天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
食事の挨拶を済ましたみなさんたちは各々好きな食事をとり食べ始める。それを見た私は近くの店員さんに、
「すみません、先ほど注文したのと別でさらにここからここのを持ってきてもらえますか?」
と全員が満腹まで食べれるようにそう言う。それを聞いた店員さんは、
「了解しました、少々お待ちください。」
とそう言い厨房の方へ向かっていく。その様子を見ていたキィニチが、
「すまない、気を遣わせてしまったな。」
とそう謝罪をしてくる。おや、気を遣ったつもりはなかったのですが....まぁいいでしょう。とそう考えた私は、
「いえいえ、気にしないでください。私が好きでやっている事なので。」
とそう答える。するとムアラニさんが、
「あれ〜、シロウご飯に手をつけてないけど食べないの?」
とそう私に聞いてくる。と、そうでした。私も最低限の食事をとらないといけませんね。とそう考えた私はとりあえず食事に手をつける。ナタの料理は肉を使ったものが多くどれも歯応えがある。元々肉料理は好きな方なので割とどんどん食べていける。ふむ....初めてテイワットで食事をしましたがこの料理達は当たりですね。と内心思っていると、
「あ、そう言えば貴方に聞きたいことがあったの。」
とそうシトラリさんが私に言ってくる。それに私は、
「おや、なんでしょうか?」
と返す。さて、どんな質問がされるのやら....と私が思っていると、
「貴方、夜神の国って知ってる?」
と問おうてくる。その質問に私は、
「知識としてはありますが....それが何か?」
と食事を進める手を止め、そう返す。シトラリさんがそう聞いてきたと言うことは何か重要な事をおっしゃるおつもりなのでしょうし、真面目に聞かなければ....とそう考えていると、
「貴方から夜神に関する何かを感じるの。さっき見たことがあるようなって言ったのはそのせいね。」
とそう答える。.....なるほど、面倒な事になりそうですね。と私はそう考えながら
「私から夜神の国に関する何か、ですか。」
とそう言う。そしてその会話を聞いたムアラニさんが、
「え?でも夜神の国って他の国で言う地脈みたいなものなんでしたよね。それに関する物が一個人から感じられるってその様な事があるんですか?」
とそうシトラリさんに聞く。ええ、そこは私も解せない点です。元々私がいたのは500年前のカーンルイアなのはほとんど確定していますが問題は、『なぜカーンルイアにいたはずの私が夜神、あるいは地脈に関係があるのか』と言うところです。カーンルイアに地脈があったかどうかは全く覚えていませんが仮にあったとしてもただの一個人にそこまでの芸当が可能になのでしょうか....と私も疑問に思っていると、
「私も他の例は見た事ないからわからないけど実際問題、目の前にいる彼は夜神の国に関係はあるのは確実よ。それが他の国の地脈からの流れでそうなっているのか、それとも他の要因なのかはわからないけどね。」
とそうシトラリさんが言う。そこまでの話を聞いていたキィニチくんが、
「....仮にそれが本当だとして何かまずい事でもあるのか?ナタ人ではないであろうシロウが夜神の国に関係あるのは確かに不可解だが、今の所夜神の国には問題はないんだろう?」
とそうシトラリさんに聞く。それにオロルンくんも、
「僕も同じ意見だ。ばあちゃんの心配もわかるけどばあちゃんが最近のんびり出来ているって事は夜神の国には問題ないってことでしょ?それならキィニチの言う通り特に気にする事はないと思うけど....」
とそう同意する。確かにシトラリさんがここでのんびり出来ていると言うことはそう言うことですよね。となれば少なくとも夜神の国の状態は本編と同じはず....それがいいか悪いかは置いておいて、ですがね。と私が考えていると、
「確かにそうだけど.....不安なものは不安なのよ。」
とそうシトラリさんは言う。まぁ確かに今まで見たことのない事例でしょうから慎重になってしまうのは納得できます。しかし....自分の状況すらよくわかっていない私がどうこうできる問題でもありませんね。とそう私が結論づけていると、
「私が言えることはあんまりありませんけど....シロウさんが何か問題を起こすと言う可能性は否定しきれませんけど、少なくとも悪い人ではないですよ。」
とそうティレルさんが言う。その言葉に私は、
「.....それ、フォローになっていませんよ?」
と思わずツッコミを入れてしまう。そのツッコミにティレルさんは、
「だって...真実ですし。笑顔も胡散臭いですし....」
とそう返してくる。それに私は、
「おいこら。」
とつい素で返してしまう。おっと、つい口調が悪くなってしまいました。反省しないといけませんね。と私がそう考えていると、
「....なんかそんなやりとりを見せられると私も自分の思い過ごしじゃないかって思えてきちゃうわね。」
と少々呆れながらシトラリさんはそう言う。それにムアラニさんは、
「仲がいいのはいいことですし呆れる様なことじゃないですよ?後、私はシロウを信じてます。だってぶつかっても笑顔で許してくれたし。」
とそう言う。その言葉を聞いたカチーナさんが、
「ムアラニちゃん、本当にその件について反省してる?」
とそう呆れる様に言う。その言葉にムアラニさんは、
「流石にしてるよ〜。.....やめて、カチーナちゃん。そんな目で私を見ないで。本当に反省してるからそんな心底呆れた目で私を見ないでくださいお願いします。」
とそう懇願する様にカチーナさんに言っている。その二人にキィニチくんは、
「ムアラニがカチーナに叱られるのは珍しいな。まぁ俺からは自分の責任だから甘んじてうけろとしか言えないが。」
とそう言う。その言葉にムアラニさんは、
「薄情者〜!」
とそう返している。その光景に思わず私は、
「ふふ....」
と少し笑いを漏らしてしまう。するとみんなの視線が私に集まるのを感じたので、
「ああ、申し訳ない。ただ、微笑ましい光景だなとそう思いまして....それと、その件についてはもう気にしていませんのでそこまでせめないであげてください。それより、今は食事なんですからご飯を食べましょう。小難しい話は食事の終わった後に、と言うことで。」
とそう言う。それを聞いたみんなは各々自分の食べていた物をお喋りをしながら再び食べ始める。その光景を見ながら私は、とは言ったものの.....シトラリさんの話は少し頭に入れておく必要がありそうですね。私が夜神の国にも関係がある、ですか。確か5.7のストーリーでナタの地脈がどうのこうのと言う話があったような気がするのでそれと同じ様な事象と言うことでしょうか....私の肉体が特別なのか、それとも過去の私が何か仕込みをしたのか.....どちらにしても、どうやらこの肉体は何か厄ネタを抱えてそうですね。とそう今までの話に自分の中で結論をつけるのであった.....