転生したハイエルフが奮闘するのは間違っているだろうか   作:野生の鹿

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 プロローグ時点での時系列は、ベルのオラリオ入り~上層でのミノタウロス遭遇(アイズとの出会い)の間のことです。
 ロキ・ファミリアsideは、遠征の前日あたりを想定しています。


プロローグ
最強妖精


 オラリオ

 

 それは、三大秘境の一角である『ダンジョン』という地下迷宮の上に築かれている迷宮都市だ。迷宮都市以外にも、『英雄の都』、『世界の中心』とも呼ばれている。

 

 神々が降臨する前は、怪物(モンスター)が次々に生み出される『大穴』と呼ばれていたが、古代から神時代へと移行されるのと同時期に創設神であるウラノスたちが『大穴』に蓋をして怪物(モンスター)の侵攻を防いだ。オラリオはその蓋の上に創設された。

 

 そんなダンジョンに挑むには、下界に降臨してきた神々の齎す恩恵(ファルナ)が必要になってくる。同じ神が齎す恩恵(ファルナ)を身に宿した眷属たちは、その神の【ファミリア】として活動し、別の【ファミリア】とは時に競い、時に協力していく。

 

 世界で唯一ダンジョンを持ち、多くの神々、金、人が集まっているこのオラリオは、日々新しく多くの者たちが訪れていく。英雄になることだったり、一攫千金を狙っていたり、それぞれの夢もしくは野望を抱きながら―――

 

 そんな彼らのことを、人々は【冒険者】と呼ぶ。

 

 

*    *    *

 

 

「うぅ~、これからエイナさんの講習か~」

 

 ギルド本部へと続いているメインストリートをどこか気力のない声を漏らしながら歩くのは、白髪赤眼という兎のような特徴を持った少年、名前はベル・クラネルである。彼はつい先日、冒険者になるためにオラリオにやってきたが探索系のファミリアからは門前払い同然の仕打ちを受けて、下界に降りてきたばかりの新参()のヘスティアに拾われ、彼女と共に新興派閥【ヘスティア・ファミリア】を立ち上げた。

 今の女神に出会ってからもお世話になっているギルド職員の一人、エイナ・チュールからは「ダンジョンで生き残るため」という名目の元、彼女からダンジョン講習を受けていた。勉強が不得意であるベルからすると頭が痛くなるもので、汗水を流しながらダンジョン探索に必要になってくる知識を身に着けていった。

 

 今日もまた、エイナからの講習を受けるためにギルド本部に向かうベルであったが、その足取りは重いものであった。

 だが、ギルド本部に近づくにつれて、その光景に目を見張る。

 

「いつもより人が多い?」

 

 冒険者たちを管理する機関であり、オラリオの運営を行っている機関でもあるギルドの本部には、多くの冒険者が集まっている。しかし、今そこにいる冒険者たちはいつもよりも多い。もっと言うと、その冒険者たちの多くは尖った耳が特徴の妖精(エルフ)であった。

 

 ベルはそんなエルフたちが集まっていることを不思議に思い、エルフの視線の先にあるものを自分も見てみる。エルフの視線の先にあるのは、ギルドの巨大掲示板であった。

 

「あのお方が……、ここまで……!」

「これほど喜ばしいことは今までにないことですわ!!」

「さすがはフロディ様!!あなたと同じ冒険者になることができたこと、とても誇りに思っております!!!」

 

 掲示板の前にいるエルフたちが次々に口にしているのは、称賛であった。他人から見て狂信者と呼ばれても仕方がないイっちゃった目をしている者も混じっている。そのあたりのことをよく知らないベルは、そんなエルフに恐怖を覚えた。

 

 掲示板の内容には次のようなことが書かれていた。

 

 【ネメシス・ファミリア】

  ・団長 フロディ・リヨス・アールヴ【妖光帝(ユングヴィ)

    Lv.8、到達  所要期間、4年

 

