天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
「えっと...貴方は...?」
とそう話しかけられた私はそのように質問する。その人は長髪の赤髪で服装は白を基調としたものでありまるで踊り子のような...赤髪の踊り子?じゃあもしかしてこの人が...とそう質問した後にシロウさんが言っていた人物ではないかと考えていると、
「あ、急に話しかけちゃってごめんね。何だか困ってるみたいだったからさ。私はニィロウ、見ての通り踊り子だよ。グランドバザールのステージでたまに踊らせてもらってるんだ。」
とそうその人物...ニィロウさんは自己紹介をしてくれる。やっぱりこの人がシロウさんの言ってた人なんだ...でもどうしてシロウさんは私とこの人を会わせようとしてたんだろ...ってそうだ!私の方からも自己紹介しないと!とそう私は考えた後急ながら、
「ニィロウさんですね。私はティレルっていいます。さっきスメールに来て色々見て回ってたんですけど一緒に来た友達と逸れちゃいまして...」
とそう私からも自己紹介をする。あぶないあぶない...自己紹介をされたのに返さないのはマナーが良くないよね。と私が安堵していると、
「ああ、他の国の人なんだ。どおりで見たことないはずだよ。それでティレルさん、その友達の見た目ってどんなふうなの?」
とそうニィロウさんが質問してくる。その質問を聞いた私は少しアストルフォさんの外見的特徴を思い出しながら、
「ピンク髪で紫色っぽい目の色をしてる元気そうな人です。近くにいたらすぐ気づくくらい分かりやすい人なんですけど...」
とそう答える。あの人に限って何か問題を起こすなんてことはない...ないよね?とは言えはやく合流した方がいいよね...私は身を守る手段なんてないし単独行動になっちゃってるってシロウさんに知られたら怒られちゃいますし...と私がそう考えていると、
「ピンク髪で紫っぽい目...あ、目は見てなかったけどピンク髪で元気そうな人がさっき地上の方へ出て行くのは見たよ。」
とニィロウさんがそう言ってくる。アストルフォさん地上に行ったんですね。もうグランドバザールは飽きちゃったのかな?などと考えながら、
「地上の方ですか...探すべきなのかここで待つべきなのかどっちなのかな...」
とそう悩んでいるとその呟きを聞いたニィロウさんが、
「探すなら一緒に探してあげようか?ティレルさんはスメールに来たばかりでスメールシティについてよくわかってないだろうし、そんな状態で探してもティレルさんが迷子になっちゃいそうだし。」
とそう提案してくれる。え...それは助かりますけどニィロウさんの迷惑じゃないんですかね...だってシロウさん曰く有名な踊り子さんらしいしそんな人のお時間を無駄にしちゃうのは...と私が申し訳なさからお願いしますと言えないでいると、
「ああ、もしかして迷惑になるんじゃって思ってる?それなら大丈夫だよ。今日は特に仕事の予定はないし、知り合いと会う予定もないからさ。」
と私が申し訳ないと思っているのに気づいたらしくそう言ってくれる。なら...いいのかな?お願いしてもいいのかな?と私はそう言われても引き気味になってしまうが、そう言ってくれている好意を無駄にするのもどうかと考え直し、
「じゃあ...お願いします。一緒に探してください。」
とそう一緒に探して欲しいとお願いする。その言葉を聞いたニィロウさんは笑みを浮かべながら、
「お安い御用だよ。よろしくね、ティレルさん。」
とそういいながら私の手を握ってくる。わっ!急に握られてびっくりしちゃった...と私はそのようなことを考えながらも握り返して、
「はい、ニィロウさん。よろしくお願いします。」
とそう返す。するとニィロウさんは少し首を傾げながら、
「う〜ん...ねぇティレルさん。私にさん付けはいらないよ?私別に偉い人でもなんでもないし、もっと肩の力を抜いて気楽に行こうよ。」
と私が緊張しているのに気付いたらしくそう言ってくる。さん付けはあんまり好きじゃないのかな...と私はそのようなことを考えながら、
「じゃあ...ニィロウちゃん?」
と呼び捨てにするのには慣れておらずそう言ってみる。これでいいのかな...などとその様なことを考えていると、
「ちゃん...うん、いいね!でもティレルさんがちゃん呼びなら私もティレルちゃんって呼んだ方がいいのかな?」
とそうニィロウさんは聞いてくる。ちゃん付けですか...ちょっと恥ずかしいですけど断るのもあれですよね。とそう考えた後、
「私はいいですよ。ニィロウ...ちゃんの好きにしてください。」
とそう答える。その答えを聞いたニィロウちゃんは笑顔のまま頷いた後、
「よ〜し、ならティレルちゃんのお友達を探しに行こ〜!」
とそう言いながら私の手を握りながら進んでいく。ニィロウちゃんは陽気な方なんですね...私よりアストルフォさんの方が相性は良さそうですけど...シロウさんが私と会わせようとした理由もわかる気がするな...などとそのようなことを考えながら私はニィロウさんについて行くのであった...