天草四郎になった私のテイワット旅行記   作:通りすがりの希望厨

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やっぱり博士生きてたんだね...


お互いに気になるところではありますが

 「しかしまあこう話しているとウェンティがお前には丁寧に接しろ、戦ったらただじゃ済まないって警告してきたのが信じられないくらいにはお前は普通の神父に見えるな。」

 

とファルカはそのようなことを私に言ってくる。ウェンティがそのようなことを言っていたのですか...まったく、私をなんだと思っているのやら。とそのようなことを私は考えながら、

 

 「あはは、ウェンディは私を高く評価してくれているのですね。しかし私としては北風騎士である貴方とはあまり戦いたくはないですね。はっきり言えば勝てる保証もないので。」

 

とそう笑いながら言っておく。実際私とファルカが戦えば私が負ける可能性の方が高そうですからね。ファルカの実力は低く見積もってもおそらくファデュイ執行官の第6位程度の力はあると考えていいでしょう。高く見積もれば召使と同程度、ファルカの実力はおそらくそのあたりが妥当ではありますがそんな実力者相手に正面対決で戦えば負けることも用意にありえるでしょう。いくら天草四郎がサーヴァントだと言ってもこの体は戦闘向きのサーヴァントではないですし。と私がそのようなことを考えていると、

 

 「ま、俺からしてみればお前の実力がどれほどのものなのかってのは聞いておきたい気持ちもあるんだが...」

 

とファルカは私に戦意が籠った目線で私を見てくる。その目線に私は微笑みを浮かべながら、

 

 「丁重にお断りしておきます。ただではすみそうにありませんし。」

 

とそう返しておく。痛いのは嫌ですしいくらこの体が戦闘慣れもしているとは言えこの意識を持っている私自体が戦闘経験がほとんどない。とは言え同格、またはそれ以上の相手と戦う経験は欲しくはありますけどね...とそのようなことを私は考えていると、

 

 「....はは、冗談さ!杯を酌み交わした相手とその場で戦うようなことはしない、そこは信用してくれていいぞ?」

 

とそうファルカは笑いながら言う。そのファルカの様子に私は少し安堵しながら、

 

 「それはよかった。お互い気になっているところもあるでしょうが私と貴方がここで戦えばお互いにとって悪い結果しか招きそうにない。貴方との手合わせはまた別の機会にとっておきます。」

 

とそう返しておく。...遠回しにいつか手合わせしようと言う約束をしようと考えましたがファルカは応じてくれるでしょうか...とそのようなことを私が思考していると、

 

 「俺もお前の実力は気になるがお前の言うことはもっともだ。お互い負傷したらまずい身だからな。だが模擬戦って形ならいつか場面も転がり込んでくるだろう。その時を楽しみにしておくさ。」

 

とほうファルカは返してくれる。これでファルカとはいつか模擬戦か本気の殺し合いかは置いておいて戦う約束を取り付けることができた。それまでに私も少しは強くなれているといいのですが...この体には成長という概念はあるのでしょうかね?とそのようなことを私はふと疑問に思いながらも、

 

 「その時はお手柔らかに。さて、見たところ団員たちのほとんどは酔い潰れてしまったようです。そろそろ私は抜けさせてもらいますね。」

 

とそう私は空を見ながら言う。太陽の位置から計算すると今の時刻は午後4時と言ったところであった。確かに酒にある程度の耐性はもっているモンド人であっても数時間ぶっ通しで飲み続けるのは限界があるようですね。まぁ、私の横にいる人に限界があるのかはわかりませんが...とそのようなことを私が考えていると、

 

 「そうか。無理を言ってここに寄ってもらってすまなかったな。次モンドで会う時は酒でも奢らせてくれ。」

 

とそうファルカは私に謝りながら手を差し出してくる。そのファルカの行動に私は自分からも手を差したしながら、

 

 「ええ、その時はお互い色々気になることを話すとしましょう。」

 

とそう返すのであった...

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