天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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fgoで天草を120にしたい....でもまだ宝具2.....少なくとも絆上げないと解放できない.....


解呪

みなさんが食事を終え女子の方々が談笑に花を咲かせている頃、私はある事を考えていた。それは、

 

 「....何か武器が欲しいですね。」

 

と言うものだ。これから私がすることを考えると武器は必要になるでしょう。拳と足しか戦闘で使えないとなると少々聖職者としての絵面がよくありませんし....と私がそう考えていると、

 

 「武器が欲しいのか?」

 

とキィニチくんが話しかけてくる。その言葉に私は、

 

 「ええ、出来ればオーダーメイド品が好ましいですね。どうも私には皆さんの使う武器種は馴染まない様で。」

 

とそう返す。原神に出てくる武器種もいいですが、やはり天草四郎となれば”あれ”を使いたいですしね....とそう内心思っていると、

 

 「オーダーメイド品?何か変わった素材でも使うのか?」

 

とそうキィニチくんが聞いてくる。それに私は、

 

 「ええ、大きさは約80〜90cmの投擲剣です。ですが刀身部分は私自身でとうにでもできるので欲しいのは柄の部分ですね。数はそうですね.....最低でも6本は欲しいところです。」

 

とそう答える。刀身部分は魔力を編むことで生成できますが柄の部分は私個人では準備ができませんし、何処かで依頼を受けなければ....とそう考えていると、

 

 「そのくらいならここにある鍛冶屋が作ってくれると思うわよ?」

 

とその会話を聞いていたのかシトラリさんがそう言ってくる。その言葉を聞いた私は、

 

 「そうなのですか?それなら善は急げと言うことで行きたいのですが.....」

 

とそう言いながらも自身の持っているモラ袋を確認する。その中身は....すでにほとんどなくなっていた。まさかティレルさんの食欲があそこまでだったとは.....私のパートナーながら末恐ろしいですね。しかしこれからどうしたものでしょうか.....と私が途方に暮れていると、

 

 「.....すみません、食べすぎちゃいました。」

 

といつのまにか近くに来ていたティレルさんがそう申し訳なさそうにそう言う。その言葉を聞いた私は焦りながら、

 

 「ああいえ、貴方を責めるつもりはないんです。ただどうしたものかと考えていたいただけですから。」

 

とそうフォローを入れる。するとその会話を聞いていたのかムアラニさんが近づいてきて、

 

 「話は何となく分かった!つまりシロウは今モラに困ってるんだね?それなら、はい。」

 

とそう言いながら私に袋を渡してくる。おや、何でしょうか....と思いながらその袋を開け、中身を確認する。そしてその中身を見た私は、

 

 「.....これは流石に受け取れませんよ。」

 

とそう言いながらその袋を閉じ、ムアラニさんに返そうとする。袋に入っていた物は大量のモラであった。おそらくムアラニさんは私に負目を感じていてこれを渡してきたのでしょうが....流石にこれだけの量はムアラニさんの生活にも影響が出てしまいそうですからね。とそう思いながらムアラニさんに袋を返そうとするが、

 

 「いや、受け取ってほしいんだよ。私はモラをそこまで使うタイプでもないですからそれなら誰かに渡して使ってくれた方がいいでしょ?だからこれはただのおせっかい、わかった?」

 

とそう言いながら私に押し返してくる。その言葉に私は、

 

 「ですが....」

 

と食い下がろうとするが、

 

 「シロウ、諦めろ。こうなったムアラニは絶対に折れないぞ。」

 

とそうキィニチくんが言ってくる。それにカチーナさんも、

 

 「うん。こうなったムアラニちゃんは例え誰が何を言っても折れない。」

 

とそう同意する。はぁ....仕方ありませんか。

 

 「......そこまで言うのであれば受け取らせてもらいます。」

 

と私は言いながらその袋を受け取る。このモラは大事に使わないといけませんね....とそう考えながら私が胸元にモラ袋を入れていると、

 

 「これでよし!....で、確かシロウは武器を作りたかったんだよね?」

 

とそうムアラニさんが言ってくる。おっとそうでした。

 

