天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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う〜ん....とりあえずはいい感じに犠牲者を出さずにいく感じで.....


この事態を着地させるか

その後私たちは再びマーヴィカさんの部屋で話し合う事に決め、誰も入ってこない事を確認した後、

 

 「さて、この事態どうやって収拾させるべきでしょうか。」

 

とそうマーヴィカさんに言う。その言葉にマーヴィカさんは、

 

 「それは君がどこまでナタの民に教えていいと思っているかにもよるな。」

 

とそう返す。まあそうですよね。とは言え正直あんまり自身の事を話したくはないですし....う〜ん、

 

 「私としてはあまり素性を明かしたくはないですね。無用な混乱を招きそうですし何より面倒ごとになるのが目に見えています。」

 

ととりあえずそう言う。その言葉にマーヴィカさんも、

 

 「ああ、だろうな。だが素性を何も明かさないとなるとナタの民からの信用を得るのは難しい。何せ君は大勢の前で呪いを解くのを見せてしまったのだからな。少なくとも何かしらの説明がないと警戒は解きにくいだろう。」

 

とそう同意する。ですよね....先ほどの行動は少々迂闊な行動でした。しかし過去のことを悔いても仕方ない、今はこの状況をどうにかする策を考えねば。とそう考えた私は、

 

 「となると納得させるものを用意する必要がありますが....私自身の事をあまり公に教えるのは悪手でしょうね。」

 

とそうマーヴィカさんに言う。その言葉にマーヴィカさんは、

 

 「ああ。君に関する情報のほとんどが公にするべきではないと思う。言っていいと思えるのはほとんどないからな。」

 

と肯定する。なるほど....面倒ですね。自身の事を明かさないとなると、

 

 「となると行動で信用できると示す事になりそうですね。何か案はないでしょうか?」

 

この方法くらいしか私には思いつきませんが....と私が考えていると、

 

 「行動か....一つ案は思いついたがこの案だと君に対する負担がとても重くなってしまうな。」

 

とそうマーヴィカさんが言う。おや既に案があるのであれば、

 

 「ではその案で構いませんよ。どのような案なのでしょうか?」

 

と私はマーヴィカさんに聞く。その質問にマーヴィカさんは、

 

 「それは、○○○○○○○○の○○○○○を○○すると言うものだ。」

 

とその案を言う。その案に私は微笑を浮かべながら、

 

 「....それは、こちらから準備のお願いしたかった事です。ぜひその案でいきましょう。」

 

とそう言うのであった.....

 

—それから数時間事

 

それからマーヴィカさんと話し合いこれからのプランを立てた。そしてそのプランが形になった頃には既に夕日は傾いており、

 

 「ふむ....もう夕日が見えていますね。」

 

とそう私は呟く。その呟きにマーヴィカさんが、

 

 「....もう既に大体のプランは立てれた事だし、君は休んだらどうだ?2時間後にはもう皆の前で先ほどの案を言う必要があるが少し休むだけでも違うだろう。」

 

とそう私に言ってくる。休みですか....冷静に考えてみれば私は今日テイワットで目覚めたばかりでしたね。そう思うと多少体が疲れていると感じる様になってきました....これで倒れたりしたら本末転倒ですし、

 

 「....そうですね、少々疲れましたし休むとします。」

 

と言いながら私は部屋に戻ろうとし、後ろを向く。その後ろ姿にマーヴィカさんは、

 

 「ああ、そうすると良い。30分前に君達の部屋に呼びに行くから安心して休んでくれて構わないぞ。」

 

とそう言ってくれる。それに私は、

 

 「ありがとうございます。では、また1時間半後に。」

 

とそう言いマーヴィカさんの部屋を出る。外は先ほど窓から見た通り夕方であり、涼しい風が吹いている。しかし既にマーヴィカさんが夜に発表があると言ったので人は多く、マーヴィカさんの部屋から出てきた私にも多くの視線が向けられる。しかし不思議と視線は気にならず私はすたすたと自身の部屋に向かう。この体の影響なんでしょうね....もう既に私は元の現実世界....と言って良いかはわかりませんが、そこにいた頃の私とは別人の様な考え方になっています。精神は肉体に引っ張れる、と言うのは間違いではないようですね....まぁそんなことはどうでもいいですしさっさと休みを取る事にしますか。とそう考えた私は足早に部屋まで向かい部屋の扉を開ける。するとそこには、

 

 「いてっ....う〜ん、うまくやれないな...」

 

と赤い布で何かを作っているティレルさんがいた。その様子のティレルさんに私は、

 

 「おや、お裁縫ですか?」

 

と言いながらベットに腰を据える。その言葉で初めて私が入ってきたのに気づいたらしく、

 

 「シロウさん!?戻ってたんですか!?」

 

と焦った様にその使っていた物を隠す。おや、何か秘密の物でしたか。これは悪い事をしましたね。とそう考えた後、

 

 「ああ、隠さないといけない物だったのですか。では忘れるとします。それと私はこれから睡眠を取るので続きはしてくれて大丈夫ですよ。」

 

とそう言いながらベットに横になり壁の方に体を傾ける。その私の様子にティレルさんは、

 

 「えっと....結局どうなったんですか?」

 

とそう私に聞いてくる。その言葉に私は、

 

 「これから2時間後、マーヴィカさんがナタの民達に私について喋ります。差し支えのない範囲で、ですがね。」

 

とそう答える。その答えにティレルさんは、

 

 「なる...ほど?」

 

とあまり要領を得てない様だ。まぁどちらにしても....

 

 「どちらにしろ、2時間後に分かることですから気にしないで大丈夫ですよ。後、1時間半経ったあたりでマーヴィカさんが私を呼びにくるのでそれも承知しておいてくださいね。」

 

と言った後、私は眠りにつく。そして意識を完全に落とす直前に、

 

 「よくわかんないけど....シロウさんがみんなの前に立ってなったらこれは必要だよね....よし、頑張って完成させるぞ!」

 

と言うティレルさんの声が聞こえるのであった.....

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