ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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14 ブラックシティより

 

私はコードネーム:スラッシュ

今いる所はイッシュ地方

順調にジムめぐりをしたところ

 

相棒のカミツルギのネームバリューでちょっとした有名人だ

 

「やぁ、きみ、エリクサー博士の助手だろ?女性の一人旅は危ないからさ、俺がついて行って」

 

シュランっ

 

パサパサ…

 

ナンパ男の服が切り刻まれた

「カミツルギ、上手く切れるようになったね」

 

「…は」

 

「せめて私の名前を知ってから出直してくださいな」

 

エリクサー印のポケモン道具を狙ってのナンパは数知れず、ついでに私も狙われ気味、でもいつもカミツルギが助けてくれる

 

そうして今日もポケモンセンターに全裸ナンパ男を放置して旅を再開した

 

 

 

私はかなりの頻度で襲われていた

この地方にいるプラズマ団とかいう奴らに完全に目をつけられたようで常に襲われ続けている

 

片っ端からひん剥いているけど

 

 

「この地方、殺伐としすぎなのよね、弟には任せられないわ…」

 

シンプルに治安が悪い

特にココ、ブラックシティ、嫌な金持ちばかりいるし

実際に嫌な奴ばかりいる

ジムリーダーもいないから管理も甘い

 

…ほら、たまたま通りかかったビルの隙間から悲鳴なんて聞こえてきた

 

頭の上で髪飾りの真似をしているカミツルギが引っ張ってきた

 

「…助けるの?正義だね〜」

『私は見なかったこと、聞かなかったことにしたいんだけど…』

 

少し歩いた路地裏

エリートトレーナーの服の女性が今まさに男性に襲われていた

 

服を引っ張られ、このままだと犯罪だなぁなんて、思ったところで、男の服が細切れになった

 

異常に気付いた男は周りを見て私を見つけた

無言で腕を振り上げで走り出した

 

 

「うわ、怖すぎ…」

 

たどり着くまでに、髪も髭も、あらゆる毛を剃られて、腹部にカミツルギ突進を受けた

 

「お、刃を立てなかったね、上達したね」

 

私の周りで嬉しそうに踊る?カミツルギ

 

「おっさん、次は体を削ぎ落とすよ

耳、指、足、腕、次は綺麗に切るってこの子が張り切っててね」

 

「…ちっ、ブラックリストの女か」

 

そう言い残すと走って逃げていった

はーぁ?ブラックリストってなに??

 

「お姉さん、大丈夫?」

「う、うん…ごめん、カッコ悪かったね」

 

エリートトレーナーとどこからか出てきた赤い髪の女の子が話している

 

「あんた、助かったわ」「お姉さん、ありがとう」

 

「…いや、別に」

 

エリートトレーナーは少し涙のあとが見える、けれど折れてはなさそうだ

 

まぁこんな街にいるくらいだもんね

治安悪いからはやく別の街行きなー?

 

 

何となく違和感があるのは赤い髪の女の子のほう

「なんでこんな街に小学生が?」

「う、えっと…」

 

ランドセル背負って、場違いとしか言いようがない

 

 

 

 

エリートトレーナーも連れてポケモンセンターに戻ってきた

女の子の話を聞く

 

「わ、私はミル、洞窟で迷子になってたんだけど、なんでか真っ暗なところにいて…でもいつの間にかこの街にいたの」

 

つまり何もわかんないってこと

 

 

色々と聞いてみたけれど、やっぱり小学生、情報が少ない

かと言って私じゃ手に余る

 

 

博士に聞くだけ聞いてみよっかな…

暗い世界っての、少し違うけどなんだか身に覚えがあるし

『名前はミル、赤い髪でツインテールでワッカ作ってる

手持ちはケーシィ、バトルしてくれなくって大変な目にあってる

家はハクタイシティって言ってるんだけど、イッシュ地方にそんな街ないし…

フカマルってポケモン探して洞窟に行って迷ってたらしい…この地方のポケモンじゃないよね

 

 

