天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
—そして再び場面はシロウに.....
「....っ!?」
と博士の研究所に向かっていた私は再び頭が割れるような痛みに襲われる。この痛みはあの時僕の知らない情報を送られてきた....!?今度は何の情報を送り込んでくるつもりだ...!?とそのような事を思考しながら道端にいながら片膝をついてしまう。これは...世界樹を燃やす過程の話か....世界任務の登場人物であろう人たちと遺跡に博士に富者...やはり博士はナドクライで朽ち果てたわけではなかったのか...ちっ、ダメだ情報量が多すぎてロクに思考できやしない....
「くっそ....」
と最後にそう呟いた後私の視界は暗転するのであった......
—それと同時刻、ティレルは....
「....なんででしょう、胸騒ぎがします....」
と博士と名乗った人と別れた後アストルフォさんと色々お店などを回った後アストルフォさんが、
「適当にご飯買ってくるからティレルは宿で待ってて!」
とそう言った後私の静止も聞かず出て行ったため待っていた時、私はそのように呟いた。なんだが嫌な感じです...何と言うか大事な何かが危ないことになっているかのような...そんな胸騒ぎが私の中で渦巻いている。もしかしてシロウさんの身に何かあったんじゃ...!?どうしよう、もしそうだとしたら助けに行かなきゃいけないのにここからナドクライなんて遠すぎるよ...などと私がそのように不安を募らせていると、
(なんだか不安そうにしてるわね。)
と急に私の脳内にそのような声が響く。....!?な、何!?声じゃない、直接脳内に声が送られてきたようなそんな感じの声だった...誰か私を見てるの....?
(ああ、不安にさせてしまってごめんなさい。シロウの同行人って話だったからこう言う不思議な状況にも慣れていると思ってたの。)
とその突然の事態に取り乱していた私にその声?は私を安心させるように言う。...誰だかまったくわかりませんけど、私の脳内に声を届けるなんて普通の人どころか神の目を持ってても無理なのはわかります。つまりこの声....って言っていいかはわかりませんけど、とにかくこの声の人は何か特別な力を持っていると考えるのが自然...だよね?
「私がこうして話していることも、貴方には聞こえているんですか?」
と不安に思いながらも確認のためそう最初に部屋の中で言う。これでコミュニケーションが取れないってなったら恥ずかしいけどどうなのかな...
(ええ、聞こえてるわよ。ただごめんなさい、私も今直接会うくらいの余裕はなくてこう言う形でコミュニケーションを取ることになってしまったわ。貴方もドドコ通信機を持っているのは知っているのだけど今の貴方の様子だったらシロウだと期待して出たら全然違う知らない女性だった、と言うのは少しショックでしょうし。)
とそうその私の確認に返してくる。すごい....一体どんな方法でこんな通信方法を...てそうだ!
「そんなことはいいんです!それより今この瞬間に私とコミュニケーションを取れるようにしたってことはシロウさんに何があったのか知ってるってことですよね!?一体シロウさんに何があったんですか!?」
と呆気に取られた数秒後先ほどまでの不安を思い出してそうその声の主に言う。これだけすごい技術を持っている人ならきっと今シロウさんがどんな状態なのかも簡単にわかると思うし、何よりタイミング的にもそうとしか考えられませんし!
(そう焦らないで、もちろんそれを伝えにきたの。彼はただ気絶しただけで命に別状はないわ。そして気絶している間に襲われる、なんてこともなさそうだから安心していいわよ。)
と私がそのような事を考えていると声の主はそう答えてくれる。よかった...でも気絶したって誰かと戦ったってことなのかな...でもそうだとしたら気絶している間にトドメを刺されるだろうし...
(色々疑問はあるでしょうけど私も全てを知っているわけではないからそれは本人に聞いたらいいわ。答えてくれるかは保証しかねるけど。それと自己紹介がまだだったわね。初めまして、カーンルイアのお嬢さん。私はニコ、ニコ・リヤンよ。魔女会のコードネームはN...って言ってもわからないわよね。とりあえず私のことはニコって呼んでくれたらいいわ。)
とそのような疑問を私が抱えているとそれを見透かしたようにその声の主...ニコさんはそう言ってくる。魔女会...シロウさんが以前ぼやいていたようないなかったような....ともかくその組織の構成員ってのは間違いないってことですね。私がカーンルイア人だって事を知っているのを見るにその魔女会って組織もすごい組織なんでしょうけど...敵意はなさそうですし普通に会話してもよさそうですね。問題があったのだとしたらシロウさんに頼ればいいですし!
「ニコさんですか。私はティレルって言います。それで...わざわざシロウさんがどう言う状態なのかって言うのを伝えるために私に話しかけて...話しかけて?ともかくコミュニケーションをとってくれたんですか?」
とそのように判断した後私はニコさんにそう質問する。その質問をされたニコさんは、
(それは理由の半分ね。もちろん私たち魔女会としても貴方たちに問題があったらテイワット全体で見ても大きな狂いが出てしまうから貴方たちがピンチっぽい時や問題が起きた時に別々の行動をしている時は私が貴方たちに状況を伝えるようにしようって話になったの。もちろん正確な情報とかはわからないからどこで何をやっている、とかまでわからないし調べる気もないから安心していいわよ。)
とそう返してくる。つまり別行動してた私たちがお互い連絡が取れない状況の時は魔女会の人たちがシロウさんがピンチの時は私に、私がピンチの時はシロウさんに伝えてくれるってことなのかな...と私はそのように解釈しながら、
「それで、もう半分の理由は何なんですか?」
とその疑問をニコさんに聞いてみると、
(簡単よ。シロウコトミネの恋人っていうからどんな人か気になって話したくなっちゃったの。要するに恋バナみたいなのをやりたいな〜、て思ったの。ああでも今はちょっと、手が離せないから今日の夜くらいに貴方の借りてる部屋に行っていい?」
とそのような答えが返ってくるのであった....