ポケモン世界をゲーム知識で好きに生きる   作:ふぁいる

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18 身内大会

 

あーーーー気が重い!

「んじゃ、学会に呼ばれてるから」

「はぁい」

「いってらっしゃいませ」

「お布団温めておくわ!」やめれ

 

 

パタン

 

本日はエリクサー博士が講師として出る日

場所はイッシュ地方で助手にスラッシュとヴィクトリア(ミル)

 

残りはお留守番である

しかし、大人しく、はいそうですかと言う人物では無い、良くも悪くも個性の塊なのだから

 

 

「さて、今日の資料、誤字脱字チェックとして読ませていただいたこと、記憶に新しいと思います」

 

研究所に残った面々が頷く

 

「こんな知識がサラリと出てしまうエリクサー博士、尊敬以上に畏敬の念を覚えるところです。

 

相変わらず何をどこまで知っているのか教えてくれない博士ですが、私アビー…失礼、コードネーム:ライトニングは博士に交渉してきました。

『普段頑張っている私たちにご褒美とかないですか?』と

そうしたら博士も何か思うところがあったのでしょう

返答に困っていました。

 

そこで、『1回だけなんでも教える券』なんてどうですか?と提案、無事に通りました

 

 

ご用意しております

コチラ『1回だけなんでもをシ得る券』でございます

 

こちら、博士に確認の元、判子を貰っております!正真正銘のなんでもシ得る券です!!」

 

 

「「「うおおおー!!」」」

 

『エリクサー、最近疲れてたからなぁ』

研究所の女性たち(主に、ステインもいるけど)をみて温かい目をするギラティナ、同情を抱く

 

「この券があればなんでも出来ます!さぁ!この券が欲しいですか!?」

「うおー!」「ほしー!」「よこしなさい!!」

 

 

「というわけで、身内大会をします」

 

スンッ

 

空気が凍った

 

エリクサー研究所、第1回身内大会が始まった

 

 

 

 

ステイン(スラッシュ弟)『ベベノム』(他にカントー地方で捕まえたポケモン達)

 

レイ(ブルー)『ツンデツンデ』(ピクシー、ミュウツー、他カントーポケモン)

 

ライトニング(アビー)『デンジュモク』(他カントー、イッシュ、カロス、ジョウト、ホウエンに移動経験あり)

 

パラサイト(スラッシュの友人)『ウツロイド』(放浪癖あり、どこいってんだコイツ)

 

ブラスター(振袖)『テッカグヤ』(カロス地方出身)

 

ビューティー(エリートトレーナー、アヤカ)『フェローチェ』(アブソル他、カロス地方出身)

 

 

 

不在・不参加

スラッシュ(ステイン姉)『カミツルギ』(エルフーン、他イッシュ地方で捕まえたポケモン達)

ヴィクトリア(ミル)『ビクティニ』(ケーシィ、シンオウ地方出身)

 

空席

イクスパンション・グラトニー・バースト

 

 

 

 

こんにちは、ブラスターです、記録のために今こうしてビデオを回してます

 

ライトニングに勧誘を受けて、博士の事務処理を手伝っています、手伝うというかひとりで全部やってます

振袖が好きなので、空き時間に自作してたりします

もし優勝出来たら…特にないんですよね

お金の流れを知ってるから言えることですけど、無尽蔵に湧き出てるようなものですし

 

まぁ、テッカグヤちゃんの訓練はしてるけれど

あの人たちに勝てるビジョンが見えないです

 

先ほどレイさんとライトニングさんの1試合目からレベルの違うバトルが繰り広げられました

シード枠の私とステインくんは口がポカンと空いてましたから

 

今はパラサイトとビューティーがバトルしてますが

ポケモンの技より、速さやサイコパワーでの小回りが効いた方が強そうと思えてしまいます

 

少なくとも、あの人たちにテッカグヤちゃんだけで挑むのは間違ってる、そう思えます

 

あー、もし勝てたら博士に可愛くてつよいポケモンの生息地を聞いて行こうかしら…

 

 

あ、次は私の対戦です、バトルビデオモードに切り替えるので一旦切りますね

 

 

 

 

 

「テッカグヤ、デカくて、タフで、勝てるビジョンが見えないのだけど」

『先のバトル、ビクともしてなかったな』

 

決勝はレイVSブラスターとなった

 

注目すべきは、今大会で最大火力を誇るミュウツーがテッカグヤを突破できるかどうか

 