それで、洞窟→真っ暗で何も無い所→ブラックシティってたどり着いたらしくて

 

なんか研究所と関係あるかなーっておもった』

 

 

『ほう、面白い出会いをしてるね、直ぐに扉を繋いでくれ』

 

 

ふーん?面白いんだ

 

 

 

 

繋いで、やってきたエリクサー博士

寝泊まりは治安的にも毎日研究所に帰っているけど、なんだかんだで会わず話さずで久しぶりな感じだ

 

「やぁスラッシュ…うん、成長してるね、主に鋭さ、今ならトウコとかともヤレル」

 

「トウコ…最近話題のトレーナーだよね

私はもうジムバッジ全部集め終わってポケモンリーグ解放待ちなんだけど」

 

いつまで工事してるのかしら

 

「あー…BWのポケモンリーグは…まぁ、待つといい

トウコってのに興味が湧いたら1度会うといい、いいバトルになるよ

 

それはそれとしてプラズマ団狩りも頑張ってるようで」

 

「まぁね、向こうから絡んでくるんだけど」

「是非野望を打ち砕いてやって、うんうん、頑張ってるね、後で好きな道具を送るよ」

 

「あ、ほんと?ありがと」

 

 

「さて、それでその子がミルか」

 

「こ、こんにちは」

 

「赤髪、ランドセル、白長靴下、想像以上に小学生だな」

「靴下関係あった?」

 

「彼女はシンオウ地方のトレーナーだ」

「そ、そう!そのシンオウ地方!な、名前が出なかっただけだもん!」

 

「それ一番大事でしょ…ってシンオウ地方??」

 

その場では濁して言われたけど

ミルは暗い世界、ナゾノバショを通ってこの地方に来たらしい

博士には心当たりがあるんだ…ふーん?

 

破れた世界を経由すると危険な存在らしい

博士がポケモンを託すことも、破れた世界を通してシンオウ地方に返すことも難しいとのこと

 

 

「あぁ、だからコレを旅行だと思って、楽しみながらシンオウ地方に帰ろう」

 

「たのしむ?」

 

「ここに観光地へのチケットがある

場所はリバティガーデン島、船で行く小さな島でね、そこを巡ってから、帰れば、楽しんで帰れるだろう?」

 

「りょこう…!」

 

ミルは目をキラキラさせている

博士がみているのは私

 

「あ、もしかして」

 

「あぁ、スラッシュが引率だ」

 

子守りじゃん!!

 

 

 

 

たしかに空港のある街の途中にある街で船に乗るみたいだけどさぁ

(空港のある街:フキヨセシティ

途中の街:ヒウンシティ)

 

子守りするのは違うじゃんね…

 

 

それより、港で見かけたトウコ、あの子の殺意ったら、なんだか興奮しちゃう…

闘志を焚きつける目をしてた

 

空港に送り届けたらトウコ探しをしてバトルを申し込めないかしら

 

 

そんなことを思いながら船に揺られていた

ミルはこの1週間近く、ずっと元気だ、しかもなんか懐いてきた…嫌な気はしないけど

 

「それでね!その映画の元気メイっぱい!メイちゃんがすっごいキラキラしてて!」

 

今は女優の話をしてくれてるんだけど

ごめん映画全然みてなくって

アイドルのルッコなら聞くんだけど…

 

だから曖昧にふーん、とかへーとかの相槌になってしまうけど、ミルは全然嫌な顔しないで話している

 

楽しそうなミルを見ているとなんだか私も元気を貰えるようだ

 

 

そして見えてきた島

 

あれがリバティガーデン島

真ん中に塔みたいなのが…なんか変な旗?が見えるなあー

 

見覚えあるなー

 

 

プラズマ団が占拠してるっぽいなぁー!!

 

「カミツルギ〜」

「シュランッッ!」

 

やっちゃうか〜

 

 




(メイ達BW2組は都合上2年ほど女優業、俳優業をやってもらうかもしれません)(メモ、勝手に変わるかも、扱いが難しいので)
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