天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
「あ、そうでした。この後は早めに昼食を取るつもりですが何が食べたいですか?」
と私はある事を思い出しそうティレルさんに聞く。その質問にティレルさんは、
「?私はなんでもいいですけどどうしてですか?」
と首を傾げながら聞く。その質問に私は、
「いえ、昨日夕食を共に食べると言ったのに解呪に時間がかかったり私が倒れたりして食べれなかったじゃないですか?ですからその埋め合わせとして今日の昼食は二人で食べようと思っているんです。」
とそう答える。致し方なかったとは言え、約束を破ってしまったのは事実。埋め合わせはするべきでしょう。と私がそう考えていると、
「....あ、そう言えばそんなことも言ってましたね。でも食べたいものか.....私はなんでもいいですよ?」
とそう返す。なんでもいい....ある意味で一番面倒な返しです。何を選べば満足させることができるかを推理しなければなりません。とは言え今は、
「分かりました。何か考えておきますね。」
とそう返しておくべきでしょう。そんな事をしていると、
「これにしよ。」
と服を選んだらしいムアラニさんがこちらにやってくる。さて、考えるのは後にして、
「選び終わりましたか?」
とそうムアラニさんに聞く。その質問にムアラニさんは、
「うん、これにしようかなって。」
と手に持っている制服の様な服を見せてくる。本当に色々な服が置いてありますね....ナタに服を売ってあるのがここくらいしかないのでほとんどの服がここに集まってる、的な理由でしょうか?...まぁどうでもいいですか。と考えた後、
「分かりました。では会計を済ませましょう。」
と言い、2つの服とついでに今ティレルさんの今着ている服も買ってしまうのだった....
—それから数分後
その後、
「じゃあ、またね〜。」
とムアラニさんと別れ、私達は二人になる。その状況下で私は、
「ティレルさんは先に部屋に戻っていて構いませんよ。私は何か食事を買って来ますので。」
とそうティレルさんに言う。その言葉にティレルさんは、
「え?でも....」
と少し申し訳なさそうだったが、
「ティレルさん、昨日の夜、睡眠をとっていないでしょう?顔に疲れが出ていますよ。隠しているつもりなのでしょうが私の目は誤魔化せません。私のことはいいですからゆっくりしておいてください。」
とそう私はティレルさんに言う。恐らくティレルさんは私が解呪をしている時もずっと起きていたのでしょうね。それだけ心配だったと言うことでしょうが....少しは休むのも覚えてほしいものです。などと私が考えていると、
「....分かりました。」
とティレルさんは少し納得してなさそうな顔をしながらも少し会釈をした後部屋の方へ向かって行く。それを確認した私は食堂の方に歩いて向かい始める。案の定多くの視線が向けられるがもう気にしてもいられないためそのまま食堂に向かい、メニューを見る。
「ふむ....しかしどれを頼んだものか。」
と私は一人でそう呟く。ティレルさんが好きなもの....ストーリーを見る限り好き嫌いはなさそうですけど大食いなのは直接見て事実だと確認した...となると量が多いのが好ましいでしょう。となると肉の山盛りとかでしょうか....などと私が考えていると、
「ねぇ、お兄さん。何を頼むか悩んでるの?」
とそう一人の青髪で白いナプキンを頭につけている店員さんが話しかけてくる。その質問に私は、
「ええ。実は彼女と一緒に食べる物を選んでいるのですが彼女が何が好きかは付き合いたててあまりわからないのですよ。」
とそう答える。と言うかやけにフランクな店員さんですね....と言うか何処かで見たことある様な....と内心思っていると、
「彼女って前に貴方が連れて来てたあの変わった服を着ていた子だよね?それなら肉丼とかどう?」
とそう店員さんが言ってくる。その言葉に私は、
「肉丼?ここにもあるんですか?と言うか丼系って持ち帰りは可能なので?」
とつい聞き返してしまう。肉丼って確かペルソ○4の....いや、ご飯の上に肉が乗っているのならそれは肉丼なのでしょうけどナタにその様な料理があるのが意外です。などと考えていると、
「あるよ。特別メニューでずっと来てくれてる常連さんくらいしか知らないけど。それと、持ち帰りにも対応してる。」
とそう答える。その答えに私は、
「おや、ではなぜ私に教えてくださったので?」
とそう疑問を口にする。その疑問に店員さんは、
「貴方がナタの人たちが掛かってたアビスの呪いを解いてくれてたから、そのお礼。」
とそう返す。その言葉に私は、
「まるで自分はナタ人ではないかの様な口ぶりですね。」
とそう少し引っかかる言い方をしたのでそう言ってみる。その言葉に店員さんは、
「そりゃそうだよ。だって私ナタ人じゃないし。それより、結局肉丼は頼むの?普通、大盛り、特盛があるよ。」
とどうでもよさそうに答えながらそう聞いてくる。あまり深入りするものでもありませんか....とそう考えた私は、
「そうですね...では普通を一つと特盛を一つお願いします。」
とそう注文する。その注文を聞いた店員さんは、
「まいど〜。」
とそう言いながら厨房へ向かって行く。そんな店員さんの様子を見た私は、
「........いや、まさかね。」
とある作品との既視感を感じ、そう呟くのであった....