天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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今日からレイドが始まる....全部刈り取る勢いでやってやろうじゃないか....


色々なところからスカウトされる

 「.....条件、ですか。」

 

とその質問を聞いた私は呟く。その呟きに隊長は、

 

 「ああ、お前と接触できた時点で最低限の目的は達成したが最低限達成したから終わりとする気はない。現時点で仲間に引き入れるのが無理なのであればどの様な条件を出せば仲間になってくれるかだけは聞いておかなければならんと思った。」

 

とそう答える。なるほど....まぁ正直に言ってしまえばファデュイに入るのもなしではありません。ファデュイに入ることで手に入る情報には私が知らない情報も持ち合わせているでしょう。しかしファデュイに入ると他の陣営からの風当たりが強くなるのが問題ですね....そのデメリットを飲んでなおメリットが勝つタイミングと言うと....

 

 「.....今現在在籍しているファデュイ執行官の誰かが、戦死する或いは何らかの理由は永久に戦えなくなる。このどちらかの条件が達成されたのであったら私はファデュイに協力してもいいでしょう。もちろん、その時の私の立場にもよりますがね。」

 

とそう答える。...この条件にした理由は後に引けなくするため。要するに淑女も生き延びさせると言う決意の形です。彼女は確かに悪行を行いましたが、生きて償う道もあったはず。故に生かさなければいけないでしょう。そして淑女を生かすことができれば私のファデュイに協力するのをナタまで先延ばしにできる。スカラマッシュは元々いなかったことになりますからね。隊長はナタの問題が解決すると永遠の眠りについてしまうのでファデュイ入りするならそのタイミングです。....まぁ条件をわざわざ出した理由は隊長のメンツを保つためと言う理由もありますが....などと私が考えていると、

 

 「.....了解した。その様に女皇には伝えよう。」

 

とそう頷きながら言う。その言葉に私は、

 

 「ええ、そうしてくれると......うん?」

 

とそう言っている途中でどこからか視線が向けられている様な感覚になる。その感覚は隊長も感じた様で、

 

 「お前も感じ取ったようだな。」

 

と私の様子を見てそう言う。その言葉に私は、

 

 「ええ。しかし尾行されていないかは念入りにチェックしたはずです。私の目を掻い潜りながら今の今まで私たち2人とも気づかないなど....その様な事がありえるのでしょうか?」

 

とそう返す。その返しに隊長は、

 

 「確かに考えにくいが....実際そうなってしまったのであれば認めるしかあるまい。」

 

とそう答えながら臨戦体制に入る。一体何者が....と私が思考を張り巡らせようとすると、

 

 「.....そこまで警戒されたのなら出てくるしかないね。」

 

と洞窟内でその様な声が響き渡る。そして突如として謎のゲートの様なものが現れたあと、1人の少年が姿を現す。その姿を見た私は、

 

 「.....なぜ、貴方がここにいる?」

 

とそう問う。そして隊長は、

 

 「お前は....!」

 

と見覚えがあるようでその様な反応をする。まぁそれも当然でしょう。なぜなら今私たちの前に現れたのは....

 

 「一応士郎は記憶を失っているって話だし自己紹介はしておくよ。俺は空。テイワットの外からやってきた2人の双子の片割れだ。」

 

そう、空くんであった。彼がここに来た理由は大方予想はつきますが....まさか隊長がいる状況で姿を現すとはね。とそう私は考えながら、

 

 「...意外ですね。貴方の方から出てきてくれるとは。」

 

とそう声をかける。空くんはその私の言葉に、

 

 「お前が再び活動を再開させたら、言おうと思っていた事があるんだ。だけどその前に.....」

 

と言いながら隊長の方へ目を向ける。それを確認した私は、

 

 「隊長、申し訳ないですが情報共有はここで切り上げましょう。貴方も必要最低限の情報は聞けたはずです。」

 

とそう隊長に言う。その言葉に隊長は、

 

 「....確かに、お前たちの会話に俺は不要だ。それに士郎は必要最低限の情報は確かに懇切丁寧に話してくれたのは事実。この情報を持って戻れば女皇は満足しなさるだろう。それでは、またな。」

 

と言い隊長は夜の闇へと消えていく。それを確認した私は、

 

 「....それで?私に言おうとしていたこととは?」

 

とそう改めて空くんに聞く。まぁ大体予想はついていますが....と内心私が思っていると、

 

 「俺たちに協力するつもりはないか?」

 

 「ないです。」

 

とそう言われたため再び即答で断る。引く手数多なのはいい事ですけど今はまだフリーでいたい。じゃないと元々警戒される身分だと言うのにこれ以上警戒される要因なんて増やしたくないですしね。などと私が考えていると、

 

 「....やっぱり断るか。」

 

と少し残念そうにしながら空くんはそう言う。その様子に私は、

 

 「そもそもとして、先ほど私はファデュイに誘われたばかりでそれに条件付きとは言えそれを承諾したのです。だと言うのに貴方の誘いにはいわかりましたとは流石に言えませんよ。」

 

とそう断った理由も説明しておく。なんの理由もなしに断ったとは思ってほしくないですからね....と私がそう考えていると、

 

 「まぁここまではわかってた事だしいいさ。....断られたのであればまた別の考えがある。」

 

とそう言いながら私に剣を向けてくる。その行動に私は、

 

 「....無理矢理にでも仲間に引き入れよう、とかそう言う考えですか?」

 

とそう聞いてみる。その質問に空くんは、

 

 「ああ、そうだ。野蛮だと思われると思うがお前が記憶を取り戻したら確実にテイワット中を巻き込んだ何かを起こす。そうなる前に俺の仲間に引き入れないといけない。」

 

とそう答える。....ティレルさんといい空くんといい過去の私を信用しているのかいないのかどっちなんですか。まぁいいでしょう、私としても今現在の実力は知っておきたかった。と思いながら私は....っと黒鍵はなかったんでしたね。と思考しながら構えをとる。そして、

 

 「ではそれは断固拒否させてもらいます。」

 

とそう空くんに向けて言うのであった....

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