ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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11 ポケモンバトル!

 

 

ステインとレッドのバトルが始まった

 

ゴツイゴーグルをつけたベベノム

当然のようにレッドから奪った帽子を被ったピカチュウ

 

「まぁ、ある意味では特別な道具ね」

 

レッドのピカチュウは彼が博士からポケモンを貰う前からそばにいる相棒だ

 

完璧な、いや、未来でも読んでいるかと思うような意思疎通を二人の間で交わして何度も逆転してきた

戦略も何も無い

最強の気合と根性だ

 

いくらエリクサー博士のポケモン道具と言っても、アイツらには叶わない

 

今だって、中継で見た博士のベベノムとは段違いにのんびり戦っている

 

こだわりスカーフ、同じポケモンとは思えないほどにポケモンの能力を引き上げる代物だ

 

「あー、次の抽選いつかなぁ…」

 

『私だって、レア物欲しいのに!』

っと、今は2人の対決だ

 

 

ピカチュウの撹乱するような動きと電撃でのジャブ、本命のアイアンテールに至近距離での10万ボルト

どれもベベノムとステインは対処出来ずにボロボロとやられている

 

むしろあのゴーグル、邪魔そう?

 

毒技、ベノムショックかな?を使っているようだけど、ピカチュウとは格が違う

 

審判のグリーンも気が抜けたような顔をしてる

やな顔ね

 

そこからまもなく決着はついた

普段浮いてるベベノムが地面に落ちたからだ

 

 

「…ふーん」

 

「期待はずれって感じか?」

 

「そうねー…エリクサー印の…」

 

私の横にはいつの間にか人がいた、白衣を着た人物

 

「こんにちは、ブルー、高いビルから情報収集は良くするのかい?」

 

「え、エリクサー博士!?」

 

噂のエリクサー博士がそこにいた

 

 

 

 

「あ、あの、私こんなところ初めてで…お金もないし」

 

「あぁ、気にしないでいい、僕が持つよ、好きだろう?」

 

なんでか私はいまオシャレなカフェにいた

エリクサー博士と

オシャレっていうか高そう、高級、てか値段高い!

 

「僕も初めてだけど、まぁ値段が高ければ美味しいでしょう」

「…」なにそれ、いやなやつー

 

「かしこまらなくていい、…嫌な奴ーだろ?」

「…なんか、私のこと詳しいですね?」

 

「まぁ、キミについては色々と調べて来たからね」

 

するとエリクサー博士は私の経歴をツラツラと言い始めた

 

オーキド博士に選ばれた3人は

レッド、グリーン、リーフ

 

私は彼らの旅立ちが羨ましくてついて行くようにコッソリ出た

おつきみやまで事件に巻き込まれたりもしたけど、何とか幸運で抜け出してきた

そのおかげか、稀な経験は私を強くさせて、今では期待の新人トレーナー枠になれた

 

「…」

「だから君は図鑑を持っていない」

 

話の内容は分かるけど、意図は分からない

同じような歳に見えるのに、まるで全部見てきたかのように語る

 

得体もしれない恐怖というのだろうか

彼にそんな感情を抱いた

 

「あぁ、図鑑所持者はステータスじゃないのか」

「え!あ!?いやいや!欲しいです!図鑑!」

 

え、遠回しにポケモンずかんは欲しいかって聞かれてた??

分かりずらいよ!しゃんと言って!

 

「いや、でも、なんか嫌そうな顔してるし」

打たれ弱いか被害妄想激しいね!?

 

「全然!全然!」

「そういえばここの法律ってどうなんだ?俺って今、怪しい宗教?」

 

それは今更!

図鑑は欲しいです!

 

 

 

「…ここは面白いね、高い階のカフェ、バトルの様子もギリギリ見える」

 

なんかフワッとした感想を呟くエリクサー博士

下を見ると、ステインとグリーンがバトルしている

 

ベベノムと、タマタマかな?

んー、表情まではわかんないなー

でも善戦してるのはベベノム、ステイン側ってぽい?

 

 

 

 

 

 

「なるほどな!そのゴーグル、粉系の技が効かなくなるってやつか!」

「っ!ベベノム、ベノムショック!」

 

「こっちの戦術が1つ潰れちまう道具…!そそるぜ!でも技術が追いついてねーな、単純な技なら避けれるぞ!!」

 

 

グリーンも強い

レッドも強かった

 

僕は、まだまだ…!

 

彼らは「技術」を磨いている

技のキレや、技の避け方

戦術も立てていて

 

僕のベベノムのポテンシャルだけで戦うやり方じゃない

 

レベルが追いつかれれば、確実に勝てなくなる…!

 

グリーンのタマタマ

たまごの形をした集合体のポケモン

撹乱してきたり、ダメージを分散してきたりで決め手に欠ける

明らかにジリ貧だ

 

複数体を活かした波状攻撃にベベノムは翻弄され続けている

 

 

僕は、どう指示すればいいのかすら分からなくなって、負けてしまった

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