異次元の殺し屋   作:クライングフリーマン

147 / 150
跳んで来たのは・・・『水の国』か。
次元管理局の分室。
局長の梅子と力石の案内で、本部に移動した。



147.【戦略(strategy)】

 

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

ここは、???

俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。俺のことを仲間は、仮の名の「五十嵐」と呼ぶことが多い。

 

俺には聞こえる。殺してくれ、と。

どこの次元でも聞こえている。

 

跳んで来たのは・・・『水の国』か。

次元管理局の分室。

局長の梅子と力石の案内で、本部に移動した。

どうやら通路は、タダの通路ではないようだ。

そこには、局次長の止揚が、そして、万華鏡の女達がいた。

ミカ、良子、ミミー、プリンセス・エコ、神谷響子、仲川敏江、阪田尭世、蔵前悦子、香川俊子、数子、ナオ、みちる、白田たか子、ジョディー、律子がいた。

え?10人じゃない。

「細かいことを気にするな、五十嵐。お前は所謂『介コマし』だから、私とも寝たんだぞ。」と局長の愛子が言った。

 

「局長以外は、『愛のひととき』を思い出したようだから、五十嵐。作戦会議だ。」

力石の一言で皆、静まり返った。

「『次元管理局』の次元移送装置DWPは、以前、私と共同開発をした、桃井桃子によって盗まれ、過去のどこかの次元に逃げられた。五十嵐と接近遭遇したのは、五十嵐のクローンだ。所謂ドッペルゲンガーではない。そっくりさんでも、誰かの変装でもない。『次元の調整をする』と、お前に言ったのは、『時間管理局』の特殊任務だからだ。万華鏡Aのオリジナルのお前ほどの『介コマし』能力はないが、タイムリープと次元移動は得意だ。万華鏡Bの任務は、桃子の居場所、詰まりは、もう1つのDWPのある次元を見つけ出すことだったが、成功した。場所は、『戦の国』の次元だ。」と管理官は言った。

俺は、『管理官とも寝た』という情報にも驚いたが、もう一人の俺や、敵の位置が判明したことも驚いた。

 

「管理官。ひょっとしたら、敵のオンナ刺客達は・・・。」

「ああ。クローンだろうな。娘の桜子の。それから、『第三の敵』とも遭遇する可能性を忘れるな。五十嵐、敵の刺客の一人が『異星人』と口走ったんだろう?」

「はい。」

「あの時、『2つ巴』に飛び込んだのは正解だった。あれは、私の技術でも、桃子の技術でもない。あれが『3つ巴』になる時、その次元は消滅する。変な地震は、巴が出現する時に起こる。」

「何故、それを?あ、万華鏡Bが?」

「うむ。下手をすると、全ての次元を支配下に置かれるかも知れない。桃子に遭ったら、そう言え。桃子はユートピアに憧れていた。そして、全ての次元で実験をしていた。桃子の祖先は、五十嵐が遭ったヨー・ヒキだ。ヨー・ヒキの支配する世界を作りたかったんだ。」

 

俺達は、真新しい次元移送装置で、全員一緒に跳んだ。『戦の国』へ。

 

『戦の国』は、文字通り、戦場。いや、地獄だった。

草木は枯れ、地上には、誰もいない。

力石の提案で、人家または家屋を探すことになった。

 

―つづくー

 

※「異次元の殺し屋・万華鏡」は150話完結です。

お楽しみ下さい。

クライングフリーマン

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。