天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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う〜ん...シリアスとギャグのバランスが難しい...


理性蒸発騎士

 「私がそう思うって...なんでシロウさんはそう考えたんですか?」

 

とそうティレルさんが私に質問してくる。その質問に私は、

 

 「それは...」

 

と口にしようとしたその瞬間、何かがこちらに接近してくる気配を感じ立ち上がる。この感じは...まさか...!この天草四郎の体がその感覚が覚えている!この感じは間違いない、サーヴァントだ!と私がそう思考していると私たち2人の目の前に何かが空中から着地してくる。そして、

 

 「遠くから見た時は見間違いだと思ったんだけど...本当にルーラーだ!よかった〜君もあの戦争を生き残ってたんだね!」

 

とそう降りてきたサーヴァントはそう言う。その声を聞いた私は少し拍子抜けした後、

 

 「はぁ...ライダー、もう少し普通に近づいてきてください。貴方は戦うつもりはない様ですけど、こちらは敵襲と勘違いするでしょう。」

 

とそう注意を飛ばす。まさか彼が居るとは想像していませんでしたが...他のサーヴァントに比べればまだやりやすい相手です。そして君もあの戦争を生き残ってたんだ、と言う言葉から彼は500年前のカーンルイア側にいたサーヴァントと見て間違いないでしょう。とそう考えていると、

 

 「その声ってもしかして...!」

 

とティレルさんが驚いた表情でそう言う。ああ、確かティレルさんは彼と会っていたと言っていましたね...とそう私が考えているとそのティレルさんの声を聞いたサーヴァントは、

 

 「ん〜?なんかその声も聞いたことあるな〜。どこかで会ったっけ?まぁいっか!」

 

と反応しながらも土煙から出てくる。そこにいた人物はピンク色の髪を持ち、白いマントを背中に背負いその彼の後ろには馬と同じくらいデカい鳥の様な何かがいた。その姿を見た私は、

 

 「ライダー、久しぶり...でよいのですよね?」

 

とそう確認するとライダーは、

 

 「ん〜?なんでそんな確認する感じなの?僕たち一緒に戦場で戦った仲じゃない。」

 

とそう首を傾げながら言う。その言葉に私は、

 

 「それも含めてお話しするつもりではありますが....立ち話もなんですから座って話すとしましょうか。」

 

とそう提案する。その提案にライダーは、

 

 「よくわかんないけど...わかった!」

 

とそうその提案を受ける。その様子に私は、この人本当に歴史に名を残した勇敢な騎士なのでしょうか...とそう少し疑問を向けてしまうのであった...

 

—それから1時間後

 

 「...と、言うのが私の今置かれている状況です。」

 

とそこから私は今までのことを大まかに説明した後そうライダーに言う。ちなみにティレルさんは私が、

 

 「サーヴァント同士の会話ですし何が起きるかわかりません。念のため距離を取っておいてください。」

 

と指示しテントの中に待機させていた。さて、ライダーはどう行動に出るのでしょう...と私が注意深く見ていると、

 

 「なるほどなるほど...うん、よくわかんないけどとりあえずルーラーは記憶を失ってるってことはわかったよ!」

 

とライダーはそう私に言う。その言葉に私は、

 

 「それ、1番最初に言ったやつなのですが...まぁいいでしょう。」

 

と少し呆れながら言う。まぁライダーにまともな意見を期待していた私がバカでしたね。と自分の行いを反省しながら、

 

 「では私からも一つ質問させてもらいますね。」

 

と人差し指を一つ立てながら言う。その私の言葉にライダーは、

 

 「うん?ルーラーが僕に?」

 

と何を質問してくるかわかっていない様子だ。...この人、自分が置かれている状況を理解しているのでしょうか...?と思いながらも、

 

 「どうして貴方は今現在まで現界し続けているのですか?カーンルイアとテイワットの戦争があったのは500年前、貴方がその時生存していたとしても500年経っているとなればその時のマスターもすでに亡くなっているでしょう。なのになぜ貴方は今なお現界し続けることが出来るのですか?」

 

とそう質問する。その質問にライダーは、

 

 「わかんない。」

 

と即答する。それに私は、

 

 「...はい?」

 

とそう返してしまう。え、わかんないんですか?と想定外の答えが飛んできたため私は少し驚いていると、

 

 「僕にも現界し続けてる理由はわかんない。前の聖杯大戦だって戦いが過激化する前にマスターに令呪で『お前はこの戦争が終わるまで逃げ隠れしていろ』って命令されて結局最終盤には参加出来なかったし、どうやって僕が霊体を保っている理由もわかんない。わかるのはルーラーとおんなじで聖杯がまだあるってことくらいかな。」

 

とそうライダーは付け加える。戦争が過激化する前に令呪で...?なぜライダーのマスターはその様な事を...と、それは今はどうでもいいですか。と私はそう思考した後、

 

 「では貴方は今まで何をしていたのですか?」

 

とそう質問するとライダーは、

 

 「今まで?今までは7国を旅してたんだ。色々目新しいものがいっぱいあって楽しかったな〜。あ、心配しなくとも顔は隠してたから7神とかに気づかれてはいなかったはずだよ!」

 

とそう答える。...顔を隠していても魔力やその他の原因で気付かれませんかね?とそう疑問を持ちながらも、

 

 「まぁ貴方は嘘をつく様な方ではないと認識していますので信じますが...これからはどうするおつもりですか?」

 

とそう質問するとライダーは、

 

 「え?君たちについていくつもりだったけど。」

 

とさも当然の様にそう言うのであった....

 

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