 義憤を司る女神、ネメシスの一人目の眷属にして団長、そしてエルフのさらに上位の種族である王族妖精(ハイエルフ)の一人であるフロディ・リヨス・アールヴが、都市はおろか世界最強の冒険者に至った。

 この知らせはハイエルフを己の主神以上に神聖視することもあるエルフにとっては自分のこと以上に喜んでいる。ベルは【ネメシス・ファミリア】については、三大派閥の一角であるということと、団長が特殊な人であることくらいしか知らない。ちなみに、この【ネメシス・ファミリア】にも入団希望と称して門を叩いたが、運が悪いことに、この時は入団担当の団員が遠征により入団試験そのものを行うことができなかったことから、やむを得ず入団を諦めることとなったのだ。

 ベルは、この時に偉業を成し遂げて団長のフロディという者が、Lv.8になったということを理解した。そして、そんな偉業を成し遂げたフロディ団長がどんな人物なのか気になるようになってきた。

 

 

*    *    *

 

 

 フロディのランクアップの知らせは、最強派閥の一端を担っている、【ロキ・ファミリア】、【フレイヤ・ファミリア】の耳に届いていた。

 

「リヴェリア様!フロディ様がLv.8に……!!」

「なにか……何かお祝いの品を用意いたしましょう!!」

「流石はフロディ様!!」

 

 と、このように【ネメシス・ファミリア】と同格とされている最強派閥、【ロキ・ファミリア】のエルフたちは、掲示板に集まっていた同族と同じように一様に喜んでいた。

 【ロキ・ファミリア】には、フロディと同じハイエルフの王女、リヴェリア・リヨス・アールヴが副団長を務めており、リヴェリアからしたら年齢的にも冒険者としての経験年数(キャリア)的にも上である自分たちよりも先に最強の領域に到達したことになるのだが、他のエルフたちほどではないが称賛していた。それは、他の幹部陣も同様である。

 

「うっひぃ~、フロディたん一体どんな偉業をしたらランクアップできんねん」

「ふむ……。フロディがLv.8に……」

「これは僕たちも、うかうかしてられないね。ダンジョンの遠征も、気合を入れて臨まないとね」

「はい、団長!!」

「そうじゃな……。少し前までは小童同然だったのが、いまや最強に至っておるからな」

「フロディさん……すごい……」

「アイズ~、一度この人に弟子入りしてたんだっけ?すごく強かったの?」

「ちっ…」

 

【ロキ・ファミリア】の幹部陣は、狼人(ベート)を除いて素直に称賛あるいは、他の者に賛同するような反応を示していた。

 一方の【フレイヤ・ファミリア】でも、

 

「うふふ……、すごいわね」

「フロディが……ついに……」

「チッ……、あのクソ妖精が……!!」

「ていうか、あいつのランクアップする期間、他の連中に比べて短くないか?」

「「「それな!」」」

 

 と、団長であり、つい先日まで『最強の冒険者』とも称されていたオッタルは、フロディが自分を超えてかつての最強(ゼウスとヘラ)に並んだことに驚嘆した。そして、自分よりも強くなったフロディに挑もうと何か準備運動(ウォームアップ)し始めた。しかし、アレン・フローメルやガリバー兄弟といった、いわゆる過激派に分類される幹部陣からは嫉妬とも嫌悪ともいえる感想が漏れた。ハイエルフ同士の付き合いからファミリア同士で良好な関係を築いている【ロキ・ファミリア】と異なり、主神(フレイヤ)第一主義ともいえる【フレイヤ・ファミリア】では、どうしても良い関係は築き上げにくいのである。幹部陣に限らず、団員も同様である。

 

