俺達は、真新しい次元移送装置で、全員一緒に跳んだ。
『戦の国』は、文字通り、戦場。いや、地獄だった。
草木は枯れ、地上には、この国の民は誰もいない。
怪しげな集団が跳梁跋扈している。
迂闊に歩き回れない。
そこで、力石の提案で、人家または家屋を探すことになった。
集団を避けながら探索の末、探し出した、刻会図書館で作戦会議をしていると、敵側のボス桃子が部下のオンナと共に現れた。
桃子は異星人に裏切られ、深手を負っていた。
敵側のクローン達を局長梅子に任せ、俺と力石は、自家発電で稼働しているビルに、俺のオンナ達と共に跳んだ。
======== この物語はあくまでもフィクションです =========
ここは、『戦の国』
俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。俺のことを仲間は、仮の名の「五十嵐」と呼ぶことが多い。
【前回までの粗筋】
俺達は、真新しい次元移送装置で、全員一緒に跳んだ。
『戦の国』は、文字通り、戦場。いや、地獄だった。
草木は枯れ、地上には、この国の民は誰もいない。
怪しげな集団が跳梁跋扈している。
迂闊に歩き回れない。
そこで、力石の提案で、人家または家屋を探すことになった。
集団を避けながら探索の末、探し出した、刻会図書館で作戦会議をしていると、敵側のボス桃子が部下のオンナと共に現れた。
桃子は異星人に裏切られ、深手を負っていた。
敵側のクローン達を局長梅子に任せ、俺と力石は、自家発電で稼働しているビルに、俺のオンナ達と共に跳んだ。
俺達は、一瞬の隙を就いて、異星人を倒した。
力石は、宇宙船誘導装置を見付け、軌道を、あらぬ方向に向けた。
俺は、オンナ達と念力のパワーを合わせて、異星人の戦艦をブラックホールに送り込んだ。
一方、梅子や止揚は、刻会議事堂から、敵側の、桃子の部下を救い出した。
そこには、桃子の娘、桜子がいた。
顚末を聞いた桜子は、「分かった。私達の罪を帳消しにしろとは言わない。でも、戦う。地球人として。あんたらとの勝負は・・・。」と言いかけた桜子に、「そんなもん、必要無い!!一緒に戦うんだ。地球人として。」と止揚が言った。
戦いは、長く続いた。俺達も戦いに加わった。
呉越同舟。正に今がその時だった。
外にいた異星人達は、火炎放射器や機関銃で応戦してきた。
しかし、銃火器は、超能力に勝てなかった。
本部から応援が来たが、必要が無くなった。宇宙船は軌道修正されたから目標を失った。軌道を戻しても、あっさり敗戦になったことを知れば、引き返すしかない。
管理官達が言うように、次元が『自然現象』である限り、そこに暮す人々の叡智で歴史は作られる。
決して、『自然現象』を無くしたり、無闇に改竄してはいけないのだ。
時は流れ、俺は、『次元管理局』から『時間管理局』に異動になった。
以前、俺が接近遭遇したのは、『今の』俺だった。
『正室』止揚は子供を産み、『側室』達は、本来の次元に戻るかどうかは、本人の判断に委せることになった。
俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だったが、今は違う。俺のことを仲間は、仮の名の「五十嵐」と呼ぶことが多い。
どちらでもいい。俺は俺だ。
次元を渡り歩く『調査員』になった俺は、今日も行く。
妻子の為に。
―完―
※長い間のご愛顧・ご声援ありがとうございました。
「異次元の殺し屋・万華鏡」は、今回を持って、全編終了とさせて頂きます。
最初、短編書き下ろしだった作品を、149日連続執筆投稿致しました。
第一部は、『悪政批判』に終始していて、SFドラマの名前を借りたエッセイでしたが、100エピソードの頃、新政権になったのを機にSFドラマとして昇華いたしました。
いつか、スピンオフが書けたら、と欲張っております。
これからも、よろしくお願いいたします。
クライングフリーマン
※長い間のご愛顧・ご声援ありがとうございました。
「異次元の殺し屋・万華鏡」は、今回を持って、全編終了とさせて頂きます。
最初、短編書き下ろしだった作品を、149日連続執筆投稿致しました。
第一部は、『悪政批判』に終始していて、SFドラマの名前を借りたエッセイでしたが、100エピソードの頃、新政権になったのを機にSFドラマとして昇華いたしました。
いつか、スピンオフが書けたら、と欲張っております。
これからも、よろしくお願いいたします。
クライングフリーマン