 「ええ。ですがそこまで急ぎの用と言うわけでもありませんし後にする事にします。少し試してみたいこともありますしね。」

 

とそう返す。おそらくは問題なく出来るはずですが試してみない事にはわかりませんしね....とそう私が思っていると、

 

 「うっ.....」

 

と近くを歩いていた男性の一人が急にその様な声を出しながら倒れ込む。それを見たシトラリさんは真っ先に反応し、

 

 「ちょっと大丈夫!?」

 

と言いながらその人物に駆け寄る。そしてその後にムアラニさん達もその人に駆け寄っていく。そして状況が飲み込めていないティレルさんが、

 

 「えっと...えっと....私はどうしたら.....!」

 

と少し混乱している様だ。....おそらく彼が倒れた理由はアビスの呪いによる物でしょう。であるならば問題はないでしょうが....念には念を入れておきますか。

 

 「ティレルさん、念の為マーヴィカさんを呼んできてください。」

 

と私はティレルさんにそう言う。その言葉を聞いたティレルさんは、

 

 「.....よくわかりませんけどわかりました!」

 

と言いマーヴィカさんを探しにいく。さて...私に出来るでしょうか....と少し不安を抱えながらもシトラリさん達の方へ行き、

 

 「その方の容体は?」

 

と私はそう問う。その問いにシトラリさんが、

 

 「アビスの呪いがかなり進行してる。多分今までは我慢できるくらいだったのでしょうけど....アビスの呪いは急に進行することもあるのよ。」

 

とそう答える。よし、私の予想通りアビスの呪いでしたね。で、あるならば....

 

 「すみません、少し開けてくれますか?」

 

とそうシトラリさん達に言う。その言葉にムアラニさんが、

 

 「シロウ、何をするつもりなの?この人は安静にさせないと....」

 

とそう言ってくる。それに私は、

 

 「大丈夫です。この人の害になる様なことはしませんから。」

 

とそう言いながら半端無理やり近くにいた皆さんをどける。ギャラリーも集まってきていますが....まぁいいでしょう。とそう考えた私は横になっている男性の胸に手を当て、

 

 「詠唱は....よく分かりませんし適当に行きますか。」

 

とそう私は呟いた後、天草がこの様な魔術を使っていた描写はありませんでしたが....何故かできるという確信があります。とそう思考した後、

 

 「主よ、この呪われた者を救いたまえ。”ディスペル”」

 

とそう言い魔術を発動させる。するとその倒れていた人の中心とした魔法陣が展開され、光を増していく。しかし数秒経つとその光は収まる。その一連の流れを見ていた皆さんは私に驚きや疑いの目線を向けてくる。その目線に私は特に何か言うわけでもなく横になっている男性を見つめていると、

 

 「うぅ....俺は一体....」

 

と言いながらその男性は体を起き上がらせる。その光景にオロルンくんが、

 

 「信じられない....一体何を...」

 

と驚きの声を漏らし、他の実力者達も同じ様に驚いている様だ。....いや、ギャラリー全体が私に驚きの目を向けていますね。まぁこれは遅かれ早かれこうなっていたでしょうしいいでしょう。そんな事より今は、

 

 「大丈夫ですか?体に痛みが走ったりはしているでしょうか?」

 

とその起き上がった男性に問う。その私の問いを聞いた男性は、

 

 「あれ....さっきまで感じていただるくなる感じがなくなった...」

 

とそう自身の変化について口にする。よかった、上手く行ったようですね。とそう考えた私は、

 

 「それならよかった。しかししばらくは無茶をなさらないでください。この様な呪いを解いたのは初めてですから多少の呪いの後遺症が出てしまう可能性があります。しばらくは安静に、ですよ?」

 

とそう男性に言う。その言葉に男性は、

 

 「よくわからないが....あんたが俺を助けてくれたのか?」

 

とそう私に聞いてくる。その言葉に私は、

 

 「結果的にはそうなりますね。」

 

とだけ答え立ち上がった後、

 

 「先ほどの言葉をちゃんと守ってくださいね。」

 

と言い歩き出すのであった.....

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