天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
起きたらテイワットにいて、Fateの天草四郎になっていた。何を言っているかわからないとは思うが私も何が起きているのかわからなかった。とりあえず何故こうなったか少し前のことを振り返ることにしよう......
—数分前
「うぅん.....眩しい.....」
なんだ、もう朝か。まったく昨日も夜遅くまで起きていたからかどうにも体が重い.....まぁ起きないと間に合わないしとりあえず目を開けて.....
「......はい?」
とつい疑問の声を漏らしてしまった。だけど無理もないと思う。だって目の前に広がる景色は私の部屋ではなく砂浜なんだもん。と言うかこの砂浜どっかで見たことある様な.....
「まぁいいや。とりあえず現状を把握しないと.....」
とそこまで口にしたところである違和感に気づく。そう、服装が寝る前とは全く違うのだ。黒い服だしなんか胸にはペクトラルクロス付けてるし.....と言うかなんか手もいつもと違う感じがするし....そうだ、そこに海があるんだしそこで自分の姿を見よう。それなら今自分がどう言う状態かわか...る....
「.....え?」
と思いながら私は立ち上がり少しふらふらした足取りながらも水面が見える位置までいき、水面を見てそんな疑問の声を漏らしてしまう。しかし仕方ないだろう。何故なら.....
「なんで私、天草になってるの?」
そう今の私の姿はどう言うわけか何故かFateの天草四郎になっていたのだなっていたのだ。と言うか今気づいたが声も天草になってるし....ほんとにどう言うこと?何が起きてるのこれ?頭がこんがらがってきた....とそう私は思いながら手で顔を触ったり腕を軽く回したりして体の調子を確かめるがどこか違和感があると言うわけではない。それを確認した私は、
「...とりあえず何事も情報収集からだ。人を探そう。」
これ以上考えると頭がおかしくなりそうだ。それなら体を動かした方がいい。そう私は考え歩き出す。行き先は特に決まっていないがとりあえず勘に任せて...ってなんか空から大きな音がした様な...とそう何気なく顔を上げて空を見上げると...
「.....トワリン!?」
とそう私は驚きの声をあげる。トワリンじゃねあれ!?いや、見間違えるはずがない。あんなドラゴン他に見たことないし.....って事はここは....
「テイワット...ってことになる?」
まじか。そんな事本当に起きる事あるんだ。と言うかトワリンすごい。かっこいい。.....って待って?さっきトワリンが飛んでったって事は多分旅人がいるって事だよね?で、旅人がいてかつ私がいるって事は.....
「私は、第5降臨者って事?」
いや、それ大丈夫なの?なんか世界バグったりしない?.....いや、もういいや。そんな事より急ごう。今ならまだ旅人がアンバーと出会う前に会うことが出来る。そう考えた私は急いで走り始める。走る速度が天草の身体能力に合わせてあるのかとても速く、数十秒すれば旅人たちの姿を捉えることが出来た。となれば.....
「すみません、少しよろしいですか?」
まずは話しかける。急に前に出ては警戒される可能性もあるからね。
「君は誰?」
「お前、オイラ達になにか様か?」
.....感激だ。画面越しでしか見れなかった二人が今こうやって私に話しかけてきてる.....!といけないいけない。あくまても平静を装いながら.....
「私は....シロウコトミネと申すものなのですが乗っていた船が沈没しまして....そしてあちらの砂浜で目を覚ましたのですが漂流してしまい、ここが何処かわからないのですよ。」
嘘である。モンドのマップはほとんど頭に入れるので迷うことなんてありえない。ただここでの目的はあくまでも、『旅人と面識を作っておくこと』にある。ちょっと話しただけでも印象に残ってくれればそれでいい。と、私がその様に考えていると、
「そうなんだ。私は蛍、見ての通り旅人だよ。でも私もさっきそこで目を覚ましたばかりだからここが何処か、なんてわかるないんだ。」
「オイラはパイモン!旅人がここについて全然知らないからガイドをやってやってるんだぞ!それで、ここはモンドってところだ!」
と二人が言う。よし、想定内の答えだ。とは言えここでは蛍さんが主人公なのか....空くんが主人公のイメージがあるからちょっと意外。まぁいいや、そんなことより、
「ここはモンドですか.....それさえわかれば十分です、ありがとうございました。」
と言い私は二人に背を向ける。するとパイモンは、
「もう行っちまうのか?モンド城まで一緒に行ってもいいんだぞ?」
と話しかけてくる。確かに旅人と一緒に行動するのも悪くはないが.....それじゃあゲームと大差ないよね。重要なイベントの時以外は別行動を取ろう。となればここの答えは、
「ご親切にどうも、ですが問題ありませんよ。モンドと言うことならあてもありますので。では、また何処かで会いましょう。」
と答えるべきだね。こう答えれば二人も呼び止めることもないだろう。
「それならいいんだ、またな〜。」
と後ろからパイモンの声が聞こえてきたがまぁ手を振るくらいでいいだろう。さて、最低限やることはやったので次にするべきは.....
