天草四郎になった私のテイワット旅行記 作:通りすがりの希望厨
—シロウが起きた頃スメールにて
「うぅん...もう朝か...」
とそう呟き目をこすりながら私は起き上がる。今日で二日目...まだシロウさんと別れて1日しか経ってないんですね...さみしくないと言えば嘘になりますけど...アストルフォさんもいますしさみしいと感じられる時はあんまりなさそうですね。などとその様なことを考えながら私は顔を水で洗う。そして、
「えっと今の時刻は...8時くらいですか。アストルフォさんは...まだ寝てますね。ここの宿にいても何もなさそうですし外出しましょう。えっと書き置きを残して...これでよし!」
とそう私は呟きながら書き置きを残し、私は借りている部屋から出る。ちなみに借りている部屋はわりといいところらしく机やベットはかなりいい素材で作られているらしい。私は正直借りる部屋はどこでもよかったのだがアストルフォさんが、
「せっかくなら1番高いところに泊まってみようよ!大丈夫、シロウからもらったモラは例え1ヶ月くらい豪遊してもなくならないくらいにはあるから!」
と言う要望によって高い部屋を借りることになった。まぁおかげでぐっすり眠れたのでいいんですけど...でもどうしよう。出たのはいいけど何かすることもないな。ニィロウちゃんはこの時間に尋ねても迷惑になっちゃいそうだし...かと言って他にスメールで知り合いなんて作れてないからな...とその様なことを考えながら私はスメールシティの道を歩いていく。どうしようかなと思っていると、
「....ん?」
とどこかからか目線を感じ私はそう呟く。今私誰かに見られてる....?私別に変なことしてないですよね?となると私の素性をしってるだれかってことになるよね。一体誰が....ってそんなこと考えてる場合じゃない!もしそうだとしたら私今ピンチじゃないですか!とそうじっくり考えた後私はその場から急いで離れるのであった...
—そしてティレルが去った後
「....あの子はカーンルイアの確か名前は...ティレルって言ってたっけ。」
と彼女がこの場から離れたのを確認した俺は木の影から姿を現す。何故彼女がまだいるかなんて考えるまでもない。四郎が原因だろう。他に容疑者はいない。四郎が再び姿を現したと同時期に彼女も姿を現した...と言うより彼女の方は元々生き延びてたのかもしれない。でも仮にそうだとしてじゃあなんで彼女はヒルチャールになっていないんだ、って言う疑問ももろもろ全部あいつが仕組んだことなんだろうな。四郎は一体どこまで予測して行動してたんだ...と言うかここまで、予測できていたのならあの件についても容易に予想はついたはずだ。ならなんで四郎はあの時...とその様なことを俺が考えていると、
「王子よ...あまり人が大勢いるところで姿を現すのはよくないかと。」
と物陰からその様に声がかけられる。そこに目線を向けると俺の部下...アビスの使徒が他の者にはバレない様に隠れているのが見えた。それを確認した俺は、
「ああ、わかってる。ただ気になっただけだ。なんで彼女が今になって姿を現したのかって言うのと...単純にあの時は見捨ててしまったから、罪悪感が大きくあるんだよ。ただあの様子だと大丈夫そうだけど。」
とそう答えながらアビスの使徒の側に行き移動のためにゲートを開かせる様に促す。その促しに使徒は従いゲートを開く。にしても....四郎め、あいつナドクライにいったのか。一体何をする気なのかは知らないけど、大概碌なことじゃないんだろうな....次会う時があったならその時は無理矢理にでも仲間にして手綱を握れる様にしないと。確認しにナドクライまで行きたい気持ちもあるけど流石にそこまで寄り道している暇は今はない。とそのようなことを考えながら俺はゲートに入っていくのであった...