『学校無双〜実は世界最強の俺が以下略〜』って本読んだけどこれ私のことだ…   作:んえその木

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友達

 

 

 2年ぶりに会ったアルは、前に比べて随分と大人びた格好をしていた。

 いや、見た目は前と対して変わってない筈なんだけど随分とらしくなったというか、なんというか。

 最後に見た時は服に着られているようだったのに、今ではすっかり偉そうな服を着こなしている。

 これで元貧民の1人だって言うんだから、世の中どうなるかは分からないものだ。

 

 

「……アルは、2年間何やってたの?相変わらずレオの補佐官?」

「僕今はもう陸軍元帥なの知ってるだろ?自分の事で手一杯さ」

「そっか……そうだよね、ごめん。手伝わなくて」

「…………」

 

 

 実は陸軍元帥になるのは本来私の予定だったのだ。

 戦争時において多大な貢献をなし、軍内部からの評価もそれなりにあって、尚且つ他国への牽制となる存在。

 そんな私を元帥として据えるのは当然とも言える成り行きなのだが、私はそこから逃げ出した。

 

 そのせいでレオや私の補佐役として配属されるはずだったアルは、私の代わりにその立場に居る。

 なんもかんも私のせいなのだ。

 

 

「別に怒っちゃいないさ、キミが巫山戯てるのはいつもの事だし、正直お飾りとして座ってもらうだけの予定だったからね。今も対して変わらない」

「だろうね」

「……皮肉なんだから少しは言い返してくれ。あの時は悪かった。別にユニの事をただ持ち上げて神輿にするだけって事は無かったよ、友達として僕らを助けて欲しかったのさ」

「そう?私は……別に恨んではいないよ。いないけど…結局アルも私の力以外には興味なかったのかなって、本気で悲しかったよ」

 

 

 そう言うと、珍しくアルが狼狽えたような顔をしているではないか。

 はは、珍しいの見たな。

 

 でも正直これは当てつけだ。

 2年前にようやく革命が終わりを迎えた頃、私はもう限界ギリギリだったから、それ以上仕事を増やさないように多分配慮してくれたんだろう。

 こいつはそういう男だもの。

 

 でもさ、だからって、辞めたいって言ったら「ユニは今後他国への牽制として表舞台に居続けなくては行けない。認められないね」とか言う事あるかよ。

 もうちょっと優しく言って欲しかったし、助けてくれ、とか言われてたら私だってもうちょっと頑張ったよ。

 

 ………いやこれも当てこすりだ。

 アルだって当時はかなりキツかっただろうし。

 

 

「そ……んな、つもりは……無かったさ、当然。ただ僕も…あの時は余裕が無かった」

「良いよ、ごめん、分かってる。今のはただの嫌がらせ。皮肉だよ」

「君の冗談は分かりにくいから嫌いだ」

「だって本心しか言わないからね」

「……あっそう」

 

 

 この廊下で友達と話していると、まるで昔に戻ったかのようで口が軽くなってくる。

 昔はもっと喋ってたかな。

 

 …………昔かぁ

 

 

「……それで、なんで私がこの部屋に入れないって分かったの?」

「んー………………ユニはさぁ、悲しいことがあるといつもヘレナに慰めてもらってたろ?」

「………………うん」

「お姉ちゃんって言いながら、僕のある事ない事言ったせいで怒られたものだよ」

「……あれは、お前が悪い」

「揶揄うのは僕の生きる意味だもの……まぁ、それでね、ハッキリ言うけどさ、

 

 

 やめて

 言わないで

 

 

 早くドアを開けなよ、ヘレナがこの部屋にいる訳ないんだからさ」

 

「………………………黙れ」

「いいや、ヘレナは死んだんだよ。2年前のあの時に、この事実は変わらない、今はもう墓の下だ。死んだ人とは二度と話せないのさ」

「黙れ!!!!」

 

 

 遂に言われてしまった。

 1番言って欲しくなかった言葉。

 お姉ちゃんは、ヘレナ=クランケルはもう死んだのだ、と。

 もう話せないって、

 途端に頭の中で2年間引きこもっている間一度も消えなかった言葉がぐるぐると響き始める。

 布団に入っても本を読んでもご飯を食べても外を眺めても消えない、消えちゃいけない、消えてくれない。

 話せないなんてのは嘘だ、いつもいつも話しかけてくれるもの

 