出来なければレイの他のポケモンでも勝つことは出来ない

 

「つまり、ミュウツーにかかってるわ!」

『ふん…』

 

フェローチェの打撃もテッカグヤは動じなかった

そのままヤドリギに体力を奪われて戦闘不能

 

 

『つまり、最初のヤドリギを喰らわなければいい』

 

「スマートホーンって技が必中技らしいのよ」

 

テッカグヤがその場で一回転した

ジェットを使った力技での回転

 

一瞬の出来事

力技での回転にちょっとした突風が起きるほど

 

 

そして、ミュウツーもその風に煽られた

 

『…』

「ミュウツーってネタポケモンだったりする?」

 

ミュウツーは静かにキレた

 

 

突風の合間にスマートホーンという技を使ったテッカグヤ、その技と同時にヤドリギの種を使っていた

 

攻撃の当たったミュウツーにヤドリギが植え付けられる

これでバトルに時間制限が生まれた

 

テッカグヤとしてはあとはまもるで致命傷を防ぐだけだ

 

 

「サイコブレイクを何とか当ててみて、それからね」

 

そこから防戦一方のやり取りが始まった

 

防戦一方なのに不利なのは攻撃側だが

何度か不意打ちの末にサイコブレイクを当てることに成功するも、時間経過で体力を回復されてしまう

 

恐らく2回は当てなければならない

そしてそんな猶予は与えられないだろう

 

『…負けだな』

「えー!ミュウツーぅ〜!」

レイは涙目になりながらミュウツーに訴えるが現実は非情である

 

時間経過によりミュウツーの体力は底を尽き

勝ち星を飾ったのはテッカグヤだった

 

 

レイは次のポケモン、ツンデツンデのモンスターボールを出そうとして、辞めた、そして手を挙げる

 

「負けです」

 

優勝はブラスターとなった

 

 

 

 

その後、「なんでもをシ得る券」の授与式らしきものが行われ身内大会は終わりとなった

 

今は研究所でお菓子パーティーだ

 

 

『みんなのポケモンは回復しといたぞ』

「助かる、早いな?」

「あ、ギラティナママありがと〜」

「ありがとうございます」

「あ、ありがとうございます…」

 

『…?』(何か変な呼ばれ方をしたような)

 

ギラティナは破れた世界から出るとアルセウスに観測されてしまうため出ることが出来ず、絶賛引きこもっての物作りにハマっていた

今回作ったのはポケモンセンターにある回復機

どうやら上手く機能したようだ

 

人が多くなったことで会話する機会が増えた結果テレパシーも随分と上手くなった

 

そしてこの生活に大変満足していた

一応邪神である

 

 

「ねー、ウツロイド以外使わないの?」

「単純にUB限定大会だと思ったのよ、ビューティーみたいにアブソルとか使っていいなら出してたわよ」

 

「あら、出したところで私のツンデツンデに勝てたかしら」

「はー?余裕よ!なんならミュウツーとか言うのもけちょんけちょんにしてあげるわ!!」

「だって」

『ふむ』

「うわ出た」

 

『…』

 

感情の起伏の激しいパラサイトを見て色んな人間がいるのだと学ぶミュウツー

頑張れ、そいつは特に変だぞ!

 

 

シャラン

 

『みんなー助けて欲しいのー!』

 

研究所のお菓子パーティーをしていたリビングルームの真ん中にセレビィが現れる

本日はエリクサー博士について行ってる予定だが

 

「どうしましたか」

「しちげんじん?とかいうプラズマ団の強いおじさん達がきて人数不利かしら!」

 

「皆さん、ワールド団としての活動です、博士からこのパターンを事前に聞いてましたので、代わりに指示を出します」

 

「さすが博士ね」「なんでライトニングが仕切るかしら」「初仕事だわ!」「ぼ、僕だって…!」

 

 

ライトニングが指示を出していく

その指示の中にはお揃いのマントを着るというのもあった

黒を基調とした一定間隔に横線が入ったマントを配っていく

それぞれのサイズにバッチリなこのマント

作成者はギラティナだ

 

それぞれ、種類の違う小物も渡される、もちろん作成者はギラティナ

 

ギラティナはめちゃくちゃに楽しんでいた…!

 

 

「よし、それでは、行きましょうか」

 

『いってらっしゃい』

 

このギラティナ、邪神である…

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