「ウェンティに会って協力者になるべきですね.....」
よし、そうと決まればさっそくウェンティを探しに出かけよう。私がテイワットにいる理由はまだわからないけどせっかくきたんだ、楽しまなきゃ損だよね。.....とは言え、この体は天草の物。となればあまり彼とかけ離れた言動はするべきではないね。そしてあまり原神の本筋に関わる様な事も避けた方がいいだろう。私と言う存在が変な働き方をしてストーリーが変わってしまうとダメだからね。......と、思ったけど、
「......天草なら不必要な犠牲は出さない様に動くでしょうね。」
なら私が介入できる範囲で救える人は救った方が良さそうだ。.....となれば問題はカーンルイア人か。他の人物達は介入さえすれば助けれる人が多いけどカーンルイア人はちょっと救うのが難しい。でも出来ればヒルチャールになってしまっている人たちをどうにか元の人間に戻してあげたい。呪いの類なら天草が得意だろうけど不死の呪いを解く、なんて事は流石に無理だろうし....出来てヒルチャールの姿から元の人間の姿に戻せるかどうかってとこだろう。それに戻せたからと言ってそれが救いになるのはティレルさんくらいのものだろう。彼女は今すぐにでも姿を元に戻しても行くのもいいかもしれないが.....とは言え、ここからナタは距離がありすぎる...今すぐ向かうのも悪くはありませんが.....
「....道中で一度は神様と会っておくべきですね。」
うん、それがいい。私が降臨者だとしたらテイワットにとって何かしら重要な働きをする必要があるでしょうし、となれば各国に一人くらいは知り合いがいた方がいい。そして原作知識を使えば7神は私に対して少しは興味を持ってくれるでしょう。そしてナタの道中で会える7神は....
「ウェンティ、鍾離先生、そしてナヒーダさんですね。」
フォンテーヌと稲妻は少々行くのが面倒ですしそこは旅人と共に行くのがいいでしょう。となれば私の旅路は、
「まずはナタを目指しながら道中で各国の実力者と7神に出来るだけ多くの面識を作りながら、ナタでティレルさんをどうにかして人の姿に戻す。そしてティレルさんを救うことが出来たなら一度璃月に戻り旅人と再開して稲妻に行き出来るだけ目狩り令での犠牲者を減らす様に動き、旅人と共に解決に導く。まだ璃月での問題が解決していないのであれば解決するために協力していいでしょう。そしてその次は旅人と共にスメールに行き途中まで、正確には砂漠で草神の真実を知る辺りまでは同行していいでしょう。そして砂漠に来たのであれば比較的フォンテーヌが近くなるのでボートか何かでフォンテーヌまで行きロシの被害を少なくするために行動する。その行動ついでにロシ売買の黒幕に繋がる情報を集めれば旅人の助けになるでしょう。.....それ+フリーナさんのメンタル回復を出来れば好ましいですね。そのままフォンテーヌの問題を被害を最小限にしながら解決まで協力しナタに行くまでは同行した後旅人と一度別れ、ティレルさんと合流し彼女の安全を確保しながらナタとアビスの戦争で出来るだけ被害が出ない様にナタ中を飛び回る。そしてナタでの問題を解決した後はアビス教団の攻撃が来る.....が、そこは特に犠牲は出ませんしやる事はティレルさん関連だけですね。しかし前世で知っているストーリー関連の知識はこれで終わり。その次からは私も初見の状態で挑むことになる。それ以前に私の存在が予言とかで明言されていたのであれば私もその予言通りに動かざるおえない。更に言えばそもそもティレルさんの呪いを解けるかはわかりませんし、解けたとしても解いたら天理が出てきてしまう可能性もある。言葉にするのは簡単ですがおそらく私も旅人と負けず劣らず大変でしょうね.....世界任務はあまり手をつけてなかったから旅人に任せるにしても、それ以外は私も犠牲が出ない様に頑張る必要があります。最終的な目標はヒルチャールになってしまったカーンルイア人を元に戻す、ってところでしょうか。それと7国以外の問題をどうするかですが.....とりあえず近くにいたら旅人を手伝う、って感じでいいでしょう。」
これは大変な旅になりそうだな.....だけど頑張る価値はありそうです。モンドの問題はモンドの戦力と旅人でどうとでもなりますし楽で助かりますね、本当。とは言えゆっくりしている暇はないのでさっさとウェンティを探すとしますか.....
え?なんでティレルさんを一番最初に救おうとしているか、だって?それは単純に本家のストーリーでは可哀想だったら二次創作でくらい幸せにしてあげたいじゃん?