 【ロキ・ファミリア】ほどではないが、【ネメシス・ファミリア】も団員同士でいがみ合いがあり、先述した過激派の筆頭ともいえる副団長(アレン)は、一時期フロディとライバル関係とされて比較されていたこともあって、不本意ながらフロディのことを意識していた。ただでさえそんな状態でフロディが先にLv.7に到達した時は、単身でダンジョンに何度も潜ったり、何回かフロディに挑んで返り討ちにされたりしてボロボロの状態になっていた。それでも誰にも手を付けられないほど心が荒れていたので、理知的な白妖精(ホワイトエルフ)であるヘディンからは呆れていた。そのうえでこれである。少しはマシになってきたのが、さらに酷くなってしまうことになるのは簡単に予測できた。

 

 今ここにはいないが、『白黒の騎士』と二人そろって称される幹部、ヘディン・セルランドとヘグニ・ラグナールは、今回の偉業を聞くや否や、すぐに本拠を出て、祝いの品を選定している。他のエルフも同様だ。派閥は違えど、エルフからするとフロディのランクアップは喜ばしいことであるに違いない。

 

 

*    *    *

 

 

 場所は戻って、ギルド本部。

 ベルは、巨大掲示板に貼られている情報を見て、ハイエルフの偉大さとエルフの信仰っぷりに目が点となり、静かにその場を去った。

 

「あれ?ベル君、どうしたの?」

 

 そんな彼に声をかけるのは、ギルドの受付嬢のハーフエルフ、エイナであった。

 

「あっ、エイナさん。すみません、わざわざ出てきてもらって……」

「ううん、大丈夫だよ。ベル君こそどうしたの……って、フロディ様の情報を見ていたの?」

 

 ベルを連れて、エイナは講習に使っている部屋に案内しながら聞いてきた。

 

「はい……。あの、フロディさんってどのような方なんでしょうか?」

「えっと……、フロディ様がどのような方って言われても……」

 

 質問してきたベルに対して、意外そうな顔をするエイナだが、やがてフロディについて説明を始めていく。

 

「フロディ様は、エルフの王族であるハイエルフで、アルベイム王国の代理(・・)国王として統治されている御方かな」

「アルベイム王国?」

「えっと、オラリオとは密接な関係を築いている国で、第一級冒険者の魔導士たちが名指しで武器の素材にするように頼むほどの優れた素材を提供している国だよ。【ネメシス・ファミリア】もそこで結成されたかな」

「あの、どうして代理なんでしょうか?」

 

 ベルが疑問に思ったことは、なぜ国王が冒険者になっているのかということもそうだが、わざわざ代理をつけていることにも気になった。

 

「アルベイム王国は、国王が死ぬその時までずっと国王であるべきという風習があるの。まだ先代の国王陛下が存命中ではあるけど危篤状態になっているから、ご子息のフロディ様が多くの国王の仕事を代わりにされているの。まだ二十代だから王位継承は先のことになるけど、実質統治されているから代理国王という肩書になっているね。確か、10年はオラリオとアルベイム王国を往復しているね」

「えっ、10年も国を統治されているんですか!?」

 

 ベルはそのことに驚いていた。自分はダンジョンの一階層に探索しに行くだけで、精一杯なのに、このフロディっていう王様は、さらに深い所に探索しに行って国の統治も行っているというのだから。

 

「さすがに、頻繁に帰っている訳じゃなくて、自分の部下に伝令役として国に送ったり、たまに大臣に頼んでいたりすることもあるらしいよ」

 

 フロディ・リヨス・アールヴの説明を聞いていたベルだが、この先の未来、当のフロディ本人と出会い、肩を並べて戦うことになるのはまだ予想もしていなかった。

 

 

*    *    *

 

 

 さて、そんな話題の中心であるフロディはというと、現在自分の統治しているアルベイム王国の執務室にて、机にかじりついていた。

 

「またオラリオから素材の追加提供か。最近、冒険者がひどい怪我を負うことと関わりがあんのかな」「次はこの国からもか~。どうして無限にあると思ってんのかな~」「国内の物価が上がっているのか。他の大臣も集めて対策会議をしなきゃな。早めにアポを取らないと……」

