天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
「ねぇティレルちゃん。君はどこから来たの?」
と私とニィロウちゃんが並んで歩いている時にそうニィロウさんは質問してくる。何処から来たのか...流石にカーンルイアとは言えないよね。とそう考えた後、
「何処かに定住してるわけじゃなくて旅をしてるんですよね。数日前まではナタにいたんです。」
とそのように答える。ナタから来たのは間違いないしこの嘘はバレないよね...とそう少し不安に思っていると、
「旅人なんだ。なんだか意外、ティレルちゃんってあんまり体強そうじゃないからさ。それとも誰かと一緒に...ってああ、そっか。同行人と逸れたって話だったもんね。」
とニィロウちゃんはそう意外そうにした後合点がいったようにそう言う。その言葉に私は、
「一応3人旅だったんですけど事情があって今は二人でスメールに来てその一人が来るのを待ってるんです。確か一週間くらいしたら合流するって言ってましたけど...」
とそう補足しておく。シロウさん、大丈夫かな...無茶してないといいんだけど...とそう私がナドクライにいるシロウさんに想いを馳せていると、
「へ〜3人旅なんだ。片方の同行人は見かけたからわかるけどもう一人はどんな人なの?」
とニィロウちゃんが話しかけてくる。どう言う人なのかですか...と少しどう説明したものか悩んだ後、
「度が過ぎるほどの善人な神父をやっている人です。行きすぎて自分が危険に晒されようとも人を助けるのをやめないので見てると心配であわあわしちゃって。ああ言うところは治してほしいんですけどどうもそのお願いだけはあんまり受け入れてもらえなくて...」
とそう語り始める。仕方ないとは言えシロウさんを一人行動させてるのはやっぱりちょっと心配になってきました...5体満足で合流できるんでしょうか...と考えれば考えるほど心配が深まっていると、
「優しい人なんだね。それとその人ってもしかして男の人?」
とニィロウちゃんはそう聞いてくる。その質問に私は、
「そうですけど...それがどうかしました?」
とそう答えながら質問を返す。何か引っ掛かるところでもあったかな?と私がそう少し疑問に思っていると、
「ん〜....いや、やっぱりなんでもない。それより君の友達探そうか。」
とニィロウちゃんは言おうか少し悩んだ後に言わないことにしたらしくそう言いアストルフォさん探しを再開させる。そのニィロウちゃんの様子に私は、
「...?」
と疑問に思ったものの私もアストルフォさん探しを再開する。でも...スメールシティって高低差激しいですね。坂道とか多いけどスメール出身の人って足腰強いんでしょうか...とどうでもいいことを考えながらアストルフォさんの姿を探していると、
「でもそんな模様の服装は今まで見たことないな。何か特別なところの出身なの?」
とニィロウちゃんがそのように質問してくる。ああ、元の服に戻してましたけどやっぱりこう言う服って見覚えはあんまりないんですね...まぁカーンルイアの洋服がまだ使われていたりしたらそれはそれで驚愕ですけどどうやって誤魔化しましょう...とどうするべきか少し悩んだ後、
「...あ、あのさっき言っていた神父のシロウって人がくれたんですよ。珍しい服だったけどなんだかしっくりくるんですよね。」
とそう言う言い訳を思いつき言う。その答えを聞いたニィロウちゃんは、
「ふ〜ん、じゃあ何処の服かはわからないんだ。じゃあそのシロウって人に聞いてみないとわからないのか...」
とそう呟いている。これって後でシロウさんにそう言う言い訳をしたって口裏合わせでもらわないとダメなやつですよね...後でドドコ通信機でお願いしないと。とそのようなことを考えていると、
「でも君の同行人の人は見当たらないね。姿を見付けるだけなら上から下を見た方がいいかも。」
とニィロウちゃんはそのようなことを言っている。その呟きを聞いた私は、
「上って...あの木に沿って作られてある道を通って行くところですか?」
とそう上に続く道を見ながら言う。スメールシティってこの大きな木を中心に作られてるんですね。すごく大きい木ですけど樹齢何年なんでしょう...などとそのようなことを考えていると、
「うん。上から見れば目立つ髪色らしいしすぐに見付けることができるんじゃないかなって。」
とそう言いながらニィロウちゃんは上へと続く道へと歩いて行く。木に沿って作ってあるけどこの道崩れたりしないよね...?と少し不安になりながらも私はニィロウちゃんについて行くのであった...
—一方その頃モンドにて
「色々教えてくれてありがとうウェンティ。」
と私はウェンティにお礼を言う。私こと蛍は騎士団から栄誉騎士の名を受け、その後モンドの龍災を鎮めた。その間色々な出来事や出会いもあったがなんやかんやあって特に犠牲もなく龍災を鎮めれた私は相棒のパイモンと共に璃月に旅立とうとしていた。そしてウェンティに背を向けて璃月に向けて歩き始めようとしたその時、
「あ、待って旅人。最後に教えておかないといけないことがあったんだ。」
とウェンティが私を呼び止めてくる。その言葉を聞いた私は、
「うん?まだ何か用事があったの?」
と言い横にいたパイモンは、
「まだ何かあるのかよ〜。」
とそう文句を言いたげであった。でもさっきウェンティ明らかに終わった雰囲気を出してたけどどうして呼び止めたんだろ...とそう私が疑問に思っていると、
「ごめんごめん、でも大事なことだからさ。でも今から教えることは他言無用だよ?」
とそうウェンティは念押しした後その話を始めるのであった...