天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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天草を宝具5にしたいな...


勝てる気がしない

—それから6時間後

 

あれから時間もしばらく経ち、その間盗賊の方々から砂漠に関する色々なことを教えてもらった。砂漠にいる魔物や地下にある遺跡。そして何処かには宝の山があるなどの情報を聞いた後、空が暗くなってきたのもあり、皆で夕食を軽く取った後盗賊の方々と別れることにした。そして私は、

 

 「これだけあれば数日は飢えを凌げるでしょう。持って行ってください。そして出来ることなら次からは真っ当に稼ぐ道に進んでくださいね。」

 

と盗賊の方々と別れる時にそう言いながら食料を渡す。その私の行動にリーダーの方が、

 

 「....いいのか?」

 

とそう念を押す様に聞いてくる。その質問に私は、

 

 「構いませんよ。自分たち用の食料はまだ残っていますし明日にはアルル村に到着出来るでしょう。そこまで行くことができれば後はそこまで困難な道ではありませんし。」

 

とそう答える。それにナタの方々から貰ったのは食料だけではない...色々な生活必需品やモラまでも私たちに渡してくれました。これだけあれば私たちが生活態度困る事はバックを無くすなどしない限りありえませんからね....などと私が考えていると、

 

 「....ありがとう、恩にきる。」

 

とリーダーの方が頭を下げてそう言い、他の3人も

 

 「感謝するぜ、旦那!」

 

 「ありがとうございます。」

 

 「ごめんよほんと迷惑をかけちまって....」

 

と言いながら頭を下げてくる。それに私は、

 

 「いえいえ、気にしないでください。ではお元気で。」

 

と軽く返しながらテントまで戻る。そこには先に戻っていたティレルさんが、

 

 「あ、シロウさん。就寝の準備は出来ましたよ。」

 

とそう私に報告してくる。おや、準備が速くて助かりますね。とは言え...

 

 「助かります。しかしティレルさんは先に寝ていてください。私はどうやらすることがありそうなので。」

 

と私はそうティレルさんに言う。その言葉にティレルさんは、

 

 「やるべきこと...?」

 

と急にその様なことを言われて困惑している様だ。無理もないですね。なんせ私も先ほどまではもう就寝しようと考えていたんですから...とそう私は考えながら、

 

 「ええ、ですが大丈夫ですよ。私が出た後は結界を貼っておきますので私が外出している間に魔物に襲われる、なんて事はありませんから。」

 

とそう安心させる様に言いながら再び外出する準備を始める。その準備をしている途中でティレルさんは、

 

 「....シロウさんがそう言うって事は大事な事なんですね。わかりました、私はここで待ってます。でも約束してください。無理はしないって。」

 

とそう私に言う。その言葉に私は少し後ろめたさを感じながらも、

 

 「ええ、善処しますよ。」

 

と返してテントから出るのであった....

 

—テントから約400メートル離れた遺跡内部

 

テントから出た私は急いでテントに結界を貼った後、足早に遠くに見える遺跡まで走った。急がなければティレルさんを巻き込みかねない....!急いでテントから距離を取り、やつが来るのに備えなければ....!とそう焦りながらも私はなんとかテントからだいぶ離れた遺跡まで来ることが出来た。ここならティレルさんの耳も届かないでしょう....とそう私は考えた後、

 

 「....いるのでしょう?出てきたらどうですか?」

 

とそう遺跡の内部で言う。その私の言葉が遺跡の内部に響いた数秒後、こつこつと足音を鳴らせながらある人物が出てくる。その人物とは....

 

 「ふむ、気づいていたのか。私の断片含め、私が今夜お前に会うと言う情報はお前に伝わらない様に言っていたはずなのだが....」

 

そう、博士であった。ファデュイ執行官第2位、ドットーレ。本名はザンディク(推定)。私が何故彼が今夜私に接触してくるを知っていたかと言うと....

 

 「...ただの啓示ですよ。」

 

そんなシンプルな答えであった。先ほど盗賊の方々と別れる直前突然脳内に、『執行官第2位が接触してくる。』と言う言葉が浮かんできた。それがおそらくジャンヌや天草が言っていた啓示と言うやつなのでしょう。とそう私が考えていると、

 

 「ふむ....やはりお前には常識は通じない様だ。」

 

と博士は私を興味ありげな様子でそう観察してくる。その博士の行動に私は、

 

 「それよりなんのご用でしょうか?ファデュイの勧誘の話なら隊長に伝えたはずです。貴方ならその内容は既に知っているでしょう?なのに何故貴方は私の前に姿を現したのですか?」

 

とそう質問する。いやだってクソ怖いもん....真正面からやったら勝てないだろうし搦め手が通じる相手でもない...戦ったら絶対に負ける。だから私に害を与えない感じの用事ならいいんですけど....とそう少し不安に思っていると、

 

 「簡単だ。科学者として未知の存在は調べたくなるだろう?」

 

とそう答える。その答えを聞いた私は少し顔を顰めながら、

 

 「...私は貴方のモルモットになるつもりはありません。それに私を研究対象にしたら流石に女皇は黙っていないでしょう。それくらい貴方な

ら理解しているでしょう?」

 

とそう言う。隊長の推測があっているなら最悪ここで博士に連れ去られても死にはしませんが...ティレルさんと再び合流するのが困難になる。それは避けたいが...とそう考えていると、

 

 「ああ、だろうな。だから私はお前の血液を受け取りに来たんだ。」

 

とそう博士は答えるのであった....

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