天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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今日は昼寝していたら書き切るのが投稿時間の数分前になっちゃった...あぶない...


明らかに元気がないので

—シロウがナドクライについた頃のスメールシティ内

 

 「ここが...スメールシティ...」

 

とヒッポグリフから降りた私はそう目の前の景色に対して少し呆然としながらそう呟く。その呟きをぼそっと呟いた直後にアストルフォさんが少し微笑を浮かべながら、

 

 「初めて来る場所だからって緊張してる?大丈夫だって。特に問題が起きる様な国ではないよ。」

 

とそう安心させる様に言う。その言葉を聞いた私は、

 

 「あ、違うんです!そう心配しなくても大丈夫ですから!」

 

と少し焦りながらそう否定する。側から見たらそう見えちゃったのか....そんなに露骨に態度出ちゃってるのかな...?と私がその様に考えていると、

 

 「...やっぱりシロウが一緒にいないのは落ち着かない?」

 

とそうアストルフォさんが聞いてくる。その質問をされた私は体をびくっと震わせる。そして自分でも顔が熱くなっているのに気づきながらも、

 

 「...そう見えますか?」

 

と確認のためにそう質問する。私ってそんなに分かりやすいのかな....と自分に対して少し自信をなくしていると、

 

 「あはは、ティレル顔が真っ赤〜。それとそう恥ずかしがらなくてもいいよ〜?恋人を大切にするのはおかしな事じゃないと僕は思うし。でもティレルさっきから元気なさそうだったからそう聞いただけ。」

 

とそうアストルフォさんは言う。私が元気なさそうって...それじゃあまるで、

 

 「それが本当なら私、シロウさんが少し離れただけで元気なくなる様なやつってことになるじゃないですか....」

 

とそう私は顔にこもっている熱が下がらない状態のままもじもじ体を動かしてしまう。その私の様子にアストルフォさんは、

 

 「...あ、そうだ。前に通信機的なやつをシロウから預かってるって言ってたよね?そんなに寂しいなら通話してみたら?」

 

と見かねたのかそう提案してくる。その提案を聞いた私は、

 

 「え?でもさっき別れたばっかりですしシロウさんに迷惑なんじゃあ...」

 

とそう心配するがアストルフォさんは満面の笑みを浮かべなら、

 

 「だいじょぶたいじょぶ!あいつの器はそう小さくないよ!だからほら、一度連絡してみたら?」

 

とそう元気に言ってくる。...アストルフォさんがそう言うなら大丈夫だよね?してもいいんだよね?とそう少し不安になりながらも以前シロウさんから預かったドドコ通信機を取り出すのであった...

 

—ナドクライにて

 

 「....うん?」

 

とナドクライにてラウマさんと会話していた私は突然懐に入れていたドドコ通信機が震え始めたのに気づきそれを取り出す。そのドドコ通信機を見たラウマさんは、

 

 「シロウ、どうかしたのか....と、それは?」

 

と疑問の声を漏らす。おや、そう言えばこの時期のラウマさんはドドコ通信機について知りませんか。とは言えそう詳しく解説する必要もありませんしここは....

 

 「これは珍妙な見た目ですが通信機ですよ。ある人からもらった物ですがこの通信機に連絡できる人などそういないはずなのですが...」

 

とそう疑問に答える。その答えを聞いたラウマさんはよくわからないと言った表情ではあったが、

 

 「私の事は気にせずともよい。だから出ても構わぬぞ。」

 

ととりあえず通信機という単語からそう解釈したらしくそう言ってくれる。それを聞いた私はラウマさんに一度お辞儀をした後通信に出ると、

 

 「シロウさん、聞こえてますか....?」

 

とその様な声が聞こえてくる。...あれ、私たちさっき別れたばかりでは?とそう少し困惑しながらも、

 

 「ええ、聞こえてはいますが....ティレルさん、どうしたのですか?」

 

とそう質問をする。もしや何かスメールの方で何か問題があったのでしょうか。それなら一度ワープポイントだけ解放して一度合流する必要がありますけど....とそう私が考えていると、

 

 「えっと...その...」

 

と何故かティレルさんは何故電話して来たのかの理由を喋るのを躊躇っている様子だ。本当にどうしたのでしょうか...心配ですね。と心配になった私は、

 

 「あの、何か問題があったのでしょうか?それなら一度合流しますから何か問題が起きたのなら遠慮せずに言ってください。」

 

とそう言う。その言葉を聞いたティレルさんは、

 

 「い、いえ!そうじゃないんです!えっと....そうじゃないんですけど...」

 

とそう焦った様子で否定しながらも要件は言ってくれない。ティレルさんの様子から見て何か問題があったわけではないがそれはそれとして私に連絡する理由はあったと言うのはわかりますが...しかしそれが何なのかはわかりませんね。どうしたものか...とそう少し困っていると、

 

 「もう、ティレルったらなに照れてるの?躊躇なく言っちゃえばいいじゃない!多分シロウは受け入れてくれるよ?」

 

とそうアストルフォの声も聞こえてくる。おや、ちゃんとアストルフォも共にいるのですね。ですがとなると本当に何故連絡をとって来たのでしょうか...とそう私が疑問に思っていると、

 

 「シロウさんがいなくなって寂しかったから連絡したんですぅ....」

 

と明らかに照れた声色でそう理由を言うのであった...

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