も言っていた。素直じゃないよねぇ2人とも。

その時の光景を思い出して、思わず一人で笑ってしまった。まあ、自宅なので問題無いが。

 

「なんで1人で笑ってるの?」

「ん?ああ、いやぁ、ちょっと思い出し笑いを……し…て」

 

…ちょっと待て。俺、誰に話掛けてんの?部屋には誰もいなかった筈だ。しかも、この声。聞き覚えがある。っていうか間違える訳が無い。流石に不法侵入は犯罪なので、ちょっとした罰としてアイアンクローを全力でかけてやる事に。

 

「……何故ここにいるのかな?束ェ………」

「ちょ!?痛い、痛いよシュウ君!!束さんの頭が文字通り割れそうだよ!!」

 

涙目で本当に痛そうにしてたので、離してやる。これで反省してくれればいいのだが、全く反省しないから困ったものである。

 

「で、何をしに来たの?」

「うう…頭が……何って、あの金髪女の事だよ」

 

触れていなかったが、束ちゃんはナターシャの事を金髪女と呼んでいる。別に、仲が悪い訳では無い。ただ、2人で何かをとりあっているようで、関係としては友達というよりライバルの方が適切だろう。その何かは頑なに教えてくれなかったが、まあ2人で恨みっこ無しでとりあってるらしいから大丈夫だろう。

 

「……あの金髪女、9日に日本出るんでしょ?だから、その日に、金髪女と2人で話してあげて。多分、2人でしか話せない事もあるだろうから」

 

…………束ちゃん…。

やっぱり、この子も優しい子だ。口では憎まれ口を叩いているけど、ちゃんとナターシャの事を理解して、ナターシャの事を気遣っている。

思わず微笑んでいたら、束ちゃんはそれに気付いたのかアタフタしながら言葉を繋いだ。

 

「い、いや、ホラ、一応長い付き合いだし、それに…束さんとまともに張り合ってくるのってあいつくらいだったし、さ」

「………あぁ、分かった。ちゃんと2人で話すよ」

「……ありがとう」

 

……全く、優しい人が多いな、この世界は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遂にナターシャとの別れの日になりました。

 

他の人達から許可を取って、俺は今ナターシャと2人で話せる場所にいる。

 

「……ねえ、どうして2人で話そうなんて言ったの?」

「…ん?あぁ、束に頼まれたんだよ。ナターシャと2人で話してって」

「そっか…束が、か……」

 

ある程度予想していたのか、ナターシャは微笑んでうんうん頷いていた。

 

「束がこんなシチュを提案したなら、私がすることは一つよね」

「……何をするんーーっ」

 

何をするのか聞こうとした瞬間、俺の唇は何かによって塞がれた。その塞がれた唇には、柔らかな感触が伝わってきていて、目の前にはナターシャの顔があった。

思わず硬直していると、ナターシャの顔が遠ざかり、唇の柔らかい感触も消えていた。

 

………え?

 

こ、こここここれは、もももしや、キキ、キス!?

 

「な、なななななな何をっ!?」

「……これが、私の気持ちよ、万秋。私は、織斑万秋、貴方の事が好きなの」

「な…ナターシャ……」

 

…俺はなんて答えればいいのだろうか。言葉が見つからなかった。軽はずみな事を言ったら、きっとナターシャを傷付けてしまう。俺は、なんて言うのが正解なのだろうか。

いきなりの告白に言葉が見つからなくて、俺は思わず俯いてしまった。

するとそんな俺を見たナターシャが、涙が溜まった目を細めて、少し口元を緩めながら言った。

 

「ごめんなさい、急にこんな事を言って。別に付き合って欲しいって訳じゃないわ。ただ、どうしても伝えたかったの」

 

…あぁ、こんな時にもナターシャに気を遣わせてしまっている。

……俺は……。

 

「…また、絶対に会おう。その時までに、俺の答えを出すから」

 

俺に言えるのはこれくらいだ。だから、今の俺に言える事を精一杯言った。

 

「……うん、分かった。ありがとう」

 

そんな俺を理解しているかのように、ナターシャは微笑んだ。

 

「…そろそろ行かなきゃいけないわね。じゃあ、万秋」

 

ーーーーまたね。

 

そう言って、彼女は俺の前から姿を消した。

 

 

 




フッハッハ告白させてしまった。
だが、後悔は無い(キリッ

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