 

 国王が対応するべき仕事を少しずつ処理していき、自らの従者にいろいろと指示を飛ばしていくと、ようやく休憩に入ることができた。

 

 すると、『コンコン』と軽やかなノックが響くと、扉から金髪長髪の美女が入室してきた。

 

「フロディ、これからお昼ご飯にしましょう」

「ネメシスか。もうすぐ終わりそうだから、少し待ってて」

 

 ネメシスはそんなフロディの様子を見て、フロディの座っている椅子の隣に移動し、机を覗き込んだ。

 

「遠征をやった直後に政務ですか。そんなに忙しくするのも考え物ですね」

「もう少しだけだからさ。そんな寂しそうな顔をしないでよ」

「そう言ってここ最近、ずっと仕事ばかりじゃないですか。私の方はすでに終わっているのに……」

「王族としての仕事もあるからさ、それに他の国にも、いろいろと無視できない事情があって匙加減がムズイんだよ~」

「それはそれ、これはこれです。私との時間を大切にしてもらわないと困ります……」

 

 ネメシスが少々膨れた顔をしながらフロディを責めている。フロディはそれをなだめながら仕事を処理していき、仕事を終わらせていく。

 

「さて、ネメシス」

 

 ようやく仕事を終わらせたフロディはネメシスに向き合うと、受け止めるように両手を広げた。

 

「お疲れ様です、フロディ。お昼ご飯にしましょう」

「うん。その前にしばらくはこれだね」

 

 フロディとネメシスは互いに強く抱きしめあった。

 この光景をエルフが見ようものなら驚愕――中には発狂――することだろう。その辺りのことを知らない者が見ると、崇高なるハイエルフと見ず知らずの女性が仲睦まじい姿を見せつけているからだ。

 実際、この二人は『主神と眷属』という関係以外にも、『恋人』という関係が秘密裏に存在する。ファミリアが最強派閥になってからのことだ。人知れず身体を重ねたことも一度や二度では済まされないほどの回数を経ている。

 

「フロディがLv.8になってから、しばらくオラリオには帰ってませんね」

「そりゃあ、今回の遠征の後しばらくの間は療養するということにしたからね。実際、今回の件は創設神(ウラノス)からしたら厄ネタみたいなもんだから深く感謝されているよ」

「さすがにこの偉業も緘口令が敷かれることとなりましたからね。ロキやフレイヤには、どのように説明すればよいのでしょうか」

「ギルドに訊いてとしかいえないよ。それに疲弊している人が多いから、オラリオに戻るのはもう少し先になるね」

 

 と、今回の遠征により討伐したモンスターを思い返しながら、今後の予定を話し合っていく。

 

「オラリオに戻るのはもう少し先であったとしても、幹部(ブランズ)たちのランクアップの報告もあるし、商業部門にも顔を出さないと安心させることはできないでしょう」

「そのあたりは幹部の猪人(ルビウス)に頼んで報告と留守番を頼んでいるよ。さすがにあいつのいるところに喧嘩を売る馬鹿はいない」

 

 会話に出てきたブランズ・ドニール――『妖精の方舟(スキーズブラズニル)』とルビウス・タンニス――『黄金の忠猪(グリンブルスティ)』は、今回の遠征によりランクアップした。この二人は戦いの中で大きく活躍したこともあり、当然といえば当然である。

 

【ネメシス・ファミリア】には、ダンジョンの攻略を進めていく『探索部門』と、商業系ファミリアとしての辣腕を振るっている『商業部門』の二つに大きく分かれている。

 今現在、本拠である『仁義の要塞』を留守番しているのは『商業部門』であるが、彼らの大半は恩恵(ファルナ)が刻まれていない。報復を恐れて襲撃する者はいないが、それでも手を出す輩はいるので、ルビウス(暴れん坊)に一足早く帰ってもらうようにしたのだ。