 お前のせいで死んだんだ、と。

 

 何をする気も起きないし、何もしたくない、こういう時に私の事を励ましてくれたお姉ちゃんはもう居ない。

 私が殺したんだから

 私が

 

 ちがう、お姉ちゃんはまだきっと生きてる、何時も話しかけてくれるもん

 

 学校に行けばまた会えるよ

 部屋に入ったら何時もみたいにおかえりって言ってくれる

 ちがう、わたしがころしたんだ

 

 

「……キミが何を言われようと考えを変えないのは知ってる上で言う。あれは君のせいじゃない、僕の読みが甘かったせいだ」

ふざけんな!!あの時……!私がちゃんと…殺してれば……お姉ちゃんは死ななかった…………」

「違うね、あそこまで強引な手を取ってくると読めていたらそもそも君らが危険に陥ることすら無かった」

「そんな訳ないだろ!!だって……!だって…………皆……皆友達だと思ってたんだから……」

 

 

 革命の最後というのは、いつも下らない終わり方をする。

 どんなに強敵を退け、どんなに強力な王政を瓦解させた所で、その後に残るのは空っぽの玉座だけなのだ。

 

 そうなれば、今度は味方で殺し合う。

 

 私は、殺せなかった

 最後の最後まで、友達だと信じていたから、殺せなかった

 そのせいでお姉ちゃんは死んだ

 

 なんで?

 皆で、この国を良くしようって言ってたのに

 いつも夢を語っていたのに、なんで?

 

 私は2年間考え続けたのに、まだ分からないままだ。

 

 

「……僕は疑わなきゃいけなかった」

「無理だよ……だって皆でまたここで集まろうねって言ったんだもん……またここで作戦会議しようねって言ったんだよ……?」

「………………」

「…………この扉を毎晩夢見るの、皆が笑ってて、何時もみたいに、巫山戯たり課題したりとか、みんなに声をかけて回って……」

「ユニ、止めるんだ」

「……でもね、お姉ちゃんだけ居ないの何処にも居ない、だからおかしいなってここに来て、それで…………それで、開けたら……」

「止めろ」

「…………皆私が殺した死体になってる」

「はぁ…………」

 

 

 それを眺めて、私は何も出来ないままそこに立ち尽くす。

 呻いている友人を見ても何も出来ない、私は殺すことしか出来ない。

 お姉ちゃんだったら回復術式が使えるのに私はどうして使えないの?

 

 そうしてずっと眺めてて、何も出来ないけどせめて何かしようと動くと後ろからまた声が聞こえる。

「また何か余計なことでもするのか?」って。

 だから、もう全部面倒くさくなってきて、何もしたく無くなる。

 

 だからもう布団から出たくないんだ、私は。

 

 

「……それはただの夢だよ、ユニ。現実は夢現とは同居しない」

「……でも怖いんだもん」

「もんじゃないよ全く……まあ、そうだね。僕も怖いさ、僕がやらかして国を巻き込んでキミらの犠牲が全部無駄に消えてなくなる夢をよく見る。恐ろしいよ本当に」

「…………意外」

「繊細だからね僕は……だから、僕じゃ君は慰められないな。君の事を知り過ぎているし、気持ちが分かりすぎる。まずは自分のことをどうにかしろって言われちゃうさ」

「…………ユリアの所にでも行ってくるかな」

「おお、それは良いね。彼女きっと喜ぶよ……でも、今はそうじゃない」

「?」

 

 

 廊下の窓際に立っていたアルはガタンッと窓を開け、そこに脚をかける。帰るのか。忙しいもんな。

 

 

「今日!君と会えて良かったよユニ」

「うん、私もだよアル」

「でもね、キミらはまた新しい時代を生きているのさ!過去との出逢いを求めるのも間違ってはいないが、新しい縁を先ずは辿ってみるといい」

「……?どういう……」

「何時だって、自分が求めている場所は何処かにあるって事さ!精々僕に感謝してくれたまえ、また逢おう!」

 

 

 そう言い残し私がなにか言う前にふっとその場から消えてしまう。

 知らない魔術だ、また新しいのを作ったのかな?

