俺のおかしな日常   作:市川きぃ

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サークルリーダーと

――あの誕生日席に座ってる女がサークルリーダーかな。

 

 

最上階は1部屋で開けると広い空間が広がっていて、白く大きな長方形の机と高そうな椅子に並べられ、すでに数人の女たちが座っている。

 

「おおっひょっとして、その恰好は(たける)氏の恰好でござるか?」

ぐるぐる眼鏡をかけて頭にバンダナを巻き、チェック柄の服を着た女が俺たちを見ると立ち上がって言った。

――恋人の名前、猛かよ。翔と1文字違いだな。あとで教えてやろう・・・・・・。

 

「そして、そちらの美少女氏は旦那のコレですかな」

俺はいつも人をからかってくる、翔の顔を思い出し、少しにやけていると彼女はこっちにも声をかけてきた。

 

「いや、おとう「妹です。ね!」」

思いっきり姉貴に小突かれた。弟に女装させて、連れてきたとは知られたくないだろう。俺も知られたくない。てか、イベントに弟を連れて行くってよく考えたらおかしい。あとでそっちも詰めてやろう。

 

「そうだったでござるか、

まあ、そちらに座ってだされ

 

さあさ、メンバーも集まったことですし、始めるでござるよ!

ちなみに拙者は沙織・バジーナでござるよ」

 

 

**数時間後**

 

「さて、今日はこれでお開きでござるよ」

 

「会長っ!

いい会でした!」

――固まり過ぎってか、力みすぎだ。

 

 

姉貴はサークル終わりに廊下でリーダーである、沙織さんを呼び止めると彼女に右手をさしだす。その手は緊張でガチガチだ。

 

「会長、じゃなくて沙織って呼んでほしいでござるよ

それじゃー、次のサークルでも会おうでございるよ~」

「あっ、はい!」

姉貴は沙織さんが立ち去ってもなお、その場に立ち尽くしている。

 

「おーい姉貴~」

「緊張した~」

俺はそんな姉貴を後ろから、呼びかけると彼女は緊張が解けたのかヘロヘロと座り込んだ。

 

「てか、ずっと男と間違えられてたなー。

でかいおっぱいあるのに、男に間違えられるのな!」

――おっぱいあるから、女だと気づくと思ってたのに・・・・・・。

 

 

はっははは・・・・・・と大きな声で笑ってやる。いつもいつもからかわれてるだから、これくらいかわいいもんだ。

 

「うっさい、あんただって男ってばれなかったじゃない!

しかも、美少女ってよ

 

どう? 目覚めちゃう??」

 

『目覚めんわ!』

――ていうか何にだ? 男にかそれとも女装にか??

 

どちらもごめんだわ!

 

 

「ところで、イベントに俺を連れ行ったのはなんでだ?」

「ああっ、1人で参加する勇気無かったから、付き合ってほしかったのよ」

――弟をイベントに連れ行くっていう、恥じらいなかったんですかね?

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