 

「アフターケアも万全を喫しておりますよ、ネメシス」

「さすがですね、フロディ。もう少し休むことにしましょうか、清剛(・・)

 

 ネメシスが急にフロディのことをそう呼んだ。

 そう、フロディの言動が王族に似つかわしくないものが多めであることから疑問に感じたものはいるのかもしれないが、フロディ・リヨス・アールヴは転生者である。

 前世の名前は、倉本清剛。訳あって死亡し、今ではハイエルフとして転生した。

 このことを知っているのは主神以外にも一部の幹部、別の派閥では同じハイエルフのリヴェリアはもちろん、ウラノスやヘルメスなど、交流があったり、無視できない影響力を持つ()物に一通りのことは教えてある。

 ネメシスは、初めて出会った段階で知っており、そもそも下界に降臨した理由が、フロディ(清剛)の保護であることから誰よりも詳しい。こうして二人きりの時だけ、前世の名前で呼んでいる。他にも、フロディのことを清剛と呼ぶ人はいるが……その者を話すのは、また別の機会に。

 

「今回の遠征で戦ったモンスターもあいつの影響によるものだとウラノスとヘルメスも推測していました。そうでないと、すでに討伐されたモンスターが以前より強くなって復活するなんてことはないと思います」

「あいつの目的は分からないからね。俺を始めとした異世界転生者を集めて何を考えているのか理解できないよ」

「以前にも言いましたが、おそらく混沌を楽しむことが目的なので、理解するだけ無駄でしょう」

 

 今回の遠征で戦ったモンスターを振り返りながら、ネメシスはそう断言した。

 

「それにしても……」

 

 隣にいるネメシスは、おもむろにフロディを見上げて微笑んだ。

 

「最初は主神一人眷属一人のファミリアから、最強に至るとは思いもしませんでしたね」

「そうだね。正直実感がないっていうか、夢だと思ってしまうというか……」

「自信を持ってください。これまでの偉業もあなたが命がけで戦い続けてきたから成し遂げられたのですから」

 

 ネメシスとそんな会話をしていき食堂に着くと、すでに他の団員が先に食べ始めていた。彼らの雰囲気はどこか温かく、活気に満ち溢れていた。

 ネメシスとフロディは、そんな光景を見て、胸が暖かくなった。

 

「団長~!もうすでに皆食べ始めてますよ~!」

「ネメシス様も!早く席についてください!」

「料理はもう用意してありますから、フロディ様!思う存分お食べください!」

 

 そんな団員達に応えて、ネメシスとフロディは席に着き食事を始める。

 

「団長!改めまして、Lv.8へのランクアップ、おめでとうございます!!」

 

 食事を取っていた団員の一人が祝ってきた。それに続いて、他の団員も祝ってくる。

 

「おめでとうございます、フロディ様!!こちら、『アルヴの清水』でごさいます。どうかご賞味ください!!」

「ネメシス様も、フロディ団長が最強になって鼻が高いですよね!」

 

 多くの団員に囲まれてもネメシスとフロディは余裕を崩すことなく受け入れる。

 

 フロディ(清剛)は祝いの言葉を受け取りながら、このファミリアの団長でいることを改めて誇りに思った。

 

 目の前の光景を目に焼き付けながら、自分の原点といえる過去を追憶し始めた。




ネメシス・ファミリアの簡単紹介(原作開始時点)

 フロディ・リヨス・アールヴの率いる探索系ファミリア。等級(ランク)は『S』。
 ロキとフレイヤに並ぶ三大最強派閥の一角で、Lv.8とLv.7が一人ずつ。Lv.6が複数人という戦力を保有している。
 探索部門と商業部門に分かれており、少なくとも資金面では三大派閥で抜きんでている。
 本拠地は『仁義の要塞』。名の通り要塞の構造を取っており、いくつか罠が仕掛けられている。
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