 

 それにしても言うだけ言って去って行くなんてどういうつもりなんだ。

 結局煽るだけ煽って私はまだこの部屋に入る気は起きていないし。

 本当に何しに来たんだアイツ。

 ……ただ私に会いに来たって言うならまあ…言うこともないけどさ。

 

 はぁ……

 

 

「ユーニーちゃん、遊びましょ」

「わあっ………か、カレンちゃん?ビックリした、気が付かなかった」

「そりゃあごめんね……で、どうする?」

「……?」

「ほら、私と一緒に遊びませんか?」

「…………?????」

 

 

 

 ***

 

 

 

 上から聞こえてくる怒鳴り声を聞こえないふりをしつつ、歓迎会の準備を終わらせる。

 普段からあんまり喋る子ではないと思っていたけど、怒鳴り声まで出てくるとなると尋常では無さそうだ。

 

 アルシーダ様は久しぶりに友達に会えたというのに何をしているのだろうか。

 色々と励まそうとしてる私への当て付けか?

 そんなみみっちいわけないか……

 

 

「はぁ〜〜〜〜〜〜〜………………」

「はいそこ!ため息やめる!」

「うるせぇ!こっちは寿命が縮んだんだぞ!?」

「そうだ!人の心臓虐めておいてなーにが溜息禁止だこの野郎!」

「野郎じゃないです〜!みんなの可愛い可愛い委員長様です〜!」

「アタシ……見てるだけで死にそうだった……」

「俺ァまだ首が繋がってるよな……?」

 

 

 先程の私の啖呵は皆をひじょーに怖がらせたそうで今も尚雰囲気が終わっている。おいそこ、泣くんじゃない、まるで私が悪いみたいだろ。

 ちょっとこの国で2番目か3番目に偉い人に反抗しただけなのに何を今更。

 

 うん………………

 

 死ぬかと思った………………

 

 

「カレち?いい?本当にダメだよ?猪突猛進なのは知ってるけどね?でも相手は選ぼう?ね?アタシまだカレンと一緒に学校行きたいからね?」

「お前な、ミラガチ泣きしてたんだぞ、謝れ」

「ちっ……すみませんでしたー、でも私後悔してないもん!私自分の信条曲げるくらいなら死ぬね!」

「バカ!もうほんとバカ!アホ!スットコドッコイ!委員長!」

「委員長は悪口なのか?」

「このクラス限定だろ」

 

 

 まあ、流石にこれ以上はやるつもりは無い。

 後悔はしていないけれど反省はしているのだ、これでも。

 アルシーダ様は優しいお方だったので殺されずに済んだけど、他の人だったら普通に首が泣き別れでもおかしくない。

 今後は人見てからやりまーす。

 

 ちなみに今の私はテンションが幾らかおかしくなっている。緊張と開放感のダブルアップからの確変でそれでも!って聞こえてきた感じだ。

 また虹色が見えるぜ。今日を確変記念日〜国家反逆してみた〜の日とする。

 私ここ最近で脳が弾けたりし過ぎてバカになってる気がするんだよね。

 そろそろヤバいかもしれない。

 

 ……嫌でもアルシーダ様がまだいるって分かってんのにもうふざけ始められるこいつらに比べたら私だいぶマシじゃない?

 一発芸の練習とかし始めてるよ??

 おい、水使うなら外でやれ。

 

 ……とまあ、こっちもこっちで大変なんだけどさ。

 

 

「……上、なんか揉めてんねぇ」

「まあ積もる話ってやつだろ」

「料理冷めるから早めにしてくれないかな」

「お前人の心とかねぇのかよ…」

「うっさい!今の私は無敵なんだよ!」

「例えおかしくなっていても人の事を考えないで発言するのは本当に良くないよ?」

「……ごめんなさい」

「こっちは素直に謝るのか……」

 

 

