異次元の殺し屋   作:クライングフリーマン

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おかしい。デジャブじゃない。この次元の世界は前の次元の世界に酷似している。
俺は、線香をあげてから、南極ボケを封印して、全てを話した。
「異次元の殺し屋?面白いね。良いネタ貰ったよ。」



65.【酷似(close resemblance)】

 

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

ここは、『異の国』。

俺の名は、「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。

 

俺には聞こえる。殺してくれ、と。

どこの次元でも聞こえている。

 

跳んで来たのは、ある家の仏間。

仏壇の近くにPCがある。

「誰?強盗かい?お金欲しいなら家捜ししていいよ。通帳も判子もね。殺してからじっくり探す?」

おかしい。デジャブじゃない。この次元の世界は前の次元の世界に酷似している。

俺は、線香をあげてから、南極ボケを封印して、全てを話した。

「異次元の殺し屋?面白いね。良いネタ貰ったよ。」

「この国は何て名前?」「『異の国』前の次元の世界は?」

「『流の国』。『異の国』のモノカキさんは、何て名前?『流の国』のモノカキは左文字禎吉って言ってた。ペンネームかも知れないが。」

「私は、山田晋三。平凡だろう?本名も同じ。で、南極のこと言わなくて正解。ここでも通じない話。アンタが出逢った多くの『国のトップ』と同じだな。やってること。昨日、やっと辞意表明して、やっと『臨時総会選開催』が」決まったが、裏に何かあるって評判だ。SNSでは。TVが大きく扱うことは『小さなこと』の証。コーヒー飲む?インスタントだけど。」

「はい。」モノカキはインスタントコーヒーが好きなのかな?

「いつもこの台所を書斎代わりにして執筆しているが、暑くてね。一部環境を引っ越した。

俺は、ソファーに向かい合わせで座り、コーヒーをご馳走になった。

「面白い、って言えば、面白いが。そうだ。トップと党4役は辞任したが、外耳大臣は辞めないって頑張ってる。総辞職した訳じゃないから、空席は辞任した者のポストだけなんだ。アンタが最後に行った次元から見れば、静かに平和に向かうってことになるかも知れないが、どうなってるかな?大体、自分の持ち物じゃないのに、この国を『売り家』みたいに宣伝してしまったことで、放置したら「約束だから」って、勝手に移民が押しかけるな。そもそも、ビザ発行をクーポン券みたいに発行するなんて頭がおかしいよ。外耳大臣は。伊那屋って言うんだけど。」

 

「伊那屋は、今、どこに?」「さあ、知らないな。そうだ。評議員会館に行ってみたら?」

山田は簡単に場所を教えてくれた。

会館で調べて、伊那屋が隣国気味の国に行っていることを突き止めた。

 

俺は、税関でヤツを止めた。

「貴方の荷物、麻薬取締犬が気になるようですよ。」

 

伊那屋のスーツケースから、大量の『ニンダミン』が出てきた。

新種の麻薬だ。

空港警察署員がやってきたので、俺は跳んだ。

 

俺は、上着を脱いでバッグに入れてから、ロビーで寛いでいる家族連れに声をかけた。

「伊那屋外耳大臣、麻薬で捕まったらしいですよ。」

家族は、すぐにスマホを取り出し、どこかに連絡をした。

 

少し離れたロビーで、同じことを言った。

「伊那屋外耳大臣、麻薬で捕まったらしいですよ。」

 

それぞれの次元で「解決」したとは思っていないが、山田が指摘してくれたように、国のトップの「取り巻き」も悪者の可能性は高い。

何せ、どの『隣国』にも『乙姫様』が接待をして、竜宮城から帰った政治家は、見事に主張を掌返しするのだ。

 

じゃ、取りあえず、跳ぶかな?

 

俺の名は、「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋だが、殺すのは、人間とは限らない。

 

―完―

 

 




「はい。」モノカキはインスタントコーヒーが好きなのかな?
「いつもこの台所を書斎代わりにして執筆しているが、暑くてね。一部環境を引っ越した。
俺は、ソファーに向かい合わせで座り、コーヒーをご馳走になった。
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