天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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今年最後の投稿、そしてナタ編の一旦の区切りでもある....ストーリーの内容に合流するのはもう少し先になるけどね....


いざ、スメールへ

—次の日

 

 「改めてお礼を言わせてくれ。ナタの民の呪いを解いてくれてありがとう。」

 

と私たちが出発しようとしていた時にマーヴィカさんが見送りに来てくれてそうお礼を言ってくる。そのお礼に私は、

 

 「いえ、私はただ私のできる事をしただけにすぎません。これからは貴方たち自身の力でアビスに立ち向かう必要があります。恐れはあるでしょうけど心配する必要はありませんよ。貴方たちならきっと困難を乗り越えれます。」

 

とそう返す。当然ナタの戦争が始まったら私も参加しますが、犠牲を1人も出さないと言うのは夢物語がすぎます。本当はそうしたいところですが....私も体は一つしかないですしそうとなれば自分の身は自分で守ってもらう他ないでしょう。などと私がそう考えていると、

 

 「君がそう言ってくれるのは心強い。君がまたナタに訪れる時にはゆっくりできる様な状況にするように努力しよう。」

 

お言いながら私に手を差し出してくる。その行動を見た私は握手に応じた後、

 

 「そうなるのが私としても理想です。では、お互い生きてまた会いましょう。」

 

とそう言い、私が歩き出そうとすると何人かの足音が聞こえてきて、

 

 「間に合った!」

 

とムアラニさんの声が聞こえる。私がその声の方を見る前にティレルさんが、

 

 「あ、皆さんもわざわざ見送りに来てくれたんですか?」

 

とそう到着したその人たちに聞く。そのティレルさんの質問に今度はカチーナさんの声で、

 

 「うん。ムアラニちゃんがみんなで見送ろうって私たちに提案してきたの。」

 

と言う声が聞こえる。その会話を聞きながら私はその声のした方を向き、

 

 「おや、初対面の方もいらっしゃいますね。」

 

と集まったメンバーを見た後そう言う。集まったメンバーはムアラニさんにカチーナさんとキィニチくん、シトラリさんにオロルンくんに+して...

 

 「ああ、初めまして。私は花翼の集出身のチャスカだ。」

 

 「アタシはイアンサだ。アタシは豊穣の邦出身だぞ。」

 

と2人もいた。その自己紹介を聞いた私は、

 

 「これはどうもご丁寧に。私はシロウコトミネ、見た目の通り聖職者をしています。横にいる彼女はティレル、私の恋人です。」

 

とそう自己紹介を返し、頭を下げる。ここでこの2人に会えるとは思っていませんでしたね....これは思わぬ収穫です。と私がそう考えていると、

 

 「本当は何か豪勢な食事でも振る舞おうって話も出ていたんだが、お前たちにはそこまで時間の余裕がないらしいから見送りだけになったと言うわけだ。」

 

とそうキィニチくんが補足する。その補足に私が納得していると、

 

 「今回はロクに会話はできなかったが花翼の集の呪いを受けた者たちを助けてくれたとは聞いている。次ナタに来る時は是非とも一度花翼の集に立ち寄って欲しい。歓迎しよう。」

 

とそうチャスカさんが言いイアンサさんも、

 

 「アタシが言いたいのは大体チャスカと一緒だ。あんたが豊穣の邦に来る事があったら歓迎するぜ。」

 

とそう言う。私が想定していた以上に信用を得る事は成功した様ですね。これでナタで起きる問題に対処にあたるのがとても簡単になった...7国すべてでこの様な立ち位置に立てる事が出来れば目的達成はとても簡単なりますからこの状況を他の国でも再現出来ればいいのですけど...などと私が考えていると、

 

 「シロウさん?」

 

と私が何も言葉を返さない事を疑問に思ったらしくティレルさんがそう私に言う。その言葉に私は、

 

 「ああ、申し訳ない。少し考えて事をしていました。」

 

と返した後、

 

 「ではしばらくナタに来る事はないでしょうがナタがピンチになったら必ずまた私たちは来ます。その時にまた会いましょう。では、また。

 

とそう皆さんに最後の挨拶をする。その挨拶に、

 

 「うん、またね〜。」

 

 「次は私からもお礼をさせてくださいね。」

 

 「次君たちが来る時は僕もプレゼントか何かを用意しておくよ。」

 

 「スメールの砂漠では水分補給を忘れるなよ。」

 

 「次来る時に暇な時間ができたなら私のところにも顔を出しなさい。その時には占いをしてあげるから。」

 

 「次会う時は是非とも共に戦いたいものだな。」

 

 「トレーニングをするつもりがあるならアタシのところに顔を出してくれ。アンタなら大歓迎だぞ。」

 

と皆さんが各々私に別れの言葉を言ってきた。そして最後に、

 

 「君なら大丈夫だろうが、大きな怪我などはしないようにな。」

 

と改めてマーヴィカさんがそう言う。それらの言葉に私は、

 

 「気をつけますね。皆さんもお怪我がない様に気をつけてください。お互い、元気な姿でまた会いましょう。」

 

と私は言いティレルさんも、

 

 「私からも、皆さんお身体に気をつけてくださいね。」

 

と言う。そのティレルさんの言葉の後私たちは2人でお辞儀をした後、少し名残惜しさを感じながらも聖火闘技場に背を向け歩いて行くのであった....

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