ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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01 反骨精神

 

目が覚めた時、おかしな世界に居た

 

浮島?小さな島のような場所、歩いてみる

 

まず重力がおかしい、体が軽い場所があれば、重い場所もある。地面は宙に浮いているし、幻想的だけど、えもいえない恐怖を感じる世界

 

 

ゲームでならこんな世界を知っているのだけど

 

そう、DPt

ポケモンのゲームソフト、プラチナに出てくる

「破れた世界」だ

 

目の前に巨大な竜が現れた

ゴウゥッと視界を下から上へと横切るその生き物

それは自分の知識にある「ギラティナ」だった

 

 

 

ギラティナは自分を静かに眺めていると、どこからか物体を寄越してきた

 

スマートフォン…いや、あれは

アルセウスフォン!?

 

拾ってみると、微妙にデザインの違うスマートフォン

なんか肋骨みたいなギラティナのデザインが微妙にダサい機械を渡された。夢かな?

 

『不服そうだな、ニンゲン』

 

端末に文字が入力された

 

ギラティナは微動だにしない

 

夢ではなかったか…あまりにも現実離れしていたので実は夢と思い始めていたのだが、そんなことは無かった

 

『コレはギラティナフォンだ』

 

(笑っちゃダメだ…笑っちゃダメだ…!)

 

『私がお前をこの世界に引きずり込んだ、私の叛骨計画の手足として働いてもらう』

 

 

…おっと、なんだか穏やかじゃないな?

 

『報酬はお前の記憶と帰還だ』

 

「…は?」

 

ギラティナフォンに映る言葉を見て思い出す

『記憶が大々的に抜かれている』ことを思い出す

 

元の世界のことや家族、挙句には自分の名前すら思い出せなかった。

 

 

覚えているのは、ポケモンのゲームの知識や豆知識とか

 

『まずは』

「まてよ、こんな訳わかんないところに連れてこられて?訳わかんないまま命令されて、はい、やりますなんて言うとでも思ったか?」

 

『悪くない叛骨精神だ』

 

そんな文字がギラティナフォンに入力されると

目の前のギラティナのフォルムが変わっていく

 

タツノオトシゴのような、ツチノコのような滑らかなフォルムから足がメキメキと生えていくような形態に

 

六本足に肋骨がむき出しで、ボロボロに見えるような羽

ギラティナのもうひとつの姿

その姿に圧倒され、その場に座り込んでしまう

 

 

『だが、時と空間を選ぶんだな』

 

その圧倒的なプレッシャーに、ただコクコクと頷くしか無かった

 

 

 

 

ギラティナはプレッシャーで圧倒してきた割には丁寧に説明してくれた(ギラティナフォンを通してだが)

 

 

『最終目標はアルセウスを打倒することだ』

 

落ち着くところは打倒アルセウスなのは予想通りだったけど

 

それまでの過程は何をしてもいいというものだった

 

好きな地方を冒険するもよし、好きなポケモンを集めるのもよし

 

この破れた世界は世界の裏側、地方の移動程度なら難なくこなせるようで、ドヤ顔?だ

 

時間移動は『まだ』出来ないらしい

 

…まだ?

 

 

加えて注意点もいくつか説明された

 

 

自身はどうやらモブ程度の影響力しか持たず

主人公たちの主役級の人物にはアルセウスの加護(多分、運命力とか主人公力とか)があり大きな影響を与えれないらしい

 

伝説のポケモンも注意があるようで

基本は一匹しかいない

例えば

現時点でグラードンを捕まえたら世界は海に沈むらしい

 

「まじか…」

 

『まぁパルキアはコッチに引きずり込んだんだけどな』

 

フンスと自慢げなギラティナ

その様子になんだか可愛らしく思えた

 

一匹しかいないが、ギラティナの支配下に落とせればそれはギラティナの力になるらしい

 

 

少しづつ力を貯めて、アルセウスに反逆するのだ

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