 まあ料理云々は半分冗談だけどさ。

 昔馴染みの人と久しぶりに会って話す内容なんて、大概昔話だけって相場が決まってる。

 そういう時に楽しい話に花開くようならアルシーダ様はあんな事言わないし、私も言い返したりしなかった。

 絶対録でもない話に決まってる。

 

 過去のことをあーだこーだ言ったところで、自分の事を傷つけるだけでしかないのにさ。

 前を向くって言うのは過去を忘れるって話じゃなくて、今とどう向き合うかって話なんだから。

 

 

「決めた、私迎え行ってくる」

「おい!さっきの話聞いてたかテメェ!」

「このままグダグダやってもなーんにも起きないよバーカ!こういう時はしっちゃかめっちゃかにするのが1番なんだよ!」

「お前本当にテンションおかしくなってるって!止めとけって!!」

「おいマジでこいつ止めろ!」

 

 

 しかし私は委員長なので止まらなかった。

 

 全員なぎ倒し階段を登っていくとやはりまだ話し声が聞こえてくる……

 あれ?なんかアルシーダ様帰ろうとしてる?

 ……私のことがバレたか、ちっ

 

 まあ話はできたのだろう。

 何処か満足気な声な気がするし、私はやりたい事をやるだけだしね。

 

 普段締め切られた3階への階段を登り切ると、窓の外をぼんやりと眺めるユニがそこに立っていた。

 うーん絵になる。

 まあそんな事は良いとして、私は今彼女が何を抱えてるかも知らないし、人生経験も大きな差があるだろう。

 だから適当な事を言っても聞こえないし聞きたくないと耳を塞がれてしまう。

 だからこういう時は決まっているのだ。

 

 

「ユーニーちゃん、遊びましょ」

「わあっ………か、カレンちゃん?ビックリした、気が付かなかった」

「そりゃあごめんね……で、どうする?」

「……?」

「ほら、私と一緒に遊びませんか?」

「…………?????」

 

 

 一旦遊んで、過去のぐちゃぐちゃしたものから目を逸らす。

 目を逸らして、他にある物を見てもらう。

 

 そうすると、何だかそのぐちゃぐちゃした物をしまえる様な場所が見つかるのだ。

 この過去はこうやって整理しよう、この過去はまだ触れない、この過去は次に繋げられる。

 そうやって人は前に進むと16年生きてきた中で私は学んだのだ。

 

 

「遊び……は、今はいいかな……」

「えー?でもユニちゃ……ユニでいっか、ユニ今考えても仕方ないこと考えてるでしょ」

「え、や、え……な、なんで……」

「そんな顔してる。答えなんて無いのに考えて無駄に疲れるだけって感じ」

「そんなに具体的に……?」

「うん、してるしてる」

 

 

 どんな顔……?と呟きながらほっぺを擦る子を改めて正面から見ると、ただの小さくてなんかかわいいだけの女の子だ。きっとほっぺとかつねったらわ、わァ……!とか言い出すに決まってる。

 何をビビってたんだ私は、こんな小さい子に。

 

 ユニの手を取りグイッと引っ張りながら抱き上げる。ちっちぇや。

 慌てて降りようとするユニを私自慢の胸で拘束しそのまま305号室に進む。

 それに気がついたのか益々暴れるが知らねぇ!私には効かないねぇ!委員長だから!

 

 ガタンッと思い切り扉を開け中を見る。

 

 まぁ案の定というかなんと言うか、初めて入居した筈なのにユニの写った写真立てや、何処か生活感のある部屋がほこりに埋もれていた。

 

 誰もいない部屋だった。

 

 

「うーん…やっぱ埃すごいな」

「っ……ひっ…………やだっ…………!」

「誰か居たのかな、前の教科書とかあるね」

「居ない……居ないっ……!やだっ…………!」

「…でもまぁ良い部屋だね」

 

 

 本心からそう思った。

 廃棄された部屋は何処か物悲しく感じるけれど、それでもここに居た人は楽しく過ごしていたんだと伝わってくる。

 机の上に置いてある、作り掛けの刺繍を見つけ本当についさっきまでここにいてやっていたかのように感じて、その傍には課題でもやっていたのかノートが広げてある。

 

