異次元の殺し屋   作:クライングフリーマン

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「貴方は、絶対君主ですか?」
「王様、目を覚まして下さい。『裸』ですよ!!」
「子供には、『子供だから放っておけ』ですか?」
「僕たちは、家族が離散していないのに同居するのですか?」



56.【支援(support)】

 

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

ここは、『助の国』。

俺の名は、「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。

 

俺には聞こえる。殺してくれ、と。

どこの次元でも聞こえている。

 

跳んで来たのは、どうやら、国のトップ討議大臣の官邸らしい。

その前の広場に集まったのは、大勢の小学生。

「僕たちの未来を奪わないで下さい。」

「私達の現在を蔑ろにしないで下さい。」

「貴方は、絶対君主ですか?」

「王様、目を覚まして下さい。『裸』ですよ!!」

「子供には、『子供だから放っておけ』ですか?」

「僕たちは、家族が離散していないのに同居するのですか?」

「選択可夫婦別氏、なんて誤魔化さないで下さい。私達は隣国の民族じゃありません。」

「外国人ファーストの政策は直ちにやめて下さい。外国人のお友達に恥ずかしいです。」

「税金ばかり取って、外国人に『花咲かじいさん』しないで下さい。」

「未来の『外国人の子供』の学費を、現在の私達の親に、私達に払わせないで下さい。」

「暗殺された討議大臣の『向こう』を張りたいなら、子供が胸を張って生きられる国を作って下さい。」

「私達は、外国人の奴隷になる為に生まれてきた訳じゃない!!」

警備員達が捕まえて、追い出そうとするが、電動スケートボードで移動し、なかなか捕まえられない。

撮影機器を持った子供もいた。

 

思いついて、国家議論堂に行ってみた。

ここでは、高齢者達のデモやストライキが見られた。

「私達は、健康保険、税金で天引きされる為に年金を払ってきた訳じゃ無い。」

「内部告発で分かっている。歳入省は絶対国民の為の歳出をしない。自分達の『大きな財布』にしまい、山分けする。外国に湯水のごとくばら撒いているが、あんたらの『貯金』に比べれば、『はした金』じゃそうだね。違うのかね?」

「出自をネームプレートに書いて貰おうか。殆どが外国人だろうが。」

「高齢者は情弱だから、適当なことを言っておけ、と外国出身の偉いさんが命令して、捏造報道ばかりしているそうじゃないか。」

「コメ騒動の時、値下げして嬉しいってコメの袋担いだのは役者のアルバイトだよね。名前、大きな声で言ってやろうか?」

 

その時、数台の装甲車が現れ、高齢者達を蹴散らした。

だが、何人もの高齢者は自ら盾になり、運転手を引っ張りだした。

「偽物の、国内救助隊がいたぞ。」

 

討議大臣の執務室。

「討議大臣。各地でクーデターです。スパイとして送り込んだ者も叩き出されました。」

「死守するんだ、何としても。殺してもいい。『天〇門』のように、でっちあげればいいんだ。

 

その時、執務室の中が部屋のテレビに映し出された。

『全世界ライブ中継中』とテロップが流れた。

秘書官が、慌ててレビのコンセントを抜いた。

 

「面白いな。カメラを探して映らないようにしないんだ。臣民を殺してもいい、って言う、国のトップは。世界に裁かれるよ。」

 

俺のことを探してオロオロしているが、もう遅い。

 

子供から老人まで立ち上がった次元は初めてだ。

後は、自滅だけだな。

 

俺の名は、「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。

この次元の国のトップは「もう詰んでいる」。

ホームなんちゃら計画は、相手の国から辞退するだろう。

 

さ、次の世界だ。

 

―完―

 

 

 

 




税金ばかり取って、外国人に『花咲かじいさん』しないで下さい。」
「未来の『外国人の子供』の学費を、現在の私達の親に、私達に払わせないで下さい。」
「暗殺された討議大臣の『向こう』を張りたいなら、子供が胸を張って生きられる国を作って下さい。」
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