異次元の殺し屋   作:クライングフリーマン

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【前回までの粗筋】
俺達は、真新しい次元移送装置で、全員一緒に跳んだ。
『戦の国』は、文字通り、戦場。いや、地獄だった。
草木は枯れ、地上には、この国の民は誰もいない。
怪しげな集団が跳梁跋扈している。
迂闊に歩き回れない。
そこで、力石の提案で、人家または家屋を探すことになった。
集団を避けながら探索の末、探し出した、刻会図書館で作戦会議をしていると、敵側のボス桃子が部下のオンナと共に現れた。
桃子は異星人に裏切られ、深手を負っていた。
敵側のクローン達を局長梅子に任せ、俺と力石は、自家発電で稼働しているビルに、俺のオンナ達と共に跳んだ。



150.【煉獄(purgatory)】3(最終話)

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

ここは、『戦の国』

俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。俺のことを仲間は、仮の名の「五十嵐」と呼ぶことが多い。

【前回までの粗筋】

俺達は、真新しい次元移送装置で、全員一緒に跳んだ。

『戦の国』は、文字通り、戦場。いや、地獄だった。

草木は枯れ、地上には、この国の民は誰もいない。

怪しげな集団が跳梁跋扈している。

迂闊に歩き回れない。

そこで、力石の提案で、人家または家屋を探すことになった。

集団を避けながら探索の末、探し出した、刻会図書館で作戦会議をしていると、敵側のボス桃子が部下のオンナと共に現れた。

桃子は異星人に裏切られ、深手を負っていた。

敵側のクローン達を局長梅子に任せ、俺と力石は、自家発電で稼働しているビルに、俺のオンナ達と共に跳んだ。

 

俺達は、一瞬の隙を就いて、異星人を倒した。

力石は、宇宙船誘導装置を見付け、軌道を、あらぬ方向に向けた。

俺は、オンナ達と念力のパワーを合わせて、異星人の戦艦をブラックホールに送り込んだ。

 

一方、梅子や止揚は、刻会議事堂から、敵側の、桃子の部下を救い出した。

そこには、桃子の娘、桜子がいた。

顚末を聞いた桜子は、「分かった。私達の罪を帳消しにしろとは言わない。でも、戦う。地球人として。あんたらとの勝負は・・・。」と言いかけた桜子に、「そんなもん、必要無い!!一緒に戦うんだ。地球人として。」と止揚が言った。

 

戦いは、長く続いた。俺達も戦いに加わった。

呉越同舟。正に今がその時だった。

外にいた異星人達は、火炎放射器や機関銃で応戦してきた。

しかし、銃火器は、超能力に勝てなかった。

 

本部から応援が来たが、必要が無くなった。宇宙船は軌道修正されたから目標を失った。軌道を戻しても、あっさり敗戦になったことを知れば、引き返すしかない。

管理官達が言うように、次元が『自然現象』である限り、そこに暮す人々の叡智で歴史は作られる。

決して、『自然現象』を無くしたり、無闇に改竄してはいけないのだ。

 

時は流れ、俺は、『次元管理局』から『時間管理局』に異動になった。

以前、俺が接近遭遇したのは、『今の』俺だった。

『正室』止揚は子供を産み、『側室』達は、本来の次元に戻るかどうかは、本人の判断に委せることになった。

 

俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だったが、今は違う。俺のことを仲間は、仮の名の「五十嵐」と呼ぶことが多い。

どちらでもいい。俺は俺だ。

 

次元を渡り歩く『調査員』になった俺は、今日も行く。

妻子の為に。

 

―完―

 

※長い間のご愛顧・ご声援ありがとうございました。

「異次元の殺し屋・万華鏡」は、今回を持って、全編終了とさせて頂きます。

最初、短編書き下ろしだった作品を、149日連続執筆投稿致しました。

第一部は、『悪政批判』に終始していて、SFドラマの名前を借りたエッセイでしたが、100エピソードの頃、新政権になったのを機にSFドラマとして昇華いたしました。

いつか、スピンオフが書けたら、と欲張っております。

これからも、よろしくお願いいたします。

クライングフリーマン

 




※長い間のご愛顧・ご声援ありがとうございました。
「異次元の殺し屋・万華鏡」は、今回を持って、全編終了とさせて頂きます。
最初、短編書き下ろしだった作品を、149日連続執筆投稿致しました。
第一部は、『悪政批判』に終始していて、SFドラマの名前を借りたエッセイでしたが、100エピソードの頃、新政権になったのを機にSFドラマとして昇華いたしました。
いつか、スピンオフが書けたら、と欲張っております。
これからも、よろしくお願いいたします。
クライングフリーマン
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