天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

20 / 99
ここ2日は少し書くのをサボっているのでそろそろ書くことにしますか....


堂々としておきましょう

私が外に出るとそこにはマーヴィカさんが立っており、

 

 「準備はできているだろうか?」

 

とそう私に聞いてくる。その質問に私は、

 

 「ええ。わざわざ迎えに来てくれてありがとうございます。」

 

とそう返す。さて、マーヴィカさんがここに来たという事は後少しで例の事を発表すると言う事。さて、上手くいくといいのですが....と私が考えていると、

 

 「もう発表するまで後30分ほどしかないからもう待機をしておきたいのだが....構わないだろうか?」

 

とそう私に聞いてくる。それに私は、

 

 「貴方が待機する場所はおそらく広場の上にある椅子の様なところでしょうが私もそこにいるべきなのでしょうか?」

 

とそう聞き返す。その私の質問にマーヴィカさんは、

 

 「ああ、別ける理由も特段ないしそうするつもりだ。君が話すべき事はほとんどないとは思うがナタの民の目線は君にいくことになる。君は人の目線は苦手ではないだろうがそこは了承していて欲しい。」

 

とそう答える。人の目線か....前の私なら多少は緊張していたでしょうが今はそこまで緊張はしませんね。とは言え普通に立っているのもあれですし堂々と立っておいたほうがいいでしょうね。とそう考えながら、

 

 「分かりました。では予定通り待機をしましょうか。」

 

と言い、私とマーヴィカさんは先ほど確認した待機場所へ向かうのであった.....

 

—それから25分後

 

聖火闘技場には多くのナタ人が集まっておりその目線は待機している私とマーヴィカさんに向けられている。まあ私には警戒の目も向けられていますが....と考えていると、

 

 「あれが例の.....?」

 

 「あの男がアビスの呪いを....」

 

 「見た目は思ったより美形ね....」

 

などとヒソヒソ話しているのが聞こえる。やれやれ....もう少し小さな声で喋ってくれないでしょうか。まぁこの距離で聞こえるわけがないと思っていたのでしょうが私にも何故かは分かりませんが普通に聞こえてますからね?と言うか天草の耳ってこんな地獄耳みたいな設定ありましたっけ....とそう私が内心疑問に思っていると、

 

 「....そろそろ時間だが変わらず問題はないだろうか?」

 

とマーヴィカさんがそう私に確認してくる。その確認に私は、

 

 「おや、心配させてしまいましたか?それなら申し訳ない。私は大丈夫なのでお気になさらず堂々としておくのが良いかと。」

 

とそう返す。その言葉を聞いたマーヴィカさんは再びナタの民の方に目線を向ける。それにつられて私もそちらを見ると....私に向けて手を振っている人が居た。それを見た私は、

 

 「おや、あの方達は....ムアラニさん達ですね。」

 

とそう呟く。私の目線の先には私に向けて手を振っているムアラニさんとそれを止めようとしているカチーナさん、そして諦めた様に座っているキィニチくんに少し酔ったらしいシトラリさんとそれを介護しているオロルンくんがいた。.....賑やかな方達ですね。と少し呆れながらも私からも軽く手を振っておく。そんな事をしながら私は全体を俯瞰していると....

 

 「ティレルさんも来たのですか。」

 

とティレルさんが来たことに気づく。ティレルさんは人が多くて何処にいればいいかわからずあたふたしていたがムアラニさんがこっちにおいで〜的な事を言ったのかティレルさんは彼女達と合流する。よし、あれなら安心ですねとそう私がうんうんと頷いていると、

 

 「皆、よく集まってくれた!」

 

とそうマーヴィカさんが全体に聞こえる様に言う。時間が来ましたか....とわたしもその事に気づき姿勢を改めて整える。私がそんな事をしていると、

 

 「皆を集めたのは他でもない、ある一人の男を紹介したかったからだ。その男は私の隣にいる者、名をシロウコトミネと言う。」

 

とそう私を紹介し始める。その紹介と同時に私も少し前に出てお辞儀をしておく。それを確認したマーヴィカさんは、

 

 「皆にこの者を紹介させたかった理由は、もう知っているかもしれないが彼は、アビスの呪いを解くことが可能な人物だからだ。」

 

とそう説明を再開させる。その説明を聞いたナタの民は、

 

 「やつが....?」

 

 「本当にそんなことが可能なのか....?」

 

 「信用できるの....?」

 

 「....それはそうと本当に顔がいいわね。」

 

とその様な疑惑の声が.....ってちょっと待て。さっきからずっと煩悩まみれの声が聞こえるが誰だおい。.....と少し口が悪くなってしまいましたね。反省反省。と私が一人でその様な事を考えていると、

 

 「とは言え、突然言われても彼のことは信用できないと思う。しかし彼の素性はある理由から明かすことが出来ない。故に行動で示すとすることにした。」

 

とそうマーヴィカさんが演説を再開させる。そして、その言葉から一呼吸置いた後、

 

 「今日この日この時より、今現在アビスの呪いを受けている全ての者にシロウが治療にあたる。しかし彼には他にも予定が立て込んでいるらしくここナタに入れるのは3日ほどだと聞いている。故にナタの民の総力を上げてアビスの呪いに侵されている者達をここ、聖火闘技場まで連れてきて欲しい!」

 

とそう宣言するのであった....

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。