天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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なんと言うか...筆が進む日と進まない日の差が激しいなと今更ながら思うようになった...


何事もなく就寝できると思ったのに

 「さて...起きる理由もありませんし寝てしまいますか。」

 

とそう私は呟き寝袋に入ろうとする。しかし...

 

—ずず...ずずず...

 

おや...ドドコ通信機が。十中八九ティレルさんからなのはわかりますが一体どのようなご用件なのでしょう。とそのようなことを考えながら通信に出ると、

 

 「...聞こえてるかしら?」

 

とそのような声...いや、声ではない何かが聞こえてくる。ふむ...この直接頭に言葉が浮かんでくるこの感覚...これは彼女でしょうか。とそのようなことを考えながら少し灯台から離れるために歩きながら、

 

 「はい、聞こえていますよ。しかしこの通信機には初対面の方もよく電話してきますね。」

 

とそうその通信してきた人に返しておく。その返しを聞いた通話越しの人物は、

 

 「ごめんなさい、本当なら直接会って話がしたかったんだけど...今は少し手が離せない状況でね。あなたに会いに行くことができないの。それと自己紹介はしておくわね。私は魔女会の構成員の一人、コードネームN、ニコ・リヤンよ。」

 

とそう謝罪しながら自己紹介をしてくる。やはりニコか...彼女はどのような人物かは私はよく掴めていませんが少なくともあの爆弾魔の親よりはマシなのは確実...とそう思っておきたいですね。などとそのようなことを思考しながら、

 

 「自己紹介どうも。では私も。私は旅する神父...と言う冗談は置いておいて、かつてカーンルイアの戦争にて召喚されたサーヴァント、ルーラー天草四郎です。今はシロウコトミネと言う名を使っているので以後そのように呼んでくださいね。」

 

とそう私も自己紹介を返す。その返しに通話越しのニコは、

 

 「あら、ちゃんと名乗ってくれるのね。アリスの話では明らかに警戒した声で返されるって聞いてたのだけど...アリスよりは信用できると思ってくれたりでもしたのかしら?」

 

と意外そうな声色...声色?まぁとにかく意外そうに私に聞いてくる。...アリスはあれは倫理観がないですしアビスに狂う前とは言えレインドットの友人だったのことですからね...元々のレインドットがどのような人物かは分かりませんがアリスが友人と言う時点でろくでもない人なのは確定ですし、そもそも確かあの体力をシールド越しに削ってくるあのあの犬は狂う前のレインドットが作ったとかなんとか。あんなものを作る時点であの人を信用するのは難しいですし、それと友人のアリスもろくでもないのは確定でしょう。そもそもクレーをあのような教育をしている時点で...とそのようにアリスに対して内心文句を垂れ始めようとしたその時、

 

 「...まぁアリスをろくでもないと思ってるのは伝わってきたわ。まぁ確かに否定はしにくいのだけど...まぁアリスにもいいところはあるわよ?」

 

と擁護しているのかしていないのか微妙な感じの言葉をニコは私に言う。おや、内心が感じられるほどに負の感情を覚えていましたか。私そんなアリス嫌いでしたかね...などと少し意外に思いながら、

 

 「わかっています。ただ私個人としてはやはり合わない。せめて自分が悪いことをした時は自分が悪側にいることを自覚してくれるタイプならやりやすいのですが...それもあの人はできないでしょう。そもそも共感性があるのかもわかりませんが。」

 

とそう返しておく。...あれ?結局悪口になってませんか?とそう自分で言いながらそう疑問に思っていると、

 

 「結局悪口ね...あなた悪人にも寛容なのにアリスにはそんな辛辣なのはなん...いや、わかるけどね?う〜ん...同僚だからフォローしてあげたいんだけど私の知ってる情報じゃむしろ好感度下がっちゃうわねこれ...」

 

と本当に気まずそうな感じでそのようなことを言う。そのニコの様子を見た私は流石に少し申し訳なく思い、

 

 「申し訳ない、少々熱が入ってしまったようです。では本題に入りましょうか。貴方はなぜ私に通信を?何か聞きたいことがあるのはわかりますがその内容はなんでしょう。」

 

とそう話題を変えながら本題に入ることにした。その方がお互いにとってよさそうですからね...などとそのようなことを考えながらニコが何か言うのを待っていると、

 

 「そうした方がよさそうね。じゃあ私がこうやって通信してきた理由なんだけど....私たちの仲間の一人に預言が得意なメンバーがいてね。その預言者がこう言ったのよ。『ルーラーのサーヴァントについて占ってみたところ、その人物は自分からとてつもない茨の道に進もうとしているのがわかった。』ってね。そう聞いた私は気になって通信してみたの。一体何をするつもりなんだろう、ってね。」

 

とそうニコは答えるのであった...

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