俺は、線香をあげてから、南極ボケを封印して、全てを話した。
「異次元の殺し屋?面白いね。良いネタ貰ったよ。」
======== この物語はあくまでもフィクションです =========
ここは、『異の国』。
俺の名は、「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。
俺には聞こえる。殺してくれ、と。
どこの次元でも聞こえている。
跳んで来たのは、ある家の仏間。
仏壇の近くにPCがある。
「誰?強盗かい?お金欲しいなら家捜ししていいよ。通帳も判子もね。殺してからじっくり探す?」
おかしい。デジャブじゃない。この次元の世界は前の次元の世界に酷似している。
俺は、線香をあげてから、南極ボケを封印して、全てを話した。
「異次元の殺し屋?面白いね。良いネタ貰ったよ。」
「この国は何て名前?」「『異の国』前の次元の世界は?」
「『流の国』。『異の国』のモノカキさんは、何て名前?『流の国』のモノカキは左文字禎吉って言ってた。ペンネームかも知れないが。」
「私は、山田晋三。平凡だろう?本名も同じ。で、南極のこと言わなくて正解。ここでも通じない話。アンタが出逢った多くの『国のトップ』と同じだな。やってること。昨日、やっと辞意表明して、やっと『臨時総会選開催』が」決まったが、裏に何かあるって評判だ。SNSでは。TVが大きく扱うことは『小さなこと』の証。コーヒー飲む?インスタントだけど。」
「はい。」モノカキはインスタントコーヒーが好きなのかな?
「いつもこの台所を書斎代わりにして執筆しているが、暑くてね。一部環境を引っ越した。
俺は、ソファーに向かい合わせで座り、コーヒーをご馳走になった。
「面白い、って言えば、面白いが。そうだ。トップと党4役は辞任したが、外耳大臣は辞めないって頑張ってる。総辞職した訳じゃないから、空席は辞任した者のポストだけなんだ。アンタが最後に行った次元から見れば、静かに平和に向かうってことになるかも知れないが、どうなってるかな?大体、自分の持ち物じゃないのに、この国を『売り家』みたいに宣伝してしまったことで、放置したら「約束だから」って、勝手に移民が押しかけるな。そもそも、ビザ発行をクーポン券みたいに発行するなんて頭がおかしいよ。外耳大臣は。伊那屋って言うんだけど。」
「伊那屋は、今、どこに?」「さあ、知らないな。そうだ。評議員会館に行ってみたら?」
山田は簡単に場所を教えてくれた。
会館で調べて、伊那屋が隣国気味の国に行っていることを突き止めた。
俺は、税関でヤツを止めた。
「貴方の荷物、麻薬取締犬が気になるようですよ。」
伊那屋のスーツケースから、大量の『ニンダミン』が出てきた。
新種の麻薬だ。
空港警察署員がやってきたので、俺は跳んだ。
俺は、上着を脱いでバッグに入れてから、ロビーで寛いでいる家族連れに声をかけた。
「伊那屋外耳大臣、麻薬で捕まったらしいですよ。」
家族は、すぐにスマホを取り出し、どこかに連絡をした。
少し離れたロビーで、同じことを言った。
「伊那屋外耳大臣、麻薬で捕まったらしいですよ。」
それぞれの次元で「解決」したとは思っていないが、山田が指摘してくれたように、国のトップの「取り巻き」も悪者の可能性は高い。
何せ、どの『隣国』にも『乙姫様』が接待をして、竜宮城から帰った政治家は、見事に主張を掌返しするのだ。
じゃ、取りあえず、跳ぶかな?
俺の名は、「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。
―完―
「はい。」モノカキはインスタントコーヒーが好きなのかな?
「いつもこの台所を書斎代わりにして執筆しているが、暑くてね。一部環境を引っ越した。
俺は、ソファーに向かい合わせで座り、コーヒーをご馳走になった。