俺は、傍聴席にいた。
いた。一発で分かった。新家というのか、この次元では。居眠りをしている。
議長が何やら、返答を求める為に呼び出しをした。
周りの者達が慌てて起こし、呼び出しの内容(質問の内容)を教える。
どこの次元でも、ダメな国のトップが国民の意思とは真逆のことを言い、行っている。
俺は腕時計を握って、タイプリープをしてみた。
======== この物語はあくまでもフィクションです =========
ここは、『辛の国』。
俺の名は、「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。
俺には聞こえる。殺してくれ、と。
どこの次元でも聞こえている。
跳んで来たのは、国家議事堂だった。
俺は、傍聴席にいた。
いた。一発で分かった。新家というのか、この次元では。居眠りをしている。
議長が何やら、返答を求める為に呼び出しをした。
周りの者達が慌てて起こし、呼び出しの内容(質問の内容)を教える。
どこの次元でも、ダメな国のトップが国民の意思とは真逆のことを言い、行っている。
俺は腕時計を握って、タイプリープをしてみた。
いた。どこかの宴会場だ。後援会主催という文字を見かけた。
眠い訳だ。後援会なら、本人に恥をかかさないようにするべきなのに。
あ。アルコールだけじゃ無かったか、やはり。
俺は、アルコールに『混ぜ物』をした『愛務省』の『事務員』を見付け、撮影をし、またタイムリープした。
有名な週刊誌「zバーン」だ。zに何か意味があるのかな?
受付けを通り、デスクを呼び出して貰った。
「こういう写真って、謝礼金貰えるって聞いたんですけど。新家さんと映っている人、こっちでは何か薬入れてますよね。」
デスクは、財布の中の札を全て出し、俺に渡した。
そして、口外しないという、簡単な誓約書にサインさせられ、これから会議だから、と追い返された。
翌日。世間では大騒ぎになった。
よりによって、総民大臣が、側近の者と飲み、遊び、そしてクスリを盛られている。
野党議員の追求に、新家は頽れ、救急車が呼ばれた。
当面、入院することになった新家は、秘書に「9月2日は行く」と伝えた。
9月2日。
また、世間は大騒ぎになった。1年間行方不明になっていた「元総民大臣」が式典に現れたのだ。
新家は、受付けで追い返された。
式典会場を後にした新家に、俺は1年前の新聞と今日の新聞を渡してやった。
俺は言った。「眠りすぎだよ、1年は。」
1年の間に失踪届は受理され、総民大臣は代行していた副大臣が総代選挙前倒しで新たに決定、新家は自動的に議員辞職扱いになっていた。
「時間は大事だよ、金よりね。」
さて、次の世界に跳ぶか。先生の言った通り、「自然現象」だけでなく、自分の意思でも跳べるようになった。
新家は俺に飛びかかったから、自分で跳ぶ必要もあった。
今頃、空気を掴んでいるだろう。
―完―
俺は、アルコールに『混ぜ物』をした『愛務省』の『事務員』を見付け、撮影をし、またタイムリープした。
有名な週刊誌「zバーン」だ。zに何か意味があるのかな?
受付けを通り、デスクを呼び出して貰った。