天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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見てみてたいクロスオーバー作品がなければ自分で書けばいいじゃない


なんか勢いですごい事になっちゃっいました

 「.....え?」

 

と私は思わずそう言ってしまう。いや....え?今『いいんですか?』て言いました?ティレルさんが?いや....はい?....え?と完全に私が混乱していると、

 

 「.....あ!違うんです!今のはそれが言われたのが嬉しくてついそう言っちゃっただけであって、私は聖者様と付き合うなんてそんな烏滸がましい事は望んでない....わけじゃないですけど....」

 

とそうティレルさんは言う。もう何が何だかわかんなくなってきてしまいました...えっとティレルさんは私に好意を抱いてると認識していい....?いや、だとしてもなんで私に異性的な好意を向けるんですか!?普通そう言うのは旅人に向けるかティレルさんの場合は空くんに向けるんじゃないんですか!?なのになんで私!?何故私なのですか!?と生まれてこの方この様な好意の発覚の仕方をした事がないため焦りまくった末に出てきた言葉が、

 

 「では.....付き合います?」

 

とそう言ってしまった。て、何言ってるんだ私!?さっきテイワットの住人とは出来るだけ付き合わないって言ったばかりじゃないか!急いで訂正を.....とそう私が考え訂正の言葉を言おうとする前に、

 

 「....!はい!」

 

と嬉しそうな表情でそう言われてしまう。その言葉を聞いては流石に訂正は出来ず、『終わった』と私は密かにそう思うのであった.....

 

—用意された一室にて

 

 「えへへ....聖者様と付き合えるなんて....」

 

あれからティレルさんは上機嫌な様子で私を眺めている。....まぁティレルさんが楽しそうならそれでいいのですがそろそろ真面目な話をするとしましょう。

 

 「ティレルさん、大切な話があります。」

 

と私はティレルさんに話しかける。その言葉にティレルさんは、

 

 「....?なんですか?」

 

と首を傾げながらそう聞く。素直に言う事を聞きやすくなってくれたならこう言う関係になった意味も.....いや、このくらいのことなら普通に付き合う前でも聞いてくれそうですね。....もう無理に過去の私の過ちを正当化しようとしなくてもいいですか。それはもう素直に受け止めるとして、

 

 「これからは私の事は聖者様ではなくシロウ、またはコトミネとお呼びください。」

 

と私はティレルさんにそう言う。その言葉にティレルさんは、

 

 「えっと....どうしてですか?」

 

と聞き返す。まぁティレルさんからしたら不思議でしょうね。ですが..,.

 

 「聖者様呼びですと7国の皆様に変な呼ばれ方だと思われるでしょう。それはコミュニケーションの妨げになりかねません。」

 

とそう私は説明する。まぁそれとずっと聖者様呼びだとむず痒い気持ちになると言うのもありますが....と内心思っていると、

 

 「でも.....ずっと聖者様とお呼びしていましたし....」

 

と抵抗がある様だ。.....なるほど、であるのならば

 

 「では貴方のパートナーとしてのお願いです。シロウと....そうお呼びしてくれないでしょうか?」

 

と私渾身の甘い声を出しながらそう言う。どうですか?天草四郎の声帯で発せされる渾身の甘い声は?正直自分で言った私ですら少しぞくぞくしますよ.....と思いながらティレルさんの方を見ると、

 

 「......シロウさん....今の声で私の名前を言った後、愛してるって言ってくれませんか?」

 

と顔を真っ赤にしながらもそう要求してくる。....いいでしょう、仮にも彼氏となった身です。かわいい彼女が私の要求に応えてくれたのであれば私も応えるべきでしょう、とそう考えた私は

 

 「そのくらいなら.....ティレルさん、愛していますよ。」

 

と後半を先ほどの声にして言う。私がティレルさんを愛せるかは正直に言って自分でもわかりませんが....人としては好意を持っていますし、こうなってしまった以上愛せる様に努力は惜しまないでいきましょう。.....どうせ付き合うのであればもっと関係性が深まった後ムードのあるところで告白をしたかったな、と私が考えながらティレルさんの方を向くと、

 

 「ふぁ......」

 

ととても幸せそうな顔である。...まぁ今はティレルさんが幸せそうなのでよしとしますか。ですが問題はこれからですね.....ティレルさんを連れて行くこと自体は別に問題にはなりませんがどの国の問題をどの順番で解決して行くかは重要です。前即興で立てた計画通りに動いてもいいですが....モンドと璃月は正直放置でもどうとでもなるんですよね。ただ璃月に行かないと稲妻に行く方法が途切れてしまいますし....となると璃月の問題解決には協力せざるおえませんか。そしてその次は稲妻に行って反乱軍への邪眼のばらまきを防ぐのが私の役割でしょう。しかしそうなると下手をすれば執行官との戦闘になる可能性もあります。そこは頭に入れておかないと。次はスメールですけど....あそこに居て私が出来ることはありませんね。先代草神はどう頑張っても禁忌の知識に汚染されている時点で私ではどうにも出来ませんし....旅人さえいればどうとでもなる事が多いので私はいらないでしょう。強いて言えばダインスレイヴを探した方がいいかもしれませんが.....そこは臨機応変に、ですね。そして次はフォンテーヌですけど....まぁここは素直に事件解決の情報を秘密裏に探って行くのと水に溶けてしまった犠牲者を減らすために何かしらの対策を講じる必要がありますね。そして鯨やスカークさんとは関わる必要もないでしょう。そもそもあれは旅人とヌヴィレットくんだけ(時間稼ぎを含めるならタルタリヤも)で十分です。強いて言えばタルタリヤくんが1ヶ月近く鯨と戦い続けるので援護してあげたいのですが....タルタリヤくんがどう言ったルートで鯨と遭遇したかわからない以上それは不可能ですね。そしてナタは.....と私がこれからの予定を立てていると、

 

 「あの、聖....じゃなかった。シロウさん。」

 

とティレルさんが話しかけてくる。それに私は、

 

 「おや、すみません。少し予定を立てていました。それで、何か用でしょうか?」

 

と聞き返す。なんでしょう....?と私が疑問に思いながら次の言葉を待っていると、

 

 「私が今どう言った状態なのかって言うのを教えておいた方がいいと思って....」

 

とそう躊躇いながら言う。どう言った状態なのか...?ああ、

 

 「なぜ500年前の人間である貴方が今ここにいるのかって言う事ですか?」

 

と言う事でしょうね。確かにそれは私も気になっていましたが....

 

 「別に言わなくても構わないですよ。言いたくないこともあるでしょうし。」

 

とそう言葉を付け足す。先ほどマーヴィカさんとの会話で後半はともかく最初の方は多少なりとも精神的に無理はしたでしょうしその様な状態でそれについて語らせるのは酷でしょう。とそう思った私はそう言うが、

 

 「いえ....これは早めに教えないといけないと思うんです。そもそも付き合ったって言っても混乱してる聖...シロウさんに漬け込んだ形になっているのくらい私もわかっています。ですからせめてこのくらいは言わせてください。」

 

と反論してくる。.....いや、付き合う流れになったのは全面的に私が悪いからそんなに気負わなくていいんですよ?だって『付き合います?』とか言うのは冗談としても軽々しく言っていいものではありませんでした。そう心の中で思いつつも、

 

 「.....わかりました、貴方の意思を尊重しましょう。」

 

とそう言う。その言葉を聞いたティレルさんは一呼吸を開いた後、

 

 「.....今の私はある呪いを受けている状態なんです。」

 

とそう自身の状態を語り始めるのであった....

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