天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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私の恋愛の好みは甘過ぎるくらいイチャイチャする系...要するに末永く爆発しろって感じの関係が好み...


ティレルさんのお願い

それから私たちは携帯食料をお互い食べ始めた頃私は少し悩んでいた。もしやティレルさんはだいぶ我慢しているのでしょうか...今まではティレルさんの先はなんとなく憧れが大部分だと思っていたのですが、先ほどの独り言からするに割とちゃんと私のことが好きなようです。...考えてみれば私は彼女について体質以外で何か知ろうと行動をした覚えがない。それどころかティレルさんには内緒で単独行動をすることも多い。今のこの現状はお世辞にもいい対応とは言えませんね。とは言えデートですか...私は色恋に浮かれている場合ではないのは百も承知ですが、実際問題彼氏としてデートの一つも連れて行かないのもどうかのでしょうか...とそう私がどうするべきか悩んでいると、

 

 「..ロウさん!シロウさん!」

 

とティレルさんが私の名を呼んでいることに遅れて気づく。そして、

 

 「あ、申し訳ない。少し考え事をしていました。」

 

とそう謝っておく。ティレルさんのいる前で考え込むのはできるだけ控えた方がよさそうですね...とそう私が反省していると、

 

 「まったく、呼んでも反応がなかったから心配しましたよ。」

 

と少し安心した様に言った後、

 

 「今の気分の方はどうですか?見たところある程度は顔色が戻った様に見えますけど....」

 

とそうティレルさんは私に質問してくる。その質問に私は軽く腕を動かし、今の感覚を確認する。そして、

 

 「ある程度は回復した様ですね。とは言えまだ本調子ではなさそうですが。」

 

とそう私は答える。その答えにティレルさんは、

 

 「それならやっぱり今日は休んだほうが良さそうですね。お水いりますか?」

 

とそう反応しながら水筒を持つ。おや、今日は随分と気を利かせてくれるのですね。私が弱っているところなんて見たくないのでしょうか?とそう考えながら、

 

 「いただきます。」

 

と先ほどの質問にそう答える。その答えを聞いたティレルさんは一つのコップに水を注いだ後私の前において、

 

 「どうぞ。」

 

とそう差し出してくる。それに私は、

 

 「ありがとうございます。」

 

とお礼を言った後コップに入っていた水を飲み干す。ふぅ...さて、今日は休むと言っても何をしたものか...と少しの間思考した後、

 

 「...ティレルさん、私にして欲しいこととかありますか?」

 

とそのような質問を興味本位で聞く。その言葉を聞いたティレルさんはびくっと体を震わした後、顔を赤くしながら、

 

 「えっと...それを知ってどうするんですか?」

 

と恐る恐ると言った様子で私に聞く。....おや?なせティレルさんは照れているのでしょうか...と少しの間考えながら、

 

 「いえ、興味があったと言うのと....ああ、そう言うことですか。貴方のお望み通りに言うのであれば、貴方の望むことを言ってくれるのであれば出来る範囲でそのお願いを叶えましょう。」

 

と言っている途中でなぜティレルさんが緊張した面持ちなのかを理解し、そう答える。その答えにティレルさんは、

 

 「...なんでも、ですか?」

 

と少し躊躇いながらそう聞く。...肯定したほうが面白そうですね。おそう判断した私は、

 

 「ええ。よほどのことではない限り叶えるつもりですよ。」

 

とそう答える。さて、どんなお願いをしてくるのでしょうか...流石に一線を越えるお願いとかは困りますが、それ以外のやつだとティレルさんが私に望みそうなことは思い浮かびませんね...と何をお願いしてくるのかを考えていると、

 

 「なんでも....なんでも...」

 

とティレルさんは顔をリンゴの様に赤くしながら私に何をお願いするかを悩んでいる様だ。....おや?もしや本当に一線超えるお願いされる流れでしょうか?それは困りましたね...私にそう言った経験はありませんしなにより避妊道具が...と、ピュアなティレルさんに限ってそんなことありえませんか。もう少し軽いやつと見て大丈夫でしょう。まったく、変なことを考えてしまいました。天草に怒られてしまいますね。と変な方向に考えが飛びそうになった私はそう自分を律して考えを正常に戻していると、

 

 「それなら....えっと...その...」

 

と何をお願いするか決めたらしいティレルさんがそうお願いを声に出そうとしているのに気づく。それに気づいた私は好奇心とほんのちょっとの心配が混ざった様な心境でそのティレルさんがお願いを言うのを待っていると、

 

 「すぅ....私に!キスしてください!」

 

と深呼吸をした後にそうお願いを言う。そのお願いに私は、

 

 「.....なるほど。」

 

ととりあえずそう反応しておく。見ればティレルさんは顔を真っ赤にしながら私の続きの答えを待っているがどう言葉を続けようか悩んでいた。キス...ですか。予想していなかったと言えば嘘になりますが...改めて言葉にされると少々恥ずかしいですね。確かにいずれすることになるとは思っていましたが、もっとムードというか場所を整えてからやるものだと...この考えはロマンチスト過ぎるのでしょうか...?と色々な感情が頭の中で駆け巡った後、

 

 「...わかりました。」

 

とそうティレルさんに言うのてあった...

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