 私達と変わらない楽しい学生生活が垣間見えるではないか。

 

 

「刺繍とか置きっぱなしだね、これユニは出来る?」

「……私は、出来ない…………」

「そっか、じゃあ今度一緒にやってみる?ミラが出来たはず」

「……ミラちゃん、なんでも出来るね」

「そうだよー!なんでも出来るのあの子!凄いギャルなんだよ!太もも太いし!」

「……?」

「ごほん、というかノートとか課題とか有るし……なんか、ここだけ時間が止まってるみたいだね」

「…………止まってるよ、全部、何も……進まない……」

「そう?なら後で皆で片付けしようか?」

 

 

 そう言うと途端に俯いて胸に顔を埋めていたユニが飛び起き、また私から逃げようともがき始める。

 めっちゃビックリした顔してるじゃん、というか初めて見たそんな顔。

 

 

「えっ!?えっ、えっ、ちょ、ちょっとそれは待って欲しい……」

「なんで?」

「なんでって、えっと……なんで………………なんでだろ……」

「それはね、ここにいると昔を思い出せるからだよ」

「えっ…カレンちゃんが答えるの……?」

「昔を思い出すと、記憶の中にいる人が蘇ったみたいに自分に話しかけてくれる。それは幸せかもしれないし不幸せかもしれないけれど、皆それを追い縋ってるって私思うんだよね」

「…………ダメなの?」

「ダメじゃないよ、でもそうし続けるとその人のことを忘れられなくなる。人は忘れる生き物なのにね、過去は時々振り返るくらいでずっと後ろ向きに居ても何も進まないよ。」

「……そんなの!分かってる!そんなただの正論!分かってても出来ないからそうやって……!」

「だから、他の人が手伝ってあげるんだよ」

「え……」

 

 

 荒治療だけれど、この手が1番だ。

 過去に引っ張られる人にはその変化を見せて、昔のことなのだと割り切らせなければいけない。

 

 なんかもう面倒くさくなってきたから歓迎会の後に皆で押し入って片付けしちゃおう。明日休みだし。

 その後課題ユニに手伝ってもらおう。

 そうしたら、忙しくて多分全部忘れちゃうしね。

 

 

「後で皆で片付けるからね、嫌とは言わせないよ、こんな埃塗れの部屋にいさせる訳にも行かないもの!」

「でも……でも……」

「一旦片付けてから、その後に片付けた物を見るくらいが丁度いいよ。「こんな事もあったんだな」ってね!さー行こう!皆がお腹を空かせてる!私も空いてる!ペコペコ!」

「あぇ……」

 

 

 私は、クラスメイトのユニを抱き抱えながら部屋の外に出る。

 ここに居るのはただのクラスメイト。

 私の中で1番大事な存在であるクラスメイトの1人になったんだから。

 無理やりにでも笑わせて、その無表情を無くしてみせると今決めた。

 

 思い出はその後に浸ってもらうことにしよう!そうしよう!

 私は今と未来しか見てないのだから!

 

 

「ユニ好きな食べ物とかある?」

「えっ、いや…えっ……えっと…………あの…補給の……カロリーバー…………」

「え゛っ…あの味の無い砂みたいな……?」

「いや、えっと、そんな事ない……しっかり噛めば結構美味しい」

「じゃあ焼きたてパンを食べたらきっと世界が変わっちゃうよ!めーっちゃ美味しいから今まで食べたパンとか忘れちゃうかも!」

「……そんなに?」

「そうそう!他にもねぇ、楽しいの色々用意したから期待していいよ!きっとビックリすると思うから」

 

 

「今までのが全部!吹っ飛んじゃうくらいにさ!」

 

 







この度はコメディとは名ばかりの真面目な話をまじめったらしくバカみてぇにしてしまい申し訳ありませんでした。
私はふざけないと死んでしまう病気にかかっているので今回致命傷を負い筆が進みませんでした。

次回からはちゃんとふざけ倒すこと、ノルマである『学園無双〜うんたらかんたら〜』の名前を出すことを忘れないよう心がけ、執筆させて頂きます。

また、感想をくれた方、お気に入りしてくれた方へ
本当にありがとうございます
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