天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
—そしてナドクライにいるシロウへ
....なぜでしょう、とても嫌な予感がします。なんだかまるであの二人が何か問題を起こしたかのようなそんな悪寒が走ったような...とフリンズについて行っていた私はそのようなことを思考する。そんなことを私が思考していると、
「どうかしましたか?」
と私の様子の変化に気づいたらしいフリンズがそう私に聞いてくる。おや、心配させてしまいましたかね。いけないいけない。とそう私は考えた後、
「ああ、申し訳ない。少しあることを思い出していただけですのでお気になさらず。」
とそう謝罪しながらなんでもないと言うことを伝える。それを聞いたフリンズはそれ以上何か聞いてくるわけでもなく、
「そうですか。それと安全なところに着きましたよ。」
とそう私に言ってくる。おや、着きましたか...と、やはりここになりますよね。とそのようなことを考えながら私は、
「遠くからも見えていた灯台ですか。見たところもう使われてはいなさそうですが。」
とそうフリンズに言う。その私の言葉を聞いたフリンズは頷きながら、
「ええ、既に使われていませんよ。以前はワイルドハントとの戦いの時にライトキーパーが目印に使っていましたが今となっては...と言った感じです。」
とそのように答える。ふむ...やはり私の知識とこのテイワットの歴史は同じものと考えていいようですね。となるとやはり問題は私含めたカーンルイアで起きた出来事...要するに聖杯大戦に関係するところですね。そこで何が起きたのかは未知数ですが...今の私ではそれを解決するのは無理でしょうね...などと私が考えていると、
「どうかしましたか?」
と急に考え込んだのを不思議に思ったらしくフリンズはそのように質問してくる。その質問をされた私は一度考えるのをやめた後、
「ああ、申し訳ない。急に考え込む癖がありまして...」
と謝っておく。ティレルさんの時もそうでしたがやはり立場が立場なので考え込んでしまいますね...考え込むにしても他人に悟られないようにしないといけませんね。とそう私が考えていると、
「そう言うことですか。まぁどう動くにしろ熟考した方が短慮で動くよりはいいでしょう。貴方が人前で考え込んでしまうのは良い癖ではないかもしれませんが悪い癖ではないと僕は思いますよ。」
とそうフリンズは私を慰めるように言う。その言葉を聞いた私は、
「そう言っていただけると助かります。さて、私に何か聞きたいことがあるとのことでしたね。その内容をお聞きしましょう。」
とそうお礼の言葉を言った後に質問をするよう促す。こう言うのは私の方から言った方が疑われにくくなる...フリンズが今現在私にどのような印象を抱いているにしろ、先にこう言っていて損はないでしょう。とそのようなことを考えながらフリンズが質問してくるのを待っていると、
「では遠慮なく。貴方は人ではありませんね?」
とそのようにフリンズは質問してくる。...ほぉ。とそう私は内心感心しながらも、
「おや、どうしてそう思ったのですか?」
とそう質問をし返えす。その質問返しにフリンズは、
「否定しないと言うことは本当だと言うことでいいでしょうか。まぁどちらにしろ僕は貴方が人間ではないと確信しています。そしてその理由ですが...私も人間ではないのですよ。そして貴方からはどこか私に似たような雰囲気を感じたのです。貴方がどのような存在かはわかりませんが、人間ではないと言うことだけは確信したのです。」
とそう答える。ふむ...妖精であるフリンズとサーヴァント...英霊である私。確かに似ているような似ていないような...まぁどちらにしろそう感じたのであれば仕方ないでしょう。とそう考えた後、
「なるほど。まぁその通りですよ。私は人間ではありません。私がなんなのかは流石にお答えできませんが。」
とそうフリンズの言葉を肯定する。その肯定を聞いたフリンズは少し考えるそぶりをした後、
「ふむ...貴方の正体は気になりますがそれは知らない方が良さそうですね。知ったら面倒ごとに巻き込まれる予感がします。」
とそのように私の言葉が嘘ではないと判断したらしくそう結論づけた。...まぁ面倒ごとに巻き込まれるのは否定しませんがそう素直に引き下がられるのも少し複雑ですね。とそう私は考えながら、
「わかってくれたのなら何よりです。...もう夜も深くなってきましたね。まだ何か質問をしたいのなら早めにした方が助かります。私は明日の9時にはここから出たいですので。」
とそうお願いする。するとそのお願いを聞いたフリンズは、
「そうですか。では眠るとよろしい。聞いておきたいことがないわけではないですが貴方の様子からするにまた会えるような予感がしますので今回で全て質問するつもりはありません。では私は灯台の上に居ますので何か問題が起きたのならそこまできてください。」
と私のお願いを聞き入れた後私に背を向けて言葉の通り灯台の上へと上がっていく。それを見た私は寝袋などを取り出して眠る準